FXニュースの活用方法|利益を上げるために必要な4つのステップ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

FXで利益を上げるには、誰よりも多くのニュースを、いち早く収集しなければならないと思っていませんか?

特に、あまりトレードをしたことがない方は、アナリストのように最新の金融ニュースからマーケットを分析する必要があると考えているかもしれませんね。

しかし、ご安心下さい。トレードで利益を上げるには、そこまでやる必要なく、次の4つのステップを押さえておけば大丈夫です。

  1. ニュースの種類と取捨選択の仕方を決めること
  2. トレードスタイルによって必要な情報だけを取り入れること
  3. 経済指標のチェックとテクニカル分析を行うこと
  4. 相場が動いた要因をリアルタイムで知ること

あなたがFXトレードをする目的は、「利益を上げること」ですよね。いくらニュースを取り入れても、トレードに活用できなければ意味がありません。マーケットは、情報で溢れています。その中から、あなたの利益につながる情報の収集の仕方を学びましょう。

この記事に書いた内容は、私が実践していることばかりです。ぜひ参考にして下さい。

はじめに

トレーダーは、ニュースの取り入れ方により、1日の行動が変わってきます。別の言い方をすると、投資家としての1日のスケジュールは、ニュースによって決まります。そのため、不要なニュースはなるべく省き、あなたに必要なニュースを効率よく取り入れることが重要です。

私は、チャート分析等の”テクニカル派”と経済指標等の”ファンダメンタル派”に分かれるとしたら、テクニカル派のトレーダーです。しかし、ファンダメンタル(ニュース)を軽視することはありません。

この記事でご紹介するのは、私が色々試してきて、最終的に辿り着いた情報収集方法です。

まず、第1章では、ニュースの全体像を知り、ニュースに対する抵抗を無くして下さい。そして、その中から、あなたに必要なことだけを取り入れるイメージでお読み下さい。

取捨選択ができるようになると、ニュースをチェックする作業量が少なくなり、全てのニュースをチェックしなければならないというプレッシャーは無くなります。

結果として、ストレスが無くなり、私のように気楽に専業トレーダーとしてやっていくことも可能になります(専業については、『FXで専業になる前に現役の億トレーダーが伝えたい6つのこと』をお読み下さい)。

最初は時間がかかってもよいので、しっかりマスターしましょう。

1.ニュースの種類と取捨選択の仕方

FXに必要なニュースを得るには、どのようなツールがあるのでしょうか?

すぐに思いつくのは、次のような媒体だと思います。

  • 新聞
  • 有料TVチャンネル(日経CNBC、BBCなど)
  • インターネット(ブルームバーグ、ロイター、日経など)
  • FX会社のニュース配信(ヒロセ通商、SBI FXトレードなど) 
  • ツイッター
  • アナリストレポートなど
  • リアルタイム情報配信

この他にも、携帯アプリやニュース系のメールマガジンなども入れれば、ニュースを知るための方法は多岐に渡ります。極端に言うと、どれを見ても構いませんし、どんなツールでも参考になります。

しかし、情報が多過ぎても、何を見ればいいのか迷ってしまいます。この章では、トレードで利益を上げるために必要なニュースの取得方法をマスターしましょう。

1.1. ニュースのチェックにおすすめするFX口座3つ

みなさんは、FX会社のホームページを詳しく見たことはありますか?

きっと、隅から隅まで見たことがある方は少ないのではないでしょうか。実は、FX会社のホームページは、情報収集に非常に役に立ちます。なぜなら、FX会社だけに、トレードに役立つニュースを厳選して配信しているからです。まさに、FXのことはFX会社に聞けばいい、ということです。

現在、個人投資家の口座開設を増やすために、FX会社は様々なサービスを提供しています。一昔前なら考えられなかったのですが、無料で上質なニュースを配信しているところがほとんどです。

これは、FXトレーダーにとっては本当に有り難いことです。

では、私がニュースをチェックするために実際に使っているおすすめのFX会社3社のホームページを見てみましょう。共通することは、3社とも「マーケット情報」というページがあることです。

