SBI FXの積立FXとは|自動売買のようにコツコツ購入する資産運用法

SBI FXトレードには、予め決めておいたプログラムに従ってシステムが自動で取引を行う自動売買機能はありません。

しかし、外貨を定期的に同じ金額コツコツ自動購入する「積立FX」というサービスがあります。

この積立FXでは、難しいテクニカル分析は必要ありません。そのため、通常のトレードで上手くいかなかった方や、これから資産運用を考えている初心者におすすめです。参考にして下さい。

執筆者
近藤章仁

近藤章仁

証券会社で株式ディーラーを7年間経験。現在は、「投資の教科書」の運営を担当し、FXと株の中長期投資を行う兼業トレーダー。「モノクロ ザ マネーvol.3」にも登場。現場で得た経験から、皆様に役に立つノウハウをお伝えします。ファイナンシャルプランナーと証券外務員資格一種保有。

1.積立投資とは

この章では、まず、一般的な積立投資の解説をします。

1.1.積立投資の基本とドルコスト平均法

積立投資とは、株式や投資信託などの金融商品を、毎月、決まった金額を自動的に購入していく手法です。

そして、この積立投資は、「ドルコスト平均法」を使った投資法です。

積立投資は、毎回同じ金額を購入するので、価格が高い時は少ない量しか買えません。しかし、安い時は多く買えるので、その分、購入価格を抑える効果が働きます。

そうすると、たとえ初回購入時から一時的に価格が下がっていても、反発すれば、最後に初回購入価格を下回っていても、利益になる可能性があります。

文字だけでは分かりにくいと思うので、例を使って説明します。

1~6月に毎月1,000円ずつドル円を購入した場合の、ドルコスト平均法と(通常の)一括投資の損益を計算してみましょう。

ちなみに、1カ月で為替が100円動くことは考えにくく、買える通貨量も実際とは異なりますが、イメージをつかんでいただくために、簡略化しています。

ドルコスト平均法のイメージ

ドルコスト平均法と一括投資の比較

上の例のように、ドルコスト平均法では、6月が100円で、初回購入時の1月の125円より下がっているにも関わらず、安い時に多くの通貨量が買えているので、その分が値上がり益に寄与し、3,300円の利益が出ています。

それに対して、一括投資では購入時の価格が重要で、購入価格より上がれば利益になりますが、下がれば損失になります。上の例では、125円から100円に下がってしまったので、1,200円の損失になりました。

一括投資は、購入時から上がり続ければ大きな利益になりますが、下がって損失の状態が続くと、ストレスが溜まる上、他のトレードで積み上げた利益を失ってしまう可能性もあります。

また、一括投資で最初の何回かは勝てたとしても、安定して勝ち続けることは簡単ではありません。その上、チャート分析をしたり、ニュースをチェックしたりする必要があるので、忙しくて時間がない人には、向き不向きがあります。

しかし、積立投資は、「将来の価格は予想できない」ことを前提に、購入金額と購入タイミングを分散してリスクを抑えることによって、安定して資産を増やせる可能性が高い手法として、広く知れ渡っています。

1.2.積立投資のメリットとデメリット

積立投資のメリットは、一度設定をすれば、あとは自動的に購入してくれるので、大幅に手間を省けることです。その上、積立投資は、相場の予測をしなくて済むので、初心者には始めやすいのが特徴です。

また、下落するリスクに備えて、少しずつしか買わないので、「ローリスク」な運用法です。

一方、積立投資のデメリットは、数千万円や数億円といった、大きな利益を得られる可能性は低いです。なぜなら、少しずつ買うことによってリスクを抑えているので、いきなり相場が大きく上昇しても、その恩恵を受けられないからです。

このように、積立投資は、「ローリスク」であると同時に、「ローリターン」の運用法です。

1.3.積立投資が向いている人

以上のことを踏まえて、積立投資はどんな人に向いているのか、整理してみます。

  • 通常のトレードで上手くいかなかった人
  • 利食いや損切りのタイミングが、感情に流されてしまう人
  • 老後の不安に備えて資産運用に興味はあるが、投資は難しいと思っている人
  • 大きな利益は得られなくていいので、堅実にお金を増やしたいと思っている人
  • 仕事が忙しくて、トレードに多くの時間を使えない人

このように、積立投資は、通常のトレードとは全く別の手法で、目的も違う上、ターゲットも違うことがお分かりいただけたと思います。

2.SBI FXトレードの積立FXとは

積立FXとは、SBI FXトレード独自の、積立投資のサービスです。

一般的な積立投資では、投資信託や株式を積み立てますが、積立FXでは、外貨を積み立てます。しかし、考え方や仕組みは、先ほどのドルコスト平均法と同じです。

2.1.購入可能な通貨はメジャーな9種類から選択

積立FXで購入できる通貨は、次の9通貨です。

積立FXで買える通貨

このように、米ドルをはじめとしたメジャーな通貨が用意されているので、自分がよく知っている国の通貨を選ぶことをおすすめします。ただし、初心者の方は、ニュースで馴染み深い米ドルから始めると良いでしょう。

2.2.レバレッジは「1倍」「2倍」「3倍」から選択

積立FXは、レバレッジは次の3つの中から選べます。

  • 1倍
  • 2倍
  • 3倍

通常のFXトレードのレバレッジは最大25倍までですが、積立FXは長期間保有することが前提なので、リスクを抑えて、このように1~3倍までの低いレバレッジしか設定できません。

