FXはいくらから始めるべきか?

FXはいくらからスタートするべきか?

これは、全ての方に一度は考えて欲しい問題です。多くの方は、5万円、10万円と何となく決めてしまいがちです。

最初からキツい言い方になってしまいますが、出だしの運用資金を適当に決めてしまうのは、本気度が欠けていると言わざるをえません。それでは、勝てずに退場してしまう普通のトレーダーになってしまいます。

あなたは、勝ち続けるトレーダーになる必要があります。そこを目指すなら、運用資金も基準を持ってしっかり決めなければいけません。

これだけ強調しているのは、私自身が初心者の頃に運用資金を誤ったために、人生が終わったと思うぐらいの大損失を経験したからです。しかし、そのお陰で運用資金額の違いによるトレードへの影響を痛感しました。

この記事では、その経験を基に、初心者がどのような基準で運用資金を決めるべきかお伝えします。ぜひ、お役立て下さい。

1.現在の私のFXの運用資金

最初に、現在の私の運用資金をお伝えします。

私は、9年前も現在も、FXの運用資金(= FX口座に預けている資金)は1,000万円です。これを元手に日々トレードをしており、利益が出て、FX口座の資金が例えば1,300万円になったら、300万円を銀行口座に移しています。つまり、FXで運用する資金は、常に1,000万円に設定しているということです。

ただし、9年前の私は、リーマンショックで資金管理を誤って、その1,000万円を全て失ってしまいました(参考:「FXで失敗して1000万円以上の大損をした事例と重要な教訓」)。しかし、その後50万円で再起して、今はまた1,000万円で運用しています(私の日々のトレード成績は、私の個人ブログをご覧下さい)。

今と昔で運用資金は同じですが、昔は大損している一方、今は利益を毎年積み重ねています。なので、結果は天と地ほどの差がありますね。結局、元手資金がいくらであっても、スキルが無ければ失ってしまいますし、スキルがあれば増やすことができるのです。

では、なぜ同じ運用資金でも、昔の私は失敗して、今の私は稼げているのでしょうか?その理由を次の章からお伝えします。

2.トレードには自分に見合った運用金額がある

結局のところ、トレードには自分に見合った運用金額があり、それを見誤ると、良い結果にはなりません。成長するにつれて、運用する金額も自然と増えてくるのです。

2.1.自分の実力以上の金額は大損する

トレード初心者の方は、「資金があればあるほど損する確率も低いだろう」と考えがちです。しかし、現実は逆です。最初は、資金があればあるほど損する確率は上がります。

少なくとも、私の場合はそうでした。なぜなら、FXで初心者が陥りがちな典型的な大損パターンの行動を取ってしまったからです。その「典型的なパターン」とは、次の2つです。

  • 損切りできずにナンピンで大損
  • 損失を経験せずに勝てるようになるという思い込み

詳しく解説させていただきます。

2.1.1.ナンピンで大損するケース

ナンピンは、「下手なナンピンスカンピン」という相場格言があるぐらい、初心者がしてはいけない行為です(参考:「FXでナンピンしてしまう理由とは?仕組みと心理を理解して活用する」)。

これは、損切りを後回しにする行為です。「まだこんなに余力があるんだから、今の価格の下落は問題ない。価格はいずれ上がるはずだから、今損失を確定するのではなく、逆に買い足して、上がるまで待っていよう。」と、現実逃避してしまうのです。

確かな分析を基にした根拠のあるナンピンなら良いのですが、初心者は、損切りをすることによって、損失が確定してしまうことが嫌で、そこから逃げるためにナンピンをしてしまうのです(参考:「損切りとは?正しいトレードルールの作り方」)。

今から10年以上前、必死に貯めた資金1,000万円を元手にFXを始めた私も、損切りから逃げるためにナンピンをして、1,000万円を丸々失ってしまいました。

2.1.2.損失は必ず経験するもの

この話を聞いても、「自分が全額失うなんてありえない」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、それは現実に起こるのです。実際に、私以外にも、軽い気持ちでFXに手を出して全財産を失った人、またはそれに近い大金を失った人は大勢います。

