スキャルピングで稼ぐために初心者が知っておくべき10のコト

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FXのスキャルピングで稼ぎたいけど、必要な知識がわからないし、何から始めたらいいかわからない方も多いと思います。

この記事では、私がFXを始めて9年で1億5千万円稼いできた経験から、スキャルピングの基本や稼げるようになるためのノウハウをお伝えします(私の日々のトレード記録は、『トレード日記ブログ』をお読み下さい)。

ぜひ、お役立て下さい。

1.スキャルピングとは

スキャルピング(“scalping”)には「頭の皮を剥ぐ」という意味があり、何度もトレードを繰り返して相場から小さな利益(薄利)を得るトレードのことをいいます。

相場のボラティリティ(価格変動の大きさ)によって異なりますが、動く時には平均して1日20回程度はトレードし、多い時では100回以上トレードすることもあります。

次の図は、2018年7月31日の私のスキャルピングのトレード履歴です。この日の利益は、合計35,798円でした。

値動きがある時はもっとトレード回数は多いのですが、2018年4月から相場全体のボラティリティが小さくなり、この時期はトレード回数は控え目でした。

年間を通じて、ボラティリティが高い時期と低い時期があり、数ヶ月間続くこともあることを覚えておきましょう。

このように、スキャルピングでは、数千円や数万円の薄利を狙います。

ちなみに、FXには他にもいくつかのトレードスタイルがあります。厳密な定義はありませんが、表にまとめましたので、イメージをつかむためにご覧下さい(pipsの参考記事:『FXの単位pips(ピップス)とは?|読み取り方のコツ』)。

  決済までの時間 利幅 適した相場例
スキャルピング 数秒~数十秒 2~10pips 大きく動く時
デイトレード 数分~数時間 5~50pips チャートパターンが出た時
スイングトレード 数日~数ヶ月 数十~数百pips トレンド相場

2.メリットとデメリット

スキャルピングに特有の具体的なメリットとデメリットは次の通りです。

2.1.メリット

1.相場が動いてる時に、小さな利益が出るトレードを積み重ねて大きな利益を得られる
2.翌日に持ち越さないので、仕事や睡眠に影響しない
3.しっかりした売買ルールを作れば、ゲーム感覚でトレードできるようになる

2.2.デメリット

1.会社員の場合は帰宅後に取引するので、やる気と体力が必要
2.瞬時の売買判断のための反射神経が必要

このように、スキャルピングにはいい面もあれば、そうではない面もあります。そのため、やるべきかどうかはご自身で総合的に判断して下さいね。

3.適した時間帯

スキャルピングは、ボラティリティが高い時間がチャンスです。

では、いつの時間帯が動きやすいかというと、次の3つです(日本時間で表示)。

市場 動きやすい時間 動きやすい通貨ペア
アジア 9~12時 ドル円
豪ドル円
ロンドン 15~18時 ユーロドル
ポンドドル
ユーロ円
ポンド円
ニューヨーク 21~25時 ユーロドル
ポンドドル
ドル円

これらの時間は、各市場の午前中の時間帯で、最も売買が活発になります(参考:『FXの取引時間別の特徴とトレード戦略の立て方』)。

ちなみに、私が会社員だった頃は、帰宅後の21時から25時までトレードしてたので、ドル絡みの通貨ペアでの取引をメインとしていました。

このように、自分の生活スタイルに合わせて、自分が見られる時間帯や通貨ペアを選ぶことがポイントです。

4.向いてる人と向いてない人

スキャルピングに向いている人と、向いていない人をお伝えするとしたら、次のようになります。

4.1.向いている人

1.できるだけ毎日決まった時間にトレードできる方
2.チャートを見るのが少しでも楽しいと感じられる方
3.体力に自信がある方

4.2.向いていない人

1.毎日ある程度決まった時間にトレードできない方
2.PCの前にずっと座ってチャートを見続けることが苦手な方

もちろん、これが全てではありません。性格や資金量、いくら稼ぎたいかによっても異なってくるでしょう。そのため、現在の自分の状況と照らし合わせてトレードスタイルを選択しましょう。

