FXの仕組み|為替レートを動かす2つの要因

FXで稼げるようになるためには、「何が為替レートを動かしているのか?」の仕組みを理解することが大切です。

結論を言うと、「投資家の集団心理」が為替レートを動かしています。

えっ?と思うかもしれませんが、マーケットを動かしているのは、紛れもなく人間です。つまり、人間の心理状態を知ることが重要なのです。

そして、投資家の集団心理を動かすものには2つあり(ファンダメンタルズとテクニカル)、それを知ることで、為替レートを動かす要因が分かり、集団心理も分かるようになります。

この記事では、為替レートを動かすこの2つの要因に加え、集団心理についても分かりやすく解説しています。この内容が理解できるようになると、トレードのコツがつかめるようになります。

ぜひ、参考にして下さい。

執筆者
ぶせな

ぶせな

FXの専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを開始してから10年で1億6,500万円の利益を突破。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』『最強のFX 15分足デイトレード』(共に、日本実業出版社)がある。ツイッターアカウントは、『@busena_fx』、ブログは『億トレーダーぶせなブログ』。

1.為替レートを動かす4つの勢力

FXは、為替レートの価格変動を予測し、為替差益を得る取引です。

例えば、為替レートが1ドル=100円の時にドル円を買い、1ドル=105円の時にドル円を売れば、1回のトレードで、5円(=500pips)の利益が得られます。つまり、為替レートが上がるか下がるかの予測ができれば、利益を得られるということです。

次の図でイメージしてみて下さい。

では、その為替レートは、どのような要因で変動するのでしょうか?

結論をいうと、為替レートは、その通貨ペアに対する需給関係によって決まります。

ちなみに、需給とは、以下の4つの勢力の攻めぎ合いのことです。

4つの勢力 影響
①ドルを買いたい人たちの勢力 ドル高:ドル価値を上げる
②ドルを売りたい人たちの勢力 ドル安:ドル価値を下げる
③円を買いたい人たちの勢力 円高:円価値を上げる
④円を売りたい人たちの勢力 円安:円価値を下げる
4つの勢力 影響
①ドルを買いたい人たちの勢力 ドル高:ドル価値を上げる
②ドルを売りたい人たちの勢力 ドル安:ドル価値を下げる
③円を買いたい人たちの勢力 円高:円価値を上げる
④円を売りたい人たちの勢力 円安:円価値を下げる

例えば、①の勢力が伸びればドル高が進みますし、④の勢力が伸びれば円安が進みます。

そして、同じ方向の勢力が組み合わさると、さらに強い力になります。例えば、①と④の勢力が伸びればドル高円安が加速しますし、②と③の勢力が伸びれば円高ドル安が加速します。

そして、この4つの勢力を動かす要因には、大きく分けて次の2つがあります。

  • ファンダメンタルズ
  • テクニカル

突き詰めて言うと、この2つが為替レートの行方を決めています。詳しく見ていきましょう。

ポイント!

為替レートの変動要因は、通貨ペアの需給関係。それに影響を与えるのは、ファンダメンタルズとテクニカルの2つ。さらに、この2つが投資家心理に影響を与えます。

2.ファンダメンタルズとは

ファンダメンタルズとは、国の経済状態を表す指標のことです。

例えば、日本の経済状態が良ければ、市場参加者は「これから日本円の価値が上がるはずだ」と考えて、円の需要が高まります(=円高)。同じように、アメリカの経済状態が良ければ、「これから米ドルの価値が上がるはずだ」と考えて、米ドルの需要が高まります(=ドル高)。

そして、為替市場の参加者は、例えば以下のような経済指標から、ファンダメンタルズ(=その国の経済状態)を判断しています。

《ファンダメンタルズの例》

  • 雇用統計などの主要な経済統計の発表
  • 政治イベント
  • 要人発言
  • 地政学的な情勢

例えば、2008年後半に、アメリカでリーマンショックが起こったのを覚えていますか?

