FXの仕組み|為替レートを動かす2つの要因とは

FXで稼げるようになるには、「為替市場において、何が為替レートを動かしているのか」という仕組みを理解することが大切です。

結論から言うと、それは「投資家の集団心理」です。その「集団心理」が、どういう意味で使われているのかを正確に理解することがポイントです。

この記事では、

  • 為替市場を動かす「集団心理」とは具体的に何のことなのか
  • 何が集団心理から冷静さを失わせるのか
  • 市場参加者が冷静さを失っている時に、あなたがどう考えるのか

を、出来るだけ分かりやすく解説しています。これらをしっかり理解しているのといないのとでは、実トレードで大きな差になって現れます。ぜひ、他の投資家より一歩リードしましょう。

執筆者
ぶせな

ぶせな

専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを始めて8年で1億5千万円を突破。 自身のブログ『FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」』では、定期的にトレードの損益を公開中。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』(日本実業出版社)がある。

1.為替レートを動かす2つの要因

まず、FXは、為替レートの違いを利用して為替差益を得る取引です。

例えば、為替レートが1ドル=100円の時にドル円を買い、1ドル=105円の時にドル円を売れば、1通5円の利益を得ることができます。つまり、為替レートが上がるか下がるかが分かれば、利益を得られるということです。次の図でイメージしてみて下さい。

FX 仕組み

では、その為替レートは、どのような要因で上下するのでしょうか?

結論から言うと、為替レートは、その通貨に対する需給によって決まっています。需給とは、言い換えると、以下の4つの勢力の攻めぎ合いのことです。

4つの勢力 影響
①ドルを買いたい人たちの勢力 ドル高:ドル価値を上げる
②ドルを売りたい人たちの勢力 ドル安:ドル価値を下げる
③円を買いたい人たちの勢力 円高:円価値を上げる
④円を売りたい人たちの勢力 円安:円価値を下げる

例えば、①の勢力が伸びればドル高が進みますし、④の勢力が伸びれば円安が進みます。

そして、同じ方向の勢力が組み合わさると、さらに強い力になります。例えば、①と④の勢力が伸びればドル高円安が加速しますし、②と③の勢力が伸びれば円高ドル安が加速します。

それでは、何がこの4つの勢力を動かす要因は何でしょうか。これには、大きく分けて2つあります。

  • ファンダメンタルズ
  • テクニカル

突き詰めて言うと、この2つが為替レートの行方を決めています。それぞれ詳しく見ていきましょう。

2.ファンダメンタルズとは

ファンダメンタルズとは、国の経済状態を表す指標のことです。

例えば、日本の経済状態が良ければ、市場参加者は「これから日本円の価値が上がるはずだ」と考えて、円の需要が高まります(=円高)。同じように、アメリカの経済状態が良ければ、「これから米ドルの価値が上がるはずだ」と考えて、米ドルの需要が高まります(=ドル高)。

そして、FX市場の参加者は、以下のような経済指標から、ファンダメンタルズ(その国の経済状態)を判断しています。

  • 雇用統計などの主要な経済統計の発表
  • 選挙
  • 要人発言
  • テロ

例えば、2008年後半に、アメリカでリーマンショックが起こったのを覚えていますか?

この時、ほとんどの市場参加者が、「アメリカの経済は危険なのではないか」と思いました。当然、その国の通貨であるドルも大きく価値を下げました(=ドル安)。そして、ドルと相対的に比べた時の各国の通貨の価値は上がりました。これは、日本では、日銀短観発表や金融政策会合、景気動向指数や政策金利の発表などが日本円の需給に影響を与えました。

このようなファンダメンタル指標が、投資家の特定の通貨に対する認識を変えます(=投資家の集団心理を変える)。そして、投資家の集団心理が変わると、その通貨に対する需要も変わります。これが、ファンダメンタルズが為替レートに影響を与えるメカニズムです。

ファンダメンタルズもテクニカルもどちらも重要ですが、デイトレードスキャルピングなどの短期投資では、テクニカルの知識が必須です。一方、ファンダメンタルズは、基本的には数ヶ月〜年単位の長期投資の際に重要になってきます。

ただし、国際サミットでの要人発言やテロ事件のような出来事が、一時的に短期市場を動揺させることがあります。そのため、あなたがトレードをする日に、経済指標の発表の予定があるかどうかを確認し、それが短期市場にどのような影響を与える可能性があるのかを事前に考えておくのが理想的です。

では、経済指標の発表の日時や意味をどこで知ることができるのかというと、私がメイン口座で使っているヒロセ通商の『経済カレンダー』や『経済指標の読み方』が便利です。確認しておきましょう。

3.テクニカルとは

投資家の集団心理を動かすもう1つの要因が、テクニカルです。ざっくりと言うと、チャートの動きのことです。チャートには、相場の値動きがリアルタイムで表示されています。

FXをやっている人は、ほとんどと言っていいほどチャートを見て売買しています。そして、チャートを見て、「価格がこのポイントまで来たらドル円を買おう、あのポイントまで来たらドル円を売ろう」などと、売買のタイミングを計っています。

そして、多くの人が同じポイントでドル円を買おうと考えているとしたら、そのポイントに来た時に、買い注文が急増します。つまり、ドルの需要が急増するということですね。これは、円安に進むことを意味します。

