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投資を始めるためには、様々なことを学ぶ必要があります。投資で利益を積み重ね続けていくことは簡単なことではないので、それはある意味で仕方のないことですがあまりに学ぶことが多くて無駄なことまで吸収してしまう投資家が非常に多いのが事実です。
特に株の売買タイミングを知るためのテクニカル指標には膨大な量の情報があり投資初心者にとってはいったいどの指標のどこが必要なのかがわからない人が多いようです。
そこでこの記事では、投資初心者のためにできるだけ無駄を排除して効率的にテクニカル分析を知るための情報をまとめました。投資を始めてまず必要なものから中級者へなるための指標、そして補助的に使用するべきものまで段階的にまとめています。
重要なもの順にご紹介していきますので、参考にしてみてください。
目次
株価チャートを見ると一目瞭然ですが株価の動きには波があります。その波がある程度規則性をもって時間とともに形を作ったものが株価チャートです。そしてそのチャートには大きく分けて3つの波の動きがあることがわかります。
株価の動きが大きく分けて上記3つの流れに分かれるのです。そしてその流れはすでにおつたえした波によって作られることになります。
下記は日経平均の月足チャートです。
ダウントレンド(赤丸)から始まり、よこばいレンジ(緑マル)を経て、アップトレンド(青丸)へと移っていることがわかります。ここ10年間の日経平均の動きは大きな目でみると下落、横ばい、上昇の3通りをすべて経験していたのです。このトレンドの中には小さな波(上下)があることがわかります。
株式は基本的にはこのような動きをします。この動きのトレンドの把握から次の株価の動きを読み取ろうというのがダウ理論なのです。
ダウ理論はおもに株価のトレンド把握をつかむための法則が紹介されています。100年以上有効な重要指標(理論)として抑えておきましょう。より詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。
参考記事)
ここでご紹介するすべてのテクニカル指標の土台となるのがこのローソク足です。下記のような形をしています。
このローソク足はその期間が示す始め値と終値、高値と安値を瞬時に読み取ることができるすぐれた指標です。この足を連続して重ねてみることで、株価の動きが今どのような状態なのかを図っていきます。
ローソク足の基本的な知識やパターンを把握して投資に活かしていくようにしましょう。ローソク足の組み合わせによって次の株価の動きが見えてくることがあります。
有名どころだと酒田五法とよばれるローソク足の法則があります。なかでも投資をする上で重要なものを下記ページにまとめています。
参考記事)
株価チャートを利用して投資をする上でローソク足の次に必要なテクニカル指標、それが移動平均線です。短期投資家から中長期の投資家にいたるまで株価を買うタイミングを計るうえで必須とも言える指標です。
移動平均線はその名の通り株価の動きを一定期間で区切り、その平均値を結んでできる線のことです。下記チャートにはローソク足に2本の線が絡んでいますが、両方とも移動平均線です。
5日移動平均線(株価ローソク足に絡む紫の線)
25日移動平均線(緩やかな緑の線)
5日移動平均線で短期的な株価の方向性を探り、25日移動平均線で株価の中期的な動きを把握します。日足チャートにおける移動平均線は特に短期投資をする人に好んで使われる指標です。
この2本の線を利用することで短期、中期での株価の強弱から売買タイミングまで様々なことがわかるのです。
参考記事)
大事なテクニカル指標のうちの一つに出来高があります。
証券会社の情報ツールで株価チャートを開くと、デフォルトの設定がローソク足、移動平均線、出来高の組み合わせとなっているものが多いですが、それくらい出来高も取引において使用されます。出来高とは簡単にいうと、その銘柄がどれくらい取引されたかを表示するものです。例えばある銘柄が1000株約定すると、出来高は1000株となります。人気化している銘柄はこの出来高は多くなります。
この出来高によって、株価の動きの流れを出来高の増減によりある程度把握することができます。人気化して株価が大きく上昇する前には株価の急騰とともに株式の出来高は大きく増加します。
出来高の推移により株価大幅上昇の初動をとらえることができるのです。
参考記事)
株価チャートはローソク足の集合体により一定の形が形成されています。そして株式市場の長い歴史の中で、そのチャートの形には一定のパターンができていて、あるパターンが出現するとその後株価は下落する傾向があるなどといったものが存在します。
チャートには人間心理が全く隠されることなく出現しています。たとえば株式に関するニュースには真偽不明の「フェイク」がたくさんありますが、株価チャートはすでに売買された記録であるため嘘が一切ありません。このチャートのパターンでは人間心理はこうなっているなどある程度の予測をすることが可能です。
例)ヘッドアンドショルダートップ、ブレイクなど
一つの例としてブレイクを挙げてみます。
赤い線にそって上昇を続けた株価が急に下落を始めました。ちょうど赤い線(トレンドラインといいます)を破るように下方に株価が伸びているのがわかります(丸印)これはブレイクと言われるチャートのパターンの一種です。
ブレイクなどはチャートパターンにおいては信ぴょう性が高くなりますのでしっかりと押さえておく必要があります。
参考記事)
株価の流れ(トレンド)には上昇、下落、横ばいの3種類です。
一見わかりやすい上昇、下落に比べて、横ばいかどうかの見極めは難しいものです。また株価が横ばいの時には短いスパンで上がったり下がったりするため、株を買ったら下がり、売ったらあがるといういわゆる「往復ビンタ」による痛手を食らいやすくなります。
しかしそのようなレンジ(横ばい)の状態で円滑に取引するための指標が幾つかあり、その中の一つがRSIと呼ばれるものです。
RSIの使い方は非常にシンプルで、RSIの数値が80%まで上昇するとそろそろ売り目線、20%まで下落するとそろそろ買い目線になるというものです。見た目にもわかりやすいので特に初心者に好まれるテクニカル指標ですが、使い方を間違えると痛い目を見ます。オシレーター系の指標なので上昇や下落のトレンドが出始めてしまうと役に立たなくなってしまうのです。
RSIに関しては事例を使って下記の記事にて解説しています。
参考記事)
最後になりますが、MACD(マックディー)と呼ばれる指標があります。この指標がトレンドが出ているかどうかの確認をすることができる指標です。
また補助的に使用することでレンジから株価が抜け出してその後大きく上昇する初動をとらえる使い方もできます(この使用法が一番収益に結びつくかもしれません)
レンジを抜け出して株価が一方向へと伸びることを「ブレイクアウト」といいますが、ブレイクアウトとMACDのコンビネーションは下記の記事で事例付きで解説しています。
この記事では投資初心者にオススメしたいテクニカル指標を7つまとめました。
まずは必須のものとして、ダウ理論、ローソク足、移動平均線を覚えましょう。次に中級になるためにより深くチャートを分析するための出来高とチャートパターンの使い方を覚えていきましょう。最後に補助的な役割を持つRSIとMACDをおさえるとうコースで行くのが最も効率的かと思われます。参考にしていただければ幸いです。
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