GMOクリック証券は、「GMOクリック証券だからこそ、今の大きな利益が出せている」と言えるほど、稼いでいるFXトレーダーがこぞって使っているFX会社です。
この記事では、2名のFX専業トレーダーに登場していただき、GMOクリック証券ならではの活用方法を、余すところなく解説します。
GMOクリック証券のユーザーの方も、そうでない方も、新たな気付きがあると思いますので、ぜひ一読して下さい。
執筆者
投資の教科書 FX事務局
投資の教科書FX事務局では、FXで稼ぐ力を身につけるために必要な基本的な知識をはじめ、おすすめFX口座の特徴などを、FX億トレーダーぶせな氏の監修のもと、初心者にもわかりやすくお伝えしています。
1.ジュン氏のGMOクリック証券の活用方法
まず1人目は、仲値(銀行が顧客と外貨の両替をする際の基準となる為替レートのこと)をはじめとした”値動きのクセ”に注目したトレードで、10万円からFXを始めて8年間で1億3,000万円の利益をあげたジュン氏です。
ジュン氏は、午前10時から定期的にニコニコ生放送の配信をしており、2017年は「エンスパ」というマネー誌の取材を受けたこともある億トレーダーです。
なお、ジュン氏の手法は、『FXの仲値トレード|元手10万から8年間で1.3億円稼いだ私のおすすめ手法』で解説しているので、興味がある方は参考にして下さい。
それでは、ここからは、ジュン氏に解説していただきます。
1.1.GMOクリック証券は大口注文がストレスなく約定
GMOクリック証券のシステムは2016年にリニューアルされ、約定スピードが従来のシステムと比べて6倍速くなりました。
これにより、約定力も向上し、見ている注文画面のレート表示とほぼ変わらない価格で注文が成立するようになりました。
また、通常はシステムに大きな負荷がかかる大きな注文でも、GMOクリック証券の場合は、100万通貨の大口注文でもサクサク成立します。
そのため、短期トレーダーだけでなく、私のような大口注文でガンガン取引したいFXトレーダーには、GMOクリック証券はストレスなく取引できて非常におすすめのFX口座です。
1.2.Exモードだと一度で500万通貨の発注が可能
GMOクリック証券の通常モードでは最大100万通貨しか発注できませんが、「Exモード」という機能に切り替えると、最大500万通貨を一度で発注できます。
私は、勝率が高いと判断した局面では、このExモードを使って100万通貨以上で勝負することがあります。ただし、スプレッドは通常モードと比べて約2倍になるので、注意が必要です。
しかし、500万通貨を一度で発注できるFX会社は、私が知っている限りはGMOクリック証券だけなので、いざという勝負の時のために覚えておくとよいでしょう。
なお、Exモードへの切り替えは簡単で、以下の手順を参考にして下さい(ブラウザ版の場合)。
※画像内にドル円のスプレッドが0.3銭の表記がありますが、2019年10月15日より0.2銭に縮小されています。





