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「株式投資をするためにはきっとまとまった資金がないとだめだろう。」
株式投資になじみのない人のなかには株式投資はお金持ちのするものだという思い込みのある人が実に多いです。
しかし、投資はそれほど初期資金を必要とせずにできるものです。銘柄選定の基本を学んで投資を適切に行っていけば、たとえ数万円から数十万円であってもただ銀行に資金を眠らせておくよりはるかにリターンが大きくなります。
例えば50万円の少額投資でもやり方によっては、100万円以上の利益を獲得することも十分に可能です。
このページでは、少額投資でも行える株式投資をテーマに初心者向きの「優良割安株」を見つけ方と同時に積極的に資産を倍増させるための低位株投資を解説していきます。
目次
少額投資とは文字どおり少ない資金で投資をすることを指しますが、具体的にいくらかという線引きはありません。ただ、2014年から開始された制度「少額投資非課税制度(NISA)」においてその年内の非課税の金額が100万円以内であることを考慮すると、だいたいそのぐらいの額に収まると見ることができます。
ただ最近はミニ株(後述)などを扱う証券会社も増えてきましたし、投資の間口が昔に比べて圧倒的に広くなっていることだけは確かです。本当に優良な銘柄であれば株価をどんどん伸ばして10倍以上になるものもあります。少額でも工夫次第で大きなパフォーマンスをあげることが可能となるのです。
NISA(ニーサ)という言葉が一時流行しましたが、簡単にいうと年内の投資金額100万円分までの売買利益もしくは配当益に対して非課税というものです。詳細はもう少し複雑なものですので、興味があれば証券会社のHPなどで確認して欲しいと思うのですが、少額投資であればニーサによる投資をお勧めします。
一部批判はあるものの非課税というのは、大きな強みです。
例えば、300円で1000株購入した銘柄(30万円分)が大きく値上がり1200円になったとします。そこで売却したなら売却益は90万円ですが、これに通常の口座であれば20%の税金がかかるのです。つまり、この場合18万円も税金として取られてしまうのです。
それがニーサを使うと、90万円がまるごと利益になるので、使わないよりは使ったほうが利点があります。特にIPO投資など大幅な値上がりが確実とも思われるようなプラチナチケットの場合にニーサで購入するという方法もあります。
※2016年からは非課税枠が120万円になると同時に、子供版NISAが開始されるようです。税制もだいぶ有利になりますので下記のページに目を通しておくと良いでしょう・
参考ページ)NISAの3つのいいさ(証券業協会)
少額投資における銘柄選定においては次のことを重視しましょう。
以上の3点です。
とくに少額で投資を始めるなら、投資先の利回りを考慮することが重要です。
例えば配当利回りが高い銘柄は、証券会社やヤフーファイナンスのランキングツールなどを使用することで一発で見つけることができますが、利回りが高ければすべて良いというわけではありません。
利回りが高い銘柄でも、「業績は順調に伸びているかどうか(具体的には営業利益やEPSが伸びているか)」、「無理して配当を出していないかどうか」などをしっかりと確認する必要があります。今は配当が高くても、減配や無配へと転落してしまうと一気に利回りは低くなってしまいます。しっかりとチェックして投資先を決めましょう。
また株主優待制度を実施している企業では、たとえ配当がそれほど多くなくても優待と合わせると実質的な利回りが高くなるものがあります。ものによっては6から7%を超えるような銘柄もあります(特に化粧品を扱う企業におおい)ので、投資初心者にとってはお勧めです。高配当利回りに関しては下記記事を参考にしてください。
参考:高配当銘柄を選ぶ際の3つのポイントとそれを利用した投資手法の注意点
利回りの高い銘柄の次にお勧めしたいのが割安の優良小型株です。業績に比べて株価が安いか高いかを知るために割安指標が存在しますが、中でもPERやPBRのチェックをしておきましょう。
また小型株とお伝えしたのは、割安な小型株に見直し買いが入ると大きく株価が上昇するためです。業績予想の数値を上ぶれすることを上方修正といいますが、大型株が上方修正するのと、小型株がするのとでは上昇の幅が全く異なります。
そのため、チェック事項(スクリーニング項目)としては、次の項目をチェックしましょう。
すくなくとも上記4つは確認しておきましょう。小型株には10万円ほどで買える銘柄も多々あるので、トライしてみると良いでしょう。
初心者にとって最後にお勧めなのが優良大型株です。
トヨタや三菱銀行、花王など名前を1度は聞いたことのある銘柄に大型株は多いです。ただ最近は大型株だから安定しているということはありません。