【ニュースをチェックするためにおすすめのFX口座3つ】

●ヒロセ通商

マーケット情報ヒロセ通商

 >> ヒロセ通商のホームページを見る <<

●SBI FXトレード

マーケット情報SBI FX

>> SBI FXトレードのホームページを見る <<

●トレイダーズ証券(みんなのFX)

マーケット情報トレイダーズ

>> トレイダーズ証券(みんなのFX)のホームページを見る <<

 

1つの会社を読み通すだけでも、とても参考になります。

どの会社もFXトレーダーに必要な情報だけを配信しているため、「FXに必要な情報ってこのようなものか」という全体像をつかむことができます。

これだけでも、何を見ればよいのか分からない、という不安が少なくなってきませんか?ニュースに対する抵抗が無くなるだけでも、気が楽になりますね。

また、トレード経験が少ない方は、例えば、ヒロセ通商のこちらのページがおすすめです。ここでは、「円高・円安とは?」「なぜ為替が変動するのか?」から始まり、実践で必要なFXの知識を楽しく学ぶことができます。

とにかく丁寧で分かりやすく書いてあるので、分厚いFXの本を読むより効率よく学べて便利です。

はじめてのFX

1.2. トレードスタイルによって必要なニュースを選択する

世界のどこかでニュースが発生したら、いち早く知りたいと思いますよね。ニュースには2つのタイプがあり、次のように分けてしまうといいでしょう。

  • ヘッドラインとして流れてくるニュース(リアルタイムで知る)
  • 自分でサイトを訪問して知るニュース(事後的に知る)

前者は、FX口座のツールなどを利用するタイプです。ニュースの発生からあなたに届くまでのタイムラグ(時間差)がほぼ無く、リアルタイムで即時知ることができます。

一方、後者は、先ほどのFX会社のホームページをあなたが訪問し、気になった項目をクリックして読むタイプです。こちらは、タイムラグがある上、1日に何回もサイトを訪問する必要が出てきます。したがって、1日に1回、週末に1回などサイトへ訪問し、まとめて情報を得る使い方が現実的です。

ここで、トレードをしているのだから、リアルタイムのニュースさえチェックしていれば大丈夫と思うかもしれませんが、実は両方必要になります。大切なのは、あなたのトレードスタイルによって必要なニュースは違うということを知ることです。そのため、どちらに重点を置くかがポイントになります。

ちなみに、トレードスタイルとは、主に次の3つのことをいいます。

時間軸を、それぞれ短期、中期、長期の3つで考えると分かりやすいのですが、一概に完全に3つに絞れるわけではありません。大枠として、3つでお考え下さい(トレードスタイルによる情報収集の仕方は、2章で詳しく説明させていただきます)。

さて、自分のトレードスタイルに合わせてよく見るニュースがある程度決まったら、サイト毎に、「毎日見るもの」「週一で見るもの」などのように分けて、パソコンのお気に入りに登録しておくことをおすすめします。そうすれば、見忘れることがありません。

私も実際に、パソコンには「FX」フォルダがあり、その中に「ニュース」フォルダを作って管理しています。

1.3. 無料のニュースと有料のニュースはどちらがいいか

 ニュースは、無料よりも有料の方が良いと思われるかもしれません。しかし、無料で充分です。

これは、トレードで利益を上げることだけを考えたら、有料のニュースを契約する必要がないということです。もし、有料ニュースを見なければ勝てないようでは、全ての個人投資家がトレードで勝てるはずありませんね。

世界情勢に精通したい、金融業界にもっと詳しくなりたいという方は、もちろん有料ニュースを取り入れてもいいでしょう。ポジションを取り、利益を出すことに直結しないかもしれませんが、お金を払ってでもニュースを見る目的があれば、ぜひ見て下さい。有料なら質が良いのは確かです。

この記事の冒頭で、”テクニカル派”と”ファンダメンタル派”のことに触れましたが、あなたがニュースを分析して売買する完全なファンダメンタル派であれば、有料ニュースで質の良いものを見るのもいいかもしれません。

誰よりも早くニュースを知って売買できるのなら話は別ですが、現実的にそれは無理でしょう。はっきり言って、有料と無料でニュースの内容が変わることは無いので、利益を上げるだけなら無料で充分でしょう。