この時、ほとんどの市場参加者が、「アメリカの経済は危険なのではないか」と危惧しました。当然、その国の通貨であるドルも大きく価値を下げました(=ドル安)。そして、ドルと相対的に比べた時の各国の通貨の価値は上がりました。

一方、日本では、日銀短観発表や金融政策会合、景気動向指数や政策金利の発表などが、日本円の需給に影響を与えました。

このようなファンダメンタル指標が、投資家の特定の通貨に対する認識を変えるのです(=投資家の集団心理を変える)。そして、投資家の集団心理が変わると、その通貨に対する需要も変わります。これが、ファンダメンタルズが為替レートに影響を与えるメカニズムです。

ただし、デイトレードスキャルピングなどの短期投資では、ファンダメンタルも重要ですが、テクニカルのほうがより重要です。なぜなら、ファンダメンタルズは、基本的には数週間〜年単位の長期投資の際に重要になってくるからです。

ただし、国際サミットでの要人発言やテロ事件のような出来事が、一時的に短期市場を動揺させることもあります。当然、突発的な出来事は予測できませんが、ほとんどのファンダメンタルズは、予め発表日時が決まっています。

そのため、トレードする前にスケジュールを確認し、それが短期的にどのような影響を与える可能性があるかを事前に考えておくことをおすすめします。ちなみに、私が参考にしているツールは、ヒロセ通商の「経済カレンダー」や「経済指標の読み方」です。ぜひ一度ご確認下さい。

ポイント!

スキャルピングやデイトレードなどの短期売買は、テクニカル分析が重要です。一方、数か月単位の長期投資では、ファンダメンタルズ分析が重要です。

3.テクニカルとは

投資家の集団心理を動かすもう1つの要因が、テクニカルです。テクニカルは、簡単に言うと、チャートの動きのことです。このチャートには、相場の値動きがリアルタイムで表示されます。

FXをやっている人は、ほとんどと言っていいほど、チャートを見て売買しています。そして、チャートを見て、「価格がこのポイントまで来たらドル円を買おう、あのポイントまで来たらドル円を売ろう」などと、売買のタイミングを計っています。

そして、多くの人が同じポイントでドル円を買おうと考えているとしたら、そのポイントに来た時に、買い注文が急増します。つまり、ドルの需要が急増するということですね。これは、円安に進むことを意味します。

そして、「チャートは、市場参加者の欲(通貨に対する需給)を反映している」といえます。

このチャートに関する正しい知識を持って深く分析すれば、

①どこで価格が下げ止まるのか
②価格がどちらへ動くのか

が分かるようになります。

テクニカルとは

このことを言い換えると、「その他大勢の市場参加者が、どこで買いまたは売りポジションを決済しようとしているのか」が読めるようになるということです。

正直、ファンダメンタルズがなくても、トレードしようと思えばできます。しかし、チャートがなかったら、個人投資家は取引できませんし、してはいけません。逆に言うと、チャートを正しく見ることさえできれば、FXで勝てるようになります。

《テクニカルの学び方》
FXでは、ファンダメンタルズよりもテクニカルの方がほうが重要です。
FXで成功するために必要なテクニカル分析(チャート分析)を学びたい方は、次の2記事を参考にして下さい。

覚えるべき知識は多いですが、実トレードで意識すべきことは、それほど多くありません。

4.為替レートは投資家心理で動く

この記事で一番お伝えしたかったことは、「為替レート(相場)は投資家の集団心理で動く」ということです。

ファンダメンタルズは、投資家のその国に対する見方を変えます。国に対する見方が変わると、その国の通貨に対する見方も変わります。良い見方であれば、その通貨の需要が増えて高くなりますし、悪い見方であれば、その通貨の需要が減ってやすくなります。

需要を決めているのは、あくまでも投資家心理です。ファンダメンタルズは、単に投資家心理に影響を与える要因に過ぎません。

一方、テクニカル(チャート)は、投資家の欲をそのまま表しています。そして、より多くの投資家の欲が重なるポイントほど、価格が止まったり、価格が動くようになります。つまり、テクニカルでも、為替レート(相場)を動かしているのは、あくまでも投資家の集団心理なのです。

このことは、必ず覚えておきましょう。相場の背後に集団心理が動いていることをしっかりと認識することは、FXで利益をあげるためのヒントになります。

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