また、何年、何十年と本当の意味で勝ち続けられるようになったトレーダーで、損失を経験していない人はいません。皆が、程度の大小はあるとしても、失敗を犯して初めてFXの怖さを知り、その経験を乗り越えて、勝ち続けるトレーダーになっていきます。

FXを始めて、すぐに勝てるようになるなどと思わないで下さい。

何事も上達するまでには、数多くの失敗を経験して乗り越える必要があります。勉強もスポーツも仕事もそうですよね。最初は、リスク管理も知らないし、勝ち方も分からないし、ロット(=通貨量)調整のイメージも分からないなど、全てにおいて経験値が足りません。

つまり、資金を一度も失わずに成功することなどあり得ないのです。

それにも関わらず、最初から1,000万円で運用していたらどうなるでしょうか?きっと、その資金の大半を失ってしまうでしょう。しかし、10万円で運用していたら、失うとしても最大10万円で済みます。もちろん、10万円でも精神には痛いですが、それを重要な教訓として受け取って、まだまだいくらでも再起できます。

これが1,000万円だと、なかなか再起できません。私が再起できたのは、本当に奇跡だと今でも思っています。

2.2.少な過ぎる資金では真剣になれない

それでは、資金量を最大限に落とすべきでしょうか?その場合は、また別の問題が出てきます。

1,000通貨から取引できるFX会社であれば、5,000円もあれば、ドル/円を1,000通貨買うことができます。これぐらい少ない資金だと、失ったとしても、ほとんど落ち込まないでしょう。しかし、「負けてもまた入金すれば良い」といい加減なトレードになりがちで、集中力や真剣さを保てません。

集中力と本気の維持は、FXで成長する上で絶対に欠かせません。

FXは、「なぜ、ここで利益が出たのか」「なぜ、ここでは損失になったのか」を徹底的に深掘りして、一つ一つ改善して、期待値が高いルールを作り上げていく作業の積み重ねです。そして、一度、期待値が高いルールを築いたら、それを毎日淡々と繰り返します。これが、トレーダーとして目指す姿です。

しかし、運用額が少な過ぎると、 このように期待値が高いルールを作るという視点が抜けて、「まあ、いいか。大丈夫だろう。」と、相場の雰囲気で上か下かを当てようとする博打的な判断をするようになってしまいます。それでは、いつまで経っても上達しません。

2.3.私が考えるFXを始めるためにおすすめの金額

以上のことから、FXをいくらから始めるかでお悩みの方に対する私の答えは、次の2つです。

  • 本気になれる金額
  • 失っても再起できる金額

そして、個人的なおすすめの金額は、30万円です。

もちろん、人それぞれ環境が違うので、適切な資金量は異なります。30万円じゃなければダメというわけではありません。30万円というお金を失ったらとても再起できない、怖過ぎるというなら、これより少なくて良いでしょう。

ただし、30万円を上回る金額から始めようとしている方は、一度立ち止まって考えて下さい。「淡々と繰り返すことで、トータルでプラスになることが分かっている期待値が高い手法」は構築できていますか?経験不足のうちに大金を注ぎ込むと、そのお金は高確率で全て失うことになります。

そうなった時でも、「この損失は成長するための重要な経験」と思えますか?それとも、大切なお金を失ったと自暴自棄になってしまいそうですか?

最初から、焦って大金をつぎ込むことだけは止めましょう。緊張感と集中力を適度に維持できて、かつ、最悪のケースを想定しても再起できる額がベストです。

焦らずとも、勝ち続けるトレーダーになるために必要な経験を1つ乗り越えるごとに、あなたの口座の資金は間違いなく増えていきます。「今はこの額から始めて、必ず増やすんだ!」「そして、2年後、3年後は大きなロットで大きく稼ぐんだ!」というイメージをしっかりお持ち下さい。

本気でFXに取り組めば、いつか必ず実現します。

3.運用額よりもはるかに重要なこと

ここまで、FXをいくらからスタートするのが良いのかをお伝えしてきました。しかし、ここで終わっては、本当に重要なことを誤解させたままになってしまいます。

実は、当記事で本当に伝えたいことは、それではないのです。

私があなたに本当に伝えたいことは、「運用額がいくらかにこだわるより、確かなトレードルールを構築することのほうがはるかに重要だ」ということです。

詳しくお伝えさせていただきます。

3.1.とにかくトレードルール作りが大切

たとえ豊富な運用資金を持っていても、確かなトレードルールがなければ、最終的には全て失ってしまうでしょう。1,000万円なら1,000万円失います。しかし、たとえ30万円、いえ10万円からのスタートだったとしても、確かなトレードルールがあれば、その資金を着実に増やすことができるのです。