2.3.購入頻度は「毎日」「毎週」「毎月」から選択

購入頻度は次の3つから選べます。ただし、途中変更も可能です。

  • 毎営業日
  • 毎週水曜日
  • 毎月26日

ちなみに、購入時間は、午前11時30分で共通です。

2.4.一回あたりに購入する金額の目安

最低取引単位が1,000通貨や10,000通貨のFX会社がほとんどの中、SBI FXトレードは1通貨から取引できます。そのため、積立FXはレバレッジが3倍までしか設定できなくても、少額で始められます。

初心者が積立FXを始めるなら、これが正解という金額はありませんが、目安として、毎日購入の場合は100円毎月購入の場合は3,000円程度から始めてみることをおすすめします。そして、慣れてきたら、徐々に金額を増やしていくと良いでしょう。

2.5.スワップポイントも受け取れる

積立FXでも、外貨を保有することになるので、毎日スワップポイントを受け取れます。

つまり、積立FXでは、スワップポイント(インカムゲイン)と、値上がり益(キャピタルゲイン)の両方が受け取れる可能性があるのです。

ちなみに、SBI FXトレードのスワップポイントについて知りたい場合は、『SBI FXトレードのスワップポイントの特徴を徹底解説』をご覧下さい。

2.6.スプレッドは通常より広くなる

積立FXの場合、スプレッドは、通常のトレードより広くなります。どれくらい違うのか、表で比較してみましょう。

なお、SBI FXトレードの(通常の)スプレッドについては、『SBIFXのスプレッドはドル円を含む12通貨ペアで最狭!』で解説しています。

通貨ペア 積立FX
のスプレッド
通常トレード
のスプレッド
(1,001~100万通貨以下の場合)
米ドル 5銭 0.27銭
ポンド 30銭 0.99銭
豪ドル 20銭 0.69銭
NZドル 30銭 1.19銭
カナダドル 30銭 1.69銭
中国人民元 10銭 1.69銭
南アランド 5銭 0.99銭
トルコリラ 40銭 1.89銭
香港ドル 5銭 1.90銭
通貨ペア 積立FX
のスプレッド
通常トレード
のスプレッド
(1,001~100万通貨以下の場合)
米ドル 5銭 0.27銭
ポンド 30銭 0.99銭
豪ドル 20銭 0.69銭
NZドル 30銭 1.19銭
カナダドル 30銭 1.69銭
中国人民元 10銭 1.69銭
南アランド 5銭 0.99銭
トルコリラ 40銭 1.89銭
香港ドル 5銭 1.90銭

このように、積立FXのスプレッドは、通常のトレードよりかなり広く、約6~30倍の広さです。

正直、積立FXのスプレッドがこれだけ広いと、手動で定期的に積み立てたほうが、1回あたりのコストは安く済みます。しかし、先ほどもお伝えしたように、積立FXのメリットは、感情に左右されることなく、決まった日に決まった金額を自動購入してくれることです。

もし、手動で積立投資をしようとして、いざ購入しようと思っても、これから下がるかもしれないと判断して買うのを躊躇したり、毎回同じ金額を購入できなかったり、買うのを忘れてしまう恐れがあります。

そもそも、積立FXで購入する頻度は、せいぜい週に1回や月に1回くらいなので、1回あたりのスプレッド分のコストはさほど気にする必要はありません。

3.積立FXの始め方

積立FXを始めるには、通常のFX取引とは別に、口座を作る必要があります。ただし、方法は簡単で、次の2つがあります。

  1. SBI FXトレードの口座開設時に「積立FX」の口座も作っておく
  2. すでに「FX取引」の口座を持っている場合は、「積立FX」の利用申請をする

それぞれ解説します。

3.1.新規口座開設時に作っておく

まだSBI FXトレードの口座を持っていない場合は、通常の取引口座と一緒に、積立FXの口座も開設しておくと良いです。

申し込み手順の1ページ目の一番上に、開設を希望する口座をチェックする項目がありますので、「積立FX取引口座」にもチェックを入れておきましょう。

SBIFXトレード口座開設フォーム

その後の口座開設手順は、次の記事で画像付きで分かりやすく解説しているので、口座開設に慣れていない方はご覧下さい。

そして、口座開設が済んだら、ログインページの「積立FXログイン」から利用を開始します。

積立FXログイン

3.2.途中から利用申請する

すでに通常のFX取引口座を持っている方は、利用申請をするだけで、すぐに「積立FX」が使えるようになります。

まずは、通常の「FX取引口座」にログインします。

そして、左上の「MENU」をクリックします。

MENU

すると、サイドバーにメニューが出てきますので、「他サービス」をクリックします。

他サービス

そしたら、「積立FX口座申込」が出てきますので、続けてクリックします。

積立FX口座申込

すると、「電子交付について」「契約締結前交付書面等」の確認・承諾の画面が出てきます。必要に応じて内容をよく読み、2箇所の「確認・承諾しました」にチェックを入れて、「はい」をクリックします。

確認・承諾

最後に、次のような「積立FX取引口座の利用が可能になりました。」という画面が出てきたら、サービスを利用できます。

SBIFXトレード口座開設結果

まとめ

この記事では、SBI FXトレードの積立FXについて解説しました。

積立FXは、数百万円や数千万円の利益を狙う派手な手法ではありませんが、FXを手軽に始めたり、堅実に資産を増やす方法の一つとして有効です。

なお、SBI FXトレード全体の特徴や活用方法をもっと知りたい場合は、『SBI FXトレードの評判/レビュー|口座開設前に知っておくべき特徴を徹底解説』をご覧下さい。

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