5.適した通貨ペア

スキャルピングで稼ぐためには、取引量が多いメジャーな通貨ペアを選ぶことが大前提です(参考:『通貨ペアとは|FXトレードで勝つための正しい選び方』)。

ちなみに、私は、スキャルピングでは次の6つの通貨ペアを売買対象にしています。

  • ドル円
  • ユーロドル
  • ポンドドル
  • ユーロ円
  • ポンド円
  • 豪ドル円

ただし、最初から多くの通貨ペアを監視するのは大変なので、その場合は、「ドル円」と「ユーロドル」の2つから始めることをおすすめします。

この2つなら、全ての時間帯で価格が動く傾向がある上、比較的、日本人にも馴染みがある通貨なので、情報も得やすいです。

6.考慮すべき2つの取引コスト

スキャルピングは、薄利を積み重ねるトレードなので、必然的に取引回数は多くなります。そのため、1回あたりの取引コストを徹底的に下げる必要があります。

ここでは、考慮すべき2つの取引コストをお伝えします。

6.1.スプレッド

スプレッドとは、「買値と売値の差」のことで、FX会社に支払う実質的な手数料のことです。

スプレッドは、FX会社や相場状況に応じて変動するので、その瞬間でいちばんスプレッドが小さいFX口座から発注することがポイントです(参考:『FXのスプレッドとは|無駄な手数料を減らすための必須知識』)。

6.2.スリッページ

スリッページとは、「注文した価格と売買が成立した価格の差」のことです。

例えば、ドル円が100.15円の時に買い注文を出したのに、100.16円で約定してしまう場合のことをいいます。

いつ、どのタイミングで発生するかはFX会社によって異なるので、発生率が少ないFX口座から発注することがポイントです(参考:『FXのスリッページを理解して勝つために必要な4つのコト』)。

7.おすすめのFX口座

スプレッドとスリッページが優れていて、私がスキャルピングで実際に使っている口座は、次の3社です。

各口座の特徴を解説するので、どこで口座開設するか悩んでいる方は、ぜひ参考にして下さい。

なお、『FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい4社の徹底比較』では、複数の口座を使っている理由や、使い分け方についても詳しく説明しています。併せてお読み下さい。

ヒロセ通商

FX会社の中には、スキャルピングを歓迎していない会社もあります。その中で、ヒロセ通商は、スキャルピングOKを公言している数少ない会社で、私もスキャルピングのメイン口座として使っています。同社のスプレッドは業界最狭水準です。

JFX

JFXは、ヒロセ通商の子会社にあたり、イメージカラーが違うだけで、特徴や注文ツールの使い方は全く同じです。スキャルピングを公認しています。

SBI FXトレード

SBI FXトレードの最大の魅力は、スプレッドがほとんど広がらないことです。他社が10pips以上広がっているような局面でも、同社では2pips程度ということもよくあります。私は、他社でスプレッドが広がった時のスキャルピングや、デイトレードで使うことが多いです。

8.参考になる手法

一概にスキャルピングといっても、たくさんの手法があります。ここでは、まず私の手法を紹介した後で、実績のある、他のFXトレーダーのスキャルピング手法もご紹介します。