FXトレーダーとして重要なのは、いくら運用しているかではありません。どのようなトレードルールを構築しているかなのです。それさえあれば、何があってもどっしりと構えていられます。

3.2.短期間で大きく稼ごうとしないこと

FXは、10万円を1年で1億円にできる夢のあるトレードだと思っている方もいるかもしれませんが、1年では不可能と思っておいたほうが良いです。なぜなら、昔は今のようにレバレッジの上限(25倍)がなかったので、どれだけ少ない元手でも、理論的には信じられないような利益を稼げたからです。

しかし、超ハイリターンの裏側は超ハイリスクです。人は、誰かがこの手法で〇億円稼いだ情報を目にすると、平常心を失って、目が眩んでしまいます。しかし、1人の成功者の裏には、数多くの破産者がいることを忘れてはいけなせん。

FXで人生を台無しにする人があまりにも多いので、金融庁は2010年にレバレッジ上限を50倍に、2011年にはレバレッジ上限を25倍に制限しました。

このお陰で、今では、以前よりも真剣にFXに向き合い、本当の意味で成功する人も増えたと思います。また、レバレッジ無制限のままなら、FXは未だにパチンコや競馬と変わらないギャンブルと見られて、投資とは見られなかったと思います。

以前と比べて、現在のレバレッジ25倍は小さいと感じる方もいるかもしれません。

しかし、決してそんなことはありません。私でさえ、FXに真剣に取り組んだ結果、億を超える金額を稼ぐことができたので、この記事を真剣に読んでるあなたにもきっとできるようになります(参照:「スキャルピングで5年で1億稼いだ私の手法」)。ただし、努力は必要です。

3.3.負けた姿こそイメージするべき

多くの人は、「成功者」と聞くと、常に成功イメージを持って邁進し、敗北など考えず、先頭を突っ走るイメージを持つのではないでしょうか?

しかし、トレーダーとしての成功者像は、それとは異なります。

トレーダーに必須のスキルを1つ挙げるとしたら、それは、たとえ最悪の失敗をしても、確実に再起の道を残しておくというスキルです。全財産を失ってしまうと、それこそ破産してしまいます。しかし、最悪のケースでも元手資金さえ残していれば、実力があれば再起できます。

トレード自体、リターンとリスクの等価交換です。リターンだけ見て突っ走るという行動では、取り返しのつかないことになります。

勝った姿と負けた姿をイメージしてみましょう。本気になれる、かつ失っても再起できる金額は、このような姿をイメージすることで決まるかもしれません。これをヒントにして、あなた自身で、いくらでFXを始めるかお考え下さい。

まとめ

FXは、最初が一番大変です。手痛い損失を負って退場してしまうのも、ほとんどが最初の時期です。まだルールもなく、資金管理も適当で、安易にトレードすると退場は必然です。

FXは、すぐに勝てるような甘いものではありません。甘い考えのままでは、少しの負けでメンタルが崩れます。そして、初心者がメンタルを崩した時の典型的な行動が、ナンピンを繰り返して雪だるまのように含み損が膨れ上がっての一発退場です。

まずは、最初を乗り切りましょう。

私の経験を振り返ってみると、30万円を100万円にするのが一番難しかったように感じます。ただし、それが出来るようになったということは、期待値の高いトレードルールを構築できたということになります。そこからは、同じように淡々とトレードしていけば、100万円を500万円にできますし、500万円を3,000万円にすることができます。

ぜひ、FXに真剣に向き合って、大きな利益を実現していきましょう。

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執筆者
ぶせな

ぶせな

専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを始めて10年で1億6,500万円の利益を突破。 自身のブログ『FX億トレーダーぶせなブログ』では、定期的にトレードの損益を公開中。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』『最強のFX 15分足デイトレード』(共に、日本実業出版社)がある。ツイッターアカウントは、『@busena_fx』。

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