出来高とは|株価予測の精度を上げる大事なポイント

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出来高は、売買代金と並ぶ注目度をはかる重要な指標の一つです。

この記事では、出来高を活用して日々の売買で気づきが得られるよう実例も交えてお伝えしていきます。

そして、あなたは気づきが得られることで、今まで以上に利益を出しやすくなりますので、最後まで読んで自分のものにしてください。

出来高とは

出来高とは、「売買された株の取引量」のことを指します。買いたい人と売りたい人が沢山現れると増えていきます。出来高が高いことは、その銘柄の取引が活況であることを意味しています。

一般的に、株価が下がっている時に出来高が増えてくると、下落が止まるサインであることが多いです。

一方で、株価が上がっている時に出来高が下がってくると、株価上昇が止まるサインであることが多いです。

このことから、出来高に関して、前者の場合は買いサインで、後者の場合は売りサインであると、誤解されやすいです

ただし、出来高だけを見て、そう判断するのは早計です。詳しくは後で説明します。

出来高の見方

その前に、出来高の見方を確認しておきましょう。

出来高は、ヤフーファイナンスや各証券会社のアプリケーションから見ることができます。

私は、楽天証券のアプリ「iSPEED」で見ています。

楽天 iSPEED

このように、個別銘柄のサマリー画面から出来高を確認することが可能です。具体的な数字は「市況情報」を押すと見ることができます。

出来高と株価の関係性

出来高が高いということは、投資家の注目が集まっている証拠です。

先ほど少し触れましたが、出来高だけで株価の予想をするのは危険です。確実に言えることがあるとすれば、出来高が増えた結果、株価が大きく動くということのみです。

上昇するのか下落するのかを判断するには、その銘柄に対する投資家の期待を分析する必要があります。

では、くらコーポ(2695)の例を見てみましょう。

週足

くらコーポは、四半期決算ごとに大きく株価が動き、それを反映するかのように出来高(黄色枠)も高くなる傾向がありました。

ご覧のように、株価が比較的低いところで出来高が急増して、必ず上がるわけではないですし、株価が比較的高いところでそうなって、必ず下がるわけではありませんね。

ここで、さらに理解を深めるために、過去1年で最大の出来高を記録した期間である「赤枠のローソク足」の部分を日足で見てみましょう。

日足

一年の中で最高値をつけてから、株価が下がっているところで出来高が増えています。

単純な理解では、高値付近での出来高増なので、売りサインと単純に考えてしまうかもしれません。

しかし、ここでは出来高急増に伴い、大きく窓を開けて上昇しました。これをみて、端的に出来高だけで判断してはいけないことが分かりますね。

さらに、注目するべきは、この後、1週間で1,000円以上も売られ、その後、窓(緑丸)を埋めるために一気に買い戻されていることです。

そもそも、決算発表の翌営業日から株価の下落が始まっています。それは、同社の業績の成長が鈍化していることによって、投資家の失望が高まったことが原因です。

さらに、一個前の週足のチャートの白丸の部分をもう一度見てみてください。そこで窓が開いていますので、その窓を埋めるように、株価が下落する可能性があると考えることができます。

つまり、同社には、出来高増しの時点で、

という二つの背景があったのです。

単純に出来高だけで判断して、株価を予想するのではありません。

まとめ

出来高は「買い」や「売り」のサインになると誤解してしまうことが多いですが、決してそうではありません。

出来高だけでは未来の株価は予測は難しいのです。

つまるところ、出来高は、他の材料と合わせて総合的に判断することで、はじめて未来の株価予測に繋がります

出来高は、あくまでも銘柄の活況度を意味します。活況度が増した背景には、何かしらの理由があり、それを見つけることがもっとも大切なのです。

その理由は、

  • 業績の良し悪し
  • 新商品・新サービスへの期待
  • 企業や運用会社の思惑(仕手筋)
  • スキャンダル

など、様々です。

出来高は、株価の異変に気付くためのものであり、それだけでは投資で利益を追求することは難しいのです。

投資で利益を追求するときに最も大切なことは、企業の変化に誰よりも早く気づき、かつ企業に詳しくなることです。

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遠藤貴司

遠藤貴司

高校在学中に、実店舗とネットで小売り事業を始め、経済に目覚める。大学入学後に株式投資を開始。卒業後は専業投資家を経験。数々の金融ショックから資産を守り膨張させる。現在はマクロ経済分析を基に、国内外の株式や商品先物などで運用を行う兼業投資家。得意な運用手法は、割安な銘柄を買う「バリュー投資」と時代の変化に着目した「パラダイムシフト投資」。趣味はカメラとドラム。

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