シャープの減資発表による下落、東芝の不適切会計による株価下落など昔であれば優良な大型株の代表だった銘柄が窮地に立たされている例もあります。ここでも業績のチェックをしっかりとしておく姿勢が必要です。
また大型株の売買するために多額の金額が必要となってしまうため、ミニ株をお勧めします。本来トヨタであれば80万円必要なところを8000円から取引ができるようになります。自分の株式のポートフォリオを作る際にも、ミニ株であれば危険度も低く安心です。
参考記事)1万円からのミニ株投資で初心者でも投資スキルが上がる2つの理由
ただ大手優良株については、安定的ではありますが大きく資産が増える投資法でないのは事実です。
ここまで割安な優良株を見つけて投資を行っていく方法をここまでお伝えしましたが、少額でも資産を大きく増やしたいという方もいることでしょう。そんな方のために少額でも資産倍増の方法をご紹介します。ハイリターンな方法では有りますが、多少のリスクも存在しますので、それも後ほどしっかりとご説明します。
さて少額投資とは、先ほどもご説明したとおりだいたい100万円以内で投資をすることを指します。つまり100万円をこつこつと運用して元本を少しずつ増やしていこうというものです。
しかし、低位株という銘柄への投資を成功させることができれば、数十万の資産を一気に2倍、3倍へと膨らませることが可能となります。この低位株とは、ボロ株とも呼ばれ一般に株価が100円以下の銘柄のことを指します。
早速、実例で低位株の動きを2つほど見てみることにします。以下は株価チャートになります。
まずは銘柄コード7992のセーラー万年筆という銘柄の動きです。2015年の6月23日に39円だった株価が一気にほぼ一ヶ月で80円へと株価を倍増させていることがわかります。
次に銘柄コード3318のメガネスーパーという銘柄の動きです。こちらは2015年5月に50円以下だった株価がほぼ一ヶ月で一時108円まで株価を倍増させています。
株価が安い分、上昇を始めると一気に株価をあげることがあるのが低位株の特徴です。例えば50円の株を1万株保有しておけば、一気に資産が50万円増えることになります。もちろん株価は下げることもありますので、思惑が外れた場合にはしっかりと損失を確定させる必要はあります。
短期目線で少額投資で利益を上げたいかた下記のサイトで低位株一覧に目を通して過去チャートのチェックをしておくと良いでしょう。
参考:低位株一覧(株ドラゴン)
次に少額投資に向いている低位株を見つける際の注意点を確認しておきましょう。
さきほどご紹介した低位株の独特の動きとして、「打ち上げ花火」のような現象が起きることがあります。下記のチャートをごらんください。
一時的に株価が大幅上昇するもその日のうちに株価がしぼんでしまうことがチャートを見ると3度ほど起こっていることがわかります(赤い矢印付近)。一時的な上昇を演じて高値で株式を買わせようという仕手株的な動きをしています。このような銘柄の高値掴みを避けるため、低位株を買うときにはその日に買うのではなく大きく値上がりをした次の日以降で落ち着いたところを狙うのが吉です。
大きく上昇する低位株の特徴としては、「株価を上げ下げさせながら徐々にあげる」傾向があります。低位株は株価がやすい分、株価を吊り上げやすいという特徴もありますので十分注意しましょう。
「一つのカゴに卵を持ってはいけない」
これは投資における有名な格言です。ある銘柄に資金を集中させてしまうと、その銘柄に何か悪いことがあった時に資産が大きく減る可能性を排除していきましょうということです。
特に少額投資のうちはこの姿勢は重要になってきます。
すでに数千万から数億運用している投資のプロであれば、一つの銘柄に集中投資をしてもリスク管理がしっかりとできているのでいざという時に素早く逃げることができます。また多少の金額であれば無くなったとしても、復活が可能です。
しかし少額の時は、その資産の全てをなくしてしまうとまた1から資金を貯めるところからのスタートとなり大変しんどいです。そのため、例えば100万円を投資するなら、20万円以内の銘柄に3銘柄、10万円以内の銘柄に5銘柄とリスクを分散させて投資をしましょう。
特に初心者の内はリスク分散という意味合いで、優良株の比率を高め、積極的に値幅を狙う低位株投資の比率を低めに設定するとよいでしょう。
少額投資であれ、高額投資であれ同じ投資であることにかわりません。そのため銘柄を選ぶ際には慎重に行っていく必要があります。株式投資においては銘柄を当てることさえできれば少額でも資産をおおきく増やすことができますので、銘柄選定に関する知識を積極的に身につけていきましょう。
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