ちなみに、トレーダーどうしで情報収集の話題になると、ブルームバーグという情報配信会社の話がよく上がります。稼げるようになったらブルームバーグを使いたい、というトレーダーが多いのも事実で、憧れのツールでもあるのですが、年間数百万の費用がかかるのがネックです。

しかし、その分、最新のニュースを瞬時に得ることができ、チャート分析も多機能なのが特徴です。その上、ニュース配信も非常に早く、タイムラインが流れていく速度が圧倒的に速く、ついていけない程です。そのため、多くの情報をいち早く知りたい方には、重宝すると思います。

ブルームバーグ端末

実は、私も兼業トレーダー時代に5年ほど使っていたことがあります。といっても、自分で契約していたわけではなく、J-REIT(不動産投資信託)の運用の仕事をしていた時に、会社に置いてあった端末を使っただけです。

正直、私はブルームバーグを使いこなすことはできず、情報量も莫大でさばけない程でした。私の力量不足もあったのでしょうが、FXするためには、ここまで必要ないと感じています。

FXだけでなく、株式や債券、商品、先物やオプションなど様々な商品を手掛けるトレーダーなら便利かもしれません。しかし、我々のような個人投資家なら、無料のニュースで充分です。

2.トレードスタイルによって必要な情報を取り入れる

利益を上げるためには、必要な情報だけ取り入れれば問題ありません。必要なニュースを効率よく知ることで、ストレスがかからないトレードが可能になります。

では、必要なニュースを取り入れるには、どうしたらいいでしょうか?しっかり学びましょう。

2.1. トレードスタイルを決めてニュースの活用方法を決める

トレードスタイルにより、必要な情報は異なります。

そこで、最初にトレードスタイルを決めてしまいましょう。3つのスタイルのうち、あなたがどのスタイルにするか決まれば、ニュースを得るための行動は、ある程度絞られてきます。

大枠として、スキャルピングが短期、デイトレードが中期、スイングトレードが長期とお伝えしましたが、ニュースも同じように3つの部類に分けるといいでしょう。

スキャルピングを取り組むなら、短期的に相場へ影響するニュースを得るようにすることです。チャートに張り付くようなことはせず、スイングトレードで長めにポジションを持ちたいなら、長期的に影響するニュースを得るようにする、ということです。

ポジションの保有時間と、ニュースが相場へ影響しそうな期間を同じように捉えることがコツです。

例えば、私は、スキャルピングとデイトレードがメインで、ポジションを翌日に持ち越すことが少ないです。その日にうちに売買を完結するスタイルなので、気にするニュースも短期的なことです。半年先や1年先に影響しそうなニュースは、読み流しをする程度です。

なぜなら、あるニュースから、中長期的な戦略を立てることが無いからです。1日から、長くても1週間くらい影響しそうな、短期的なニュースだけに意識していると、不要なニュースから色々と考えずに済むので、ストレスがかかりません。

「今週は、このニュースの動向に影響されそう」
「重要な経済指標のニュースが明日あるから、それまで短期のポジションを取ろう」

などのように、ニュースから1日の行動指針を立て、エントリーからイグジットまでのトレード根拠は、テクニカル分析で行ないます。行動指針と言っても、そこまで重要視していません。今マーケットが注目している材料やニュースがあれば、気にかける程度です。

そのニュースがどの程度、どれ位の期間相場へ影響するのか、分かるはずありませんよね。そこまで考える必要はありません。ニュースを目にした時、これは短期的には関係ないな、長期的にはトレンドの流れが変わるかもしれない、という選別をするくらいで良いでしょう。

最初は難しいかもしれませんが、マーケットに精通してくると、「このニュースはしばらく尾を引くかもしれない」「これは相場に影響しないな」などと、すぐに分かるようになってきます。3か月から6ヶ月くらいニュースを見ていると、どんなニュースが重要なのか、分かってきます。

あれもこれも知ろうとすると、空回りするだけです。トレードスタイル毎に必要なニュースを取捨選択しましょう。これを、ぜひ6ヶ月は意識して続けて下さい。そうすれば、6か月前に比べ、マーケットを見る目がだいぶ変わっていることに気付くはずです。