私は、チャートにエンベロープ(参考:『エンベロープのFXでの実戦的な使い方』)を使って、売買のタイミングを図ることを基本の手法にしています。

次のチャートをご覧下さい。このようにエンベロープを①~⑤のゾーンに分けて、ローソク足が各ゾーンのラインにタッチするまで待ちます。

そして、ローソク足がゾーンにタッチして、ヒゲをつけて反転した瞬間に逆張りでエントリーします。

次のチャートの1.~5.のような箇所が、エントリータイミングです。

ポイントは、普段はコツコツと利益を積み重ねて、勝率が高いゾーン④や⑤の局面ではロット(資金量)を増やして大きく稼ぐことです。

ここでは、より分かりやすく理解していただくために動画で用意したので、これを見て感覚を掴んでみてください。一番右側のユーロ円が、トレードしているチャートです。

4秒の時点で買って、1分50秒で売って、1回のトレードで4,000円の利益を得ています(バキューンという音がするところが売買したタイミングです)。

スキャルピングは、このような短時間のトレードを何回も繰り返して、利益を積み重ねていく手法です。

なお、スキャルピングで稼ぐ手法は、一つではありません。私は、このようにエンベロープを軸としてトレード戦略を組み立てています。

しかし、人によって、軸にしているテクニカル指標は異なります。

次の3名のスキャルピング手法も参考にしてみてください。まずは直感でもいいので、自分に合っていそうなものを選び、真似してみることが大切です。

もみ合いブレイク
近藤FX氏は、4つの時間軸のチャートを使い、もみ合いからブレイクした瞬間に大量に発注して、大きく稼ぐ手法を得意としています。
⇒『私がFXのスキャルピングで5年間で7億8千万円稼いだ手法の全て
仲値トレード
ジュン氏は、9時55分に発表になる「仲値」に向かって動くクセを利用したスキャルピングを得意としています。
⇒『FXの仲値トレード|元手10万から8年間で1.3億円稼いだ私のおすすめ手法
秒速スキャルピング
FXニート氏は、米雇用統計などの重要な経済指標の発表直後に、ローソク足が一方通行に伸びて価格が大きく動いたタイミングで逆張りでエントリーします。一般的なスキャルピングよりさらに短く、数秒間で売買する秒速スキャルピングを得意としています。
⇒『FXの秒速スキャルピングで元手10万円から4年間で約1800万円稼いでいる私の手法

9.稼ぐためのコツ

スキャルピングで稼ぐためには、とにかく値動きが重要です。ボラティリティが高く、かつスプレッドが狭い通貨ペアを選びましょう。まずは、これが鉄則です。

その上で、まずは基本的な売買ルールを持ちましょう。一からオリジナルの売買ルールを作るより、最初は、上で紹介したように、誰かの真似から始めるほうがいいでしょう。

そして、少しでも自分に合っていそうだと感じるものが見つかったら、継続して相場をウォッチして下さい。この際、2~3日見ただけでは、有効性はわかりません。根気強く、相場に向き合い続けて下さい。

そして何より、実際にトレードしてみることが大切です。やってみることで、様々な気付きが得られます。

コツとして、トレードを始める時には、最初は、損切りを徹底的に意識して下さい。

スキャルピング初心者の典型的な失敗パターンは、「コツコツドカン」です。これは、コツコツ積み上げてきた利益を、損切りができなくて一度のトレードで失ってしまうというパターンです。

この原因は、損切りができないことに尽きます。そこで、まずは、以下の記事を参考にして下さい。

損切りを身に付けたら、今度は、テクニカル分析についての知識やスキルを深めていくことで、利益を伸ばすことができます。なお、押さえておきたい内容は、次の記事でまとめています。

最初から、全てを理解しようとする必要はありません。

興味があるものから読み進めて、実践で粘り強く試していきましょう。

10.まとめ

最後に、スキャルピングについて、特に重要な点を3つ挙げますので、確実に押さえておきましょう。

  • 相場が動けば、薄利を積み上げて大きな利益を得ることができる
  • スキャルピングに適したFX口座を使って、取引コストを最小にする
  • 相場が動き出すポイントをいかに見つけられるかがカギ

ぜひ、FXのスキャルピングで利益をあげて、夢を実現させましょう。

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ぶせな

ぶせな

専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 2009年に本格的にFXをスタート。累計利益は、3年目で5千万円、5年目で1億円、10年目の2018年には1億6千万円を突破。 一時的な利益ではなく、継続的に利益を上げ続けるためにリスク管理を徹底し、短期売買の「スキャルピング」と長めに保有する「デイトレード」の2つの手法を得意とする。

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