このことから、「チャートは、市場参加者の欲(通貨に対する需給)を反映している」といえます。

チャートに関する正しい知識を持って深く分析すれば、

  1. どこで価格が下げ止まるのか(=その他大勢の市場参加者は、どこで買いまたは売りポジションを持とうとしているのか)
  2. 価格がどちらへ動くのか(=その他大勢の市場参加者が、どこで買いまたは売りポジションを決済しようとしているのか)

が分かるようになります。

テクニカルとは

ファンダメンタルズがなくてもトレードしようと思えばできますが、チャートがなかったら、絶対に取引できないし、してはいけません。逆を言うと、チャートを正しく見ることさえできれば、FXで勝てるようになると言っても過言ではありません。

繰り返しますが、FXでは、ファンダメンタルズよりもテクニカルのほうがはるかに重要です。

テクニカルに関して
成功するために必要なテクニカル分析(チャート分析)について学びたい方は、『FXチャートの見方|トレードで勝つための正しい知識』から徹底的に読み進めて下さい。覚えるべき知識は多いですが、実際にトレードをする時に意識すべきことは、それほど多くありません。ただし、あくまでも正しい知識があることが前提なので、まずは集中して短期間で読み終えることを目標にしてみて下さい。その後、思い出す度に読み返していけば、どんどん知識が深まっていきます。

為替レートは投資家心理で動く

この記事で一番お伝えしたかったことは、「為替レート(相場)は投資家の集団心理で動く」ということです。

ファンダメンタルズは、投資家のその国に対する見方を変えます。国に対する見方が変わると、その国の通貨に対する見方も変わります。良い見方であれば、その通貨の需要が増えて高くなりますし、悪い見方であれば、その通貨の需要が減ってやすくなります。

需要を決めているのは、あくまでも投資家心理です。ファンダメンタルズは、単に投資家心理に影響を与える要因に過ぎません。

テクニカル(チャート)は、投資家の欲をそのまま表しています。そして、より多くの投資家の欲が重なるポイントほど、価格が止まったり、価格が動いたりするポイントになります。つまり、テクニカルでも、為替レート(相場)を動かしているのは、あくまでも投資家の集団心理なのです。

このことは、必ず覚えておいて下さい。相場の背後に集団心理が動いていることをしっかりと認識することは、FXの実戦で大きな意味を持つようになります。

利益を最大化するために
ぶせな氏をはじめとした億トレーダーが
使っているFX口座とは

当サイトでFXコンテンツを執筆いただいているぶせな氏のノウハウを実践するなら、ぜひ口座選びにもこだわってください。

ぶせな氏は「口座選びを適当にやっていて勝てるようになったトレーダーは見たことがない」と仰っています。ぶせな氏が利益を最大化するために実際に使っている口座は、『FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい6社の徹底比較』で詳しく解説しています。また、最新のおすすめと人気の10社から選ぶ場合は、『【2019年上期】FX口座おすすめ10社を徹底比較!億トレーダーのレビュー付き』をご活用ください。

無料動画:FXで8年間で平均利回り163%を達成して、1億5千万円の利益を稼いだトレード手法の全て

busena


当サイト『投資の教科書』でFXの記事を執筆しているぶせな氏は、本格的にFXを始めて8年間で1億5,000万円以上の利益を稼いでいる専業トレーダーです。


もちろん、運で勝ってきたのではありません。「勝ち続ける」ということを真剣に追求してきた結果です。そのことは、年ベース負けなしで安定した利益を得ていることからも、確かな事実です。


その結果、平均163%の年間利回りを記録し、毎月安定して150万円前後の利益を稼いでいます。


そのぶせな氏の具体的な手法、例えば、


・手法のベースとなっているスキャルピングの具体的かつ実践的な手法
・エンベロープや移動平均線のチャートの具体的な設定方法
・現在の利益の約3割を生み出しているデイトレードについて
・その他、FXで利益を飛躍的に高めるためのノウハウ


などをさらに深く知りたい方は、ぜひご確認ください。


特に、十分な投資資金がなくてFXに活路を見出したい方や、すでにFXは始めているが勝てるようになるまでの道筋が見えない方は、どこよりも役立つ本物のノウハウや経験を得ることができます。


ぶせな氏の実践方法を見る

最強のFX 1分足スキャルピング

著者:ぶせな


カリスマ人気トレーダーが「負けない」売買方法をはじめて公開!


圧倒的な結果を出し続ける著者が、独自に開発した「スキャルピング手法」(エンベロープを表示した1分足チャートを見つつ、ネックラインを引いて確実性を出す投資法)を紹介。 この手法を確立し、8年間負けなし、平均年間利益163%を達成している著者が、「常勝トレーダー」になるための方法を解説していきます。 著者は過去にやみくもにトレードをしていた結果、リーマンショックのときに1か月で1,100万円を失うという事態に直面。 その後、数々の試行錯誤、検証を重ねてたどり着いた手法をブログや雑誌の記事などで紹介したところ、「これなら勝てる! 」とトレーダーから根強い支持を受けています。


詳細はこちら

インタビュー

ヒロセ通商
JFX
SBIFX
GMOクリック証券

メニュー

TOPに戻る