2.2. ニュースを読む2つのポイント|為替が動く要因と動いた要因

ニュースを読む上で、効率よく、そして理解度をグンと上げる方法があります。それは、ニュースを次の2つに選別することです。

  • 為替が動く要因なのか(未来)
  • 為替が動いた要因なのか(過去)

目にしたニュースを、未来と過去のどちらかに選別することです。ちょっと大袈裟かもしれませんが、そのニュースに対する処理速度が大幅に上がるので、おすすめです。

そのニュースが未来へ影響する、つまり、中長期的にトレンドを形成するような大きな材料なるのか、それとも、短期トレンドを作っただけで終わった材料なのか、意識することです。

最初は、そのニュースがトレンドを作るものなのか、為替にどのように影響するのか、判断するのは難しいかもしれません。

上述したように、ニュースにある程度精通するには、6ヶ月くらいは続けるといいでしょう。すると、ニュースを未来と過去に選別し、あなたのトレードスタイルに合った取り入れ方ができるようになります。

なお、為替が動く根本的な要因は、絶対に知っておくべきです。初心者の方は、知識として確実に押さえておきましょう。

相場変動の要因については、会社のホームページにて無料で学べますので、この方法が一番おすすめです。1日あれば、目を通すことができます。

例えば、ヒロセ通商GMOクリック証券をご覧下さい。初心者にも理解できるよう、分かりやすく説明されています。

●ヒロセ通商

相場変動要因ヒロセ通商

 

●GMOクリック証券

相場変動要因GMOクリック証券

なお、為替が動いた要因を知る方法については、後述します。

3.経済指標のチェックの仕方

経済指標は、その国の経済状況を表す数字です。相場変動に大きな影響を与える、非常に重要度が高いニュースです。

24時間のマーケットをアジア、ヨーロッパ、ニューヨークの3市場に分けると、毎市場ごとに、どこかの国の経済指標が発表されます。毎日、いくつもの経済指標があるということです。

経済指標の種類は限られており、注目度が高いものと低いものに分けられます。一度、FX会社のホームページで経済指標について学んでおきましょう。

経済指標の知識自体は、さほど難しいものではありせん。どのようなものか目を通した上で、実際に経済指標の値動きを見れば、相場にどのような影響があるものか、分かるでしょう。

ヒロセ通商

経済指標ヒロセ通商

3.1. トレード開始前にその日の経済指標をチェックしよう

経済指標の発表は、毎日あります。トレードを開始する前に、その日に何があるのか確認する癖をつけましょう。

例えば、インターネットで、「経済指標」と検索すれば、その日の指標を紹介しているサイトがたくさん出てきます。経済指標は、発表時間が決まっているので、どのサイトでも情報は同じです。そのため、どのサイトでも構いません。

ただ、要人発言や会見など、時間が決まっていないイベントもあります。「日本時間の昼頃」「アメリカ時間の午後」などのように、未定だけど相場へインパクトがありそうなイベントは注意して下さい。時間が決まっていないイベントは、重要度が高くても、指標一覧に載せない会社もあります。

そうなると、あなたが知らなかったイベントで突然相場が動き、思わぬ損失が発生する心配がありますね。こんなことが毎日あったら、混乱してしまいますね。これは、ヘッドラインのニュースを見ていれば、情報は得ることができます。

「このあとのイベント」「本日の予定」のようにヘッドラインで流れてくるので、目を通せば準備できます。これについては、この後の「4.1. リアルタイムのニュース配信を見る」で説明します。(実際に、ヒロセ通商のヘッドラインニュースを見て、見落とすことなくトレードできています。)

本日の予定ヒロセ通商

なお、経済指標をチェックするために、毎朝サイトの訪れるのが面倒な方は、メールを活用しても良いでしょう。経済指標が毎朝送信されるメールサービスは、多数あります。

これに登録しておけば、毎朝送られてくるので、忘れることがありません。ちなみに私は、SBI FXトレードのメールを登録しています。

SBI FXトレードメール

私は、パソコンを立ち上げたらメールをチェックしますが、メールを使うする習慣が無い方は、サイトを訪れる方法を使うといいでしょう。トレードを開始するとき、手間をかけずに経済指標を認識できれば、方法は何でも良いです。

3.2. 各国の政策金利は知っておこう

政策金利は、中央銀行が一般の銀行に貸し付ける金利のことです。なんだか難しく感じるかもしれませんが、損益に直結するものではありません。

これは金融政策のことで、景気が過熱したら「利上げ」を行い、通貨の流通を抑えて過熱感を冷まそうとします。逆に、景気が悪くなると、「利下げ」をして通貨の流通量を増やす目的があります。重要な経済指標で、相場へのインパクトは非常に大きいと覚えておけばいいでしょう。

特に、中長期的トレンドは、金融政策の違いで形成されることがあります。例えば、金利が高い国の通貨が買われ、金利が低い通貨が売られやすくなります。短期的には、いろいろな要因で変動するものの、金融政策はトレンドへ大きな影響を与えます。

下の画像は、外為どっとコムのホームページですが、相場の読み方として金融政策をトップに上げています。

政策金利外為どっとコム

 

各国の金融政策は、チェックしておきましょう。特に、トレードする通貨の金利は、頭に入れておいて下さい。あなたが、ドル円をトレードするなら、日本とアメリカの金利を見て下さい。ユーロドルや、ポンド円もトレードするなら、欧州や英国もチェックしておきます。

なお、外為どっとコムのホームページを見れば、一覧になっているので分かりやすいです。

政策金利一覧外為どっとコム

3.3. 経済指標後のテクニカル分析が重要

経済指標は、数字で発表されます。この数値自体が相場に影響することはあまり無いので、数値の良し悪しはそこまで考えなくて良いでしょう。

相場が急変するのは、予測と結果が乖離した時です。この予測は、シンクタンクや証券会社、ブルームバーグなどの大手機関が予測をします。そのため、予測といっても人が行うことなので、機関により多少のズレが生じます。

経済指標を予測し、事前にポジションを取るのは、おすすめではありません。なぜなら、予測ではなく、予測との乖離を考え、その乖離が上昇と下降のどちらの圧力になるのかまで、考える必要があるからです。

また、中期的には上昇でも、短期的に暴落することもあります。とても難解で、これで利益を上げ続けるのは、難しいでしょう。

難しいことをするのではなく、ストレスがかからないトレードをすることが、長く続く秘訣です。指標に関して言うと、私は、指標発表後のテクニカルを見るようにしています。例えば、指標をきっかけに次のような相場になると、テクニカル的な意味が見出せます。

  • レジスタンスラインを上抜けた
  • 一瞬急落したが、サポートラインで反発して長い下ヒゲになった
  • ヘッド&ショルダーズが完成した
  • 何度も反転している価格帯をブレイクした

これは一例ですが、節目となるネックラインで、反転や反落、ブレイクがあると、その後のテクニカルがより機能しやすくなります。つまり、テクニカル分析を使ったトレードがしやすくなります。

ネックラインの見極めができれば、かなり優位性のあるトレードが可能になります。これは、私の書籍で詳しく書いていますので、よろしければ一読して下さい。

さて、経済指標をきっかけに、相場の流れが大きく変わった、とても印象的だった相場があります。

それは、2015年12月に、FRBが9年半ぶりに利上げをした時です。この時は、リーマンショック以降はじめての利上げということで、相場へのインパクトが注目されました。私も、リーマンショック前からFXに没頭していたので、テクニカル的にどのような値動きになるのか見ていました。

次のチャートは、その時(2015年12月前後)のドル円の日足です。

ドル円日足

 利上げをした日が、長い上ヒゲになり、レジスタンスラインでぴったり止められました。

テクニカル的には、「強烈なインパクトがある経済指標でさえレジスタンスラインを上抜けできない」、ということになります。結果として、翌日からじりじりと下げ始め、暴落しました。半年で2,500pipsもの下落になりましたが、この下降トレンドのきっかけが、FRBの利上げです。

たった一つのレジスタンスラインですが、最重要の経済指標と重なったときの意味は大きく、より機能しやすくなるということです。

これは日足なので、長期的なテクニカルの視点です。経済指標後の短期トレンドを分析するなら、1分足や5分足、15分足の節目をチェックするなど、トレードスタイルの時間軸に合わせるようにして下さい。

1分足でも、経済指標をきっかけに数時間の短期トレンドが発生することは、よくあります。 

トレード前に、その日の経済指標をチェックし、備えて下さいね。経済指標があるのを知らずにトレードし、損しているようでは、準備が甘いと言わざるを得ません。経済指標があったのは知らなかった、とならないようにしましょう。

4.相場が動いた要因を知る方法

相場が動くと、なぜ動いたのか、ニュースとして必ず流れます。毎日、短期トレンドは何回か発生し、そのたびに配信されます。動いた要因のニュースを見ていれば、相場が動く仕組みが分かるでしょう。

初心者の方は、ニュースを見て予測するのではなく、事後的に相場が動いた要因を知るだけでも、FXそのものに慣れてきます。上述したように、6ヶ月もニュースを見ていれば、値が動く癖や、通貨ペアごとの特徴を把握できるようになるでしょう。

4.1. リアルタイムのニュース配信を見る

この方法は、とても簡単です。

ヘッドラインとして流れてくるニュースを、リアルタイムで読み流すだけです。ほとんどのFX会社が、リアルタイムのニュース配信をしています。口座へログインし、ヘッドラインニュースをチェックして下さい。

例えば、ヒロセ通商だと、口座開設をすれば無料で見られます。

ニュース配信ヒロセ通商

 1日に300件以上のニュースが配信されます。時系列で、どんどんニュースが流れていきます。気になるニュースがあれば、クリックして本文を読みます。特に、相場が動いた要因をまとめた文は、必ず読むようにしましょう。

このニュース配信は、FX会社(例えばヒロセ通商)が文章を書いて配信しているのではなく、ニュース配信会社と提携し、その会社が配信したニュースをヒロセ通商が採用している、という流れです。

このようなニュース配信を行なう会社は限られていて、主要な会社は次の通りです。

  • ダウ・ジョーンズ
  • ロイター
  • Klug
  • FX Wave
  • Market Win24
  • GI24
  • フィスコ

ヒロセ通商では、「FX Wave」と「klug」の2社を採用しています。上の画像の配信元を見ると、この2社がありますね。FX会社により、配信会社は異なります。どの配信会社でも構いませんが、おすすめは、「FX Wave」と「klug」を採用しているヒロセ通商です。

理由は、アジアタイム、ヨーロッパタイム、ニューヨークタイムが終わる毎に、相場状況のまとめを配信していることや、ストップロス情報も配信される点です(重要なので、ストップロスについては後述します)。

ヒロセ通商のヘッドラインニュースを見ていれば、情報弱者になることもなく、日々のトレードには充分と言えるでしょう。

4.2. ストップロスは必ずチェックしよう

ストップロスとは、「ここの価格になったら損切りの注文を執行しますよ」という予約注文のことです。

ここでいう注文の対象は、機関投資家です。個人投資家ではありません。機関投資家は、個人とは比較にならないほど大量の枚数をトレードします。

そのため、機関投資家の大口の注文が執行されると、相場変動に大きな影響を与えます。この、ストップロスが置かれている価格が、サポートやレジスタンスになるので、テクニカル的に大きな節目になるのです。

つまり、大口のストップロス注文がどの価格で出されているのか、知っているのと知らないのとでは大きな差があるということです。

ストップロス注文の情報の希少価値の高さから、その情報を有料で提供している情報機関もあるぐらいです。そんな中、ヒロセ通商は口座を持っていれば無料で見ることができます。

ストップロス

 ストップロス注文が執行されると、価格が飛ぶこともあります。事前に知っていれば、その価格帯に水平ラインを引いたり、アラームをセットするなど、準備ができますね。なお、ヒロセ通商でストップロスの注文が見れる通貨は、次の7通貨ペアです。

  • 米ドル/円
  • ユーロ/米ドル
  • ユーロ/円
  • ポンド/米ドル
  • ポンド/円
  • 豪ドル/米ドル
  • 豪ドル/円

主要な通貨ペアは、網羅していますね。

これだけでも、どこが売買の攻防がある価格帯か分かります。また、売買が交錯する箇所をチェックしておくことで、動いた要因もすぐ頭に入るようになります。口座開設をすれば、これが無料で見られますので、ぜひ活用して下さい。

まとめ

あなたがニュースを収集する目的は、「トレードで利益を上げること」です。そのための情報収集をしましょう。何からやったらいいか分からない方は、誰よりも早くニュースを知り、先回りしてトレードしようとは考えないで下さいね。

事後的にニュースを調べ、相場が変動した要因を読んで下さい。トレードスタイルを決めることと並行し、ニュースの取り入れ方を決めていって下さい。ルーティンができれば、効率よく情報収集ができるようになります。

方法を決めるだけなので、実行すれば、すぐに精通できます。6ヶ月は続け、あなた自身の変化に気付いて下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
ぶせな

ぶせな

専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを始めて8年で1億5千万円を突破。 一時的な利益ではなく、継続的に利益を上げ続けるためにリスク管理を徹底し、短期売買の「スキャルピング」と長めに保有する「デイトレード」の2つの手法を得意とする。

無料動画:FXで8年間で平均利回り163%を達成して、1億5,000万円の利益を稼いだトレード手法の全て

busena


当サイト『投資の教科書』でFXの記事を執筆しているぶせな氏は、本格的にFXを始めて8年間で1億5,000万円以上の利益を稼いでいる専業トレーダーです。


もちろん、運で勝ってきたのではありません。「勝ち続ける」ということを真剣に追求してきた結果です。そのことは、年ベース負けなしで安定した利益を得ていることからも、確かな事実です。


その結果、平均163%の年間利回りを記録し、毎月安定して150万円前後の利益を稼いでいます。


そのぶせな氏の具体的な手法、例えば、


・手法のベースとなっているスキャルピングの具体的かつ実践的な手法
・エンベロープや移動平均線のチャートの具体的な設定方法
・現在の利益の約3割を生み出しているデイトレードについて
・その他、FXで利益を飛躍的に高めるためのノウハウ


などをさらに深く知りたい方は、ぜひご確認ください。


特に、十分な投資資金がなくてFXに活路を見出したい方や、すでにFXは始めているが勝てるようになるまでの道筋が見えない方は、どこよりも役立つ本物のノウハウや経験を得ることができます。


ぶせな氏の実践方法を見る

利益を最大化するために
ぶせな氏をはじめとした凄腕トレーダーが
使っている4つのFX口座

当サイトでFXコンテンツを執筆いただいているぶせな氏のノウハウを実践するなら、ぜひ口座選びにもこだわってください。

ぶせな氏は「口座選びを適当にやっていて勝てるようになったトレーダーは見たことがない」と仰っています。まずは、『FX口座の選び方|完全版』を読んで、その理由をしっかりと理解して頂ければと思います。ぶせな氏が利益を最大化するために実際に使っている口座は、『FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい4社の徹底比較』で詳しく解説させていただいております。

最強のFX 1分足スキャルピング

著者:ぶせな


カリスマ人気トレーダーが「負けない」売買方法をはじめて公開!


圧倒的な結果を出し続ける著者が、独自に開発した「スキャルピング手法」(エンベロープを表示した1分足チャートを見つつ、ネックラインを引いて確実性を出す投資法)を紹介。 この手法を確立し、8年間負けなし、平均年間利益163%を達成している著者が、「常勝トレーダー」になるための方法を解説していきます。 著者は過去にやみくもにトレードをしていた結果、リーマンショックのときに1か月で1,100万円を失うという事態に直面。 その後、数々の試行錯誤、検証を重ねてたどり着いた手法をブログや雑誌の記事などで紹介したところ、「これなら勝てる! 」とトレーダーから根強い支持を受けています。


詳細はこちら

投資の教科書の購読はfacebookが便利です。

Twitter・RSSでも購読できます。

コメントを残す

*