1.3.GMOクリック証券のスプレッドは元に戻るまで速い
重要な経済指標の発表や要人発言の直後などの相場が急変する時は、どこのFX会社でもスプレッドが広がります。
しかし、GMOクリック証券のスプレッドは、広がったとしても、通常スプレッドに戻るまでのスピードが他社と比べて速いのが特徴です。そのため、他のトレーダーより有利な価格でエントリーできる可能性が高くなり、大きな売買チャンスになります。
1.4.ジュン氏のGMOクリック証券の総評
GMOクリック証券は、私のFX取引に欠かせない口座です。100万通貨の大口注文の約定力の高さと、相場急変時のスプレッドの変化の特徴だけでも、他のトレーダーより優位に立てます。
もし、今の私の売買ルールで他社で同じタイミングで発注しても、思い通りの価格で約定せず、利益が減ってしまうでしょう。それだけ、GMOクリック証券には勝つための環境が揃っており、絶大な信用を置いています。
このように、FXは、どこの口座から発注するかによって損益が左右されます。もし、どのFX口座でトレードしようか迷っている方は、試してみる価値はあると思います。
《ジュン氏のGMOクリック証券のおすすめポイント》
- 100万通貨などの大口注文の約定力
- Exモードを使うと一度で500万通貨の発注が可能
- 相場急変時でもスプレッドの戻りが速い
2.FXニート氏のGMOクリック証券の活用方法
さて、2人目は、独自に構築した「秒速スキャルピング」という手法で、元手10万円からFXを始めて4年間で1,800万の利益をあげた、FX専業トレーダーのFX nito (FXニート:ハンドルネーム)です。
FXニート氏は、GMOクリック証券が実施しているトレードバトル「トレードアイランド」にも参加していたことがあり、過去の成績も公開しています。また、FX初心者が勝てるようになるまでのコツも教えてくれたので、ぜひ参考にして下さい。
それでは、ここからは、FXニート氏に解説していただきます。
2.1.経済指標発表直後でもスプレッドが広がりにくい
結論からいうと、GMOクリック証券のスプレッドは、経済指標発表時や要人発言時でも広がりにくいのが特徴です。
通常、このような局面では、どこのFX会社でもスプレッドは広がります。しかし、GMOクリック証券の場合は、スプレッドがたとえ広がったとしても広がり幅が他社より小さい上、通常スプレッドに戻るまでの時間が短い傾向があります。
私は、このGMOクリック証券ならではの特徴を活かして、「秒速スキャルピング」という独自の手法を構築しました。この秒速スキャルピングでは、経済指標発表直後や要人発言で価格が急落または急騰した1~2分後にエントリーします。
そのような相場が大きく動く局面では、通常、他社ではまだスプレッドが広がっていることが多いです。しかし、GMOクリック証券の場合は元のスプレッドに戻っていることが多く、他のトレーダーより有利な価格でエントリーできる点が気に入っています。
具体的には、ドル円の通常のスプレッドが0.3銭のFX会社を比較すると(2017年当時)、他社は指標の発表直後に4.9銭まで広がるところ、GMOクリック証券は2.4銭までしか広がらないことがよくあります。
このような、スプレッドが広がりにくく戻りやすいという特徴に限れば、私が知っている中では、GMOクリック証券を上回る口座はありません。。
2.2.約定スピードが速いブラウザ版のスピード注文がオススメ
GMOクリック証券には、「はっちゅう君FXプラス」という、注文スピードと画面のカスタマイズ性が優れた、PCにインストールして使う取引ツールがあります。
しかし私は、「はっちゅう君FXプラス」を使わず、ログインしてすぐに現れる「ブラウザ版」の「スピード注文」からあえて発注しています。なぜなら、ブラウザ版のほうが余計な機能が少ないのか、約定スピードが速く感じるからです。
言葉では表しにくいのですが、ボタンを押した瞬間にサクッと約定する感覚です。ただし、実際にスピードを計測したわけではなく、あくまでもこれは、今まで同社から何万回と注文している私が感じていることなので、ご注意下さい。
約定スピードが速いということは、見ている注文画面のレート表示とタイムラグがほとんどない状態で注文が成立することを意味します。これは、私のような「目先の値動き」に注目して売買するトレーダーにとっては大きなメリットになります。
ちなみに、ブラウザ版のスピード注文は、以下の手順を参考に表示させてみて下さい。


2.3.ロスカットには逆指値注文を使うべし
私は、ロスカット(損切り)を「7pips(ピップス)」に設定しており、7pips損をしたら自動的に逆指値注文が執行されるようにしています。
しかし、エントリーする前にイメージした値動きと違ったら、7pipsに到達する前でも手動でロスカットします。
では、なぜロスカットの逆指値注文を設定しているのかというと、突発的なニュースが出た時の急激な相場変動に対応するためです。このような不測の事態が起こった場合は、値動きが速すぎて、手動でロスカットするには追い付かないケースがほとんどです。
スキャルピングで安定して利益をあげるコツは、小さな利益をコツコツ積み上げることです。
1回のトレードで数十万円や数百万円の大損をしてしまったら、取り戻すには時間がかかってしまいます。下手をすれば、一発退場になりかねません。そうならないように、私は保険のつもりでロスカットの逆指値を必ず設定しています。
このロスカットの逆指値注文は、ほぼ全てのFX会社で設定可能で、やり方もほとんど同じですが、ここでは、GMOクリック証券のブラウザ版での設定方法を紹介します。
ぜひ参考にして、リスク管理をしっかり行っていただければと思います。


2.4.トレード日記で売買の分析をすべし
トレードを上達させるコツは、負けトレードから学ぶことです。負けの原因を一つ一つ減らしていけば、自然と勝ちトレードだけが残ると私は考えています。
そこで、私が初心者の時に活用していたのが、GMOクリック証券の「FXトレード日記」です。この機能は、期間に応じた自分の取引を自動的に分析してデータ化してくれるというものです。
似たようなサービスは他社にもありますが、「平均建玉保有時間」という項目があるのは、GMOクリック証券だけだと思います。
では、なぜ平均建玉保有時間が大切なのかというと、私のような短期トレーダーにとっては、「何秒でいくらの利益を効率的にあげたか」は重要な分析項目だからです。
その他にも、FXトレード日記には、最大利益金額や最大損失金額などの項目があります。そのため、リスクとリターンのバランスが取れたトレードができているかを多角的に分析できます。
エクセルやノートでトレード記録をつけて分析する方法もありますが、私のような1日に何十回と取引をする手法を行うのであれば、このような便利な機能を活用したほうが効率的です。
ただし、上達する方法に正解はないので、自分が苦にならず、長く続けられる方法を見つけることをおすすめします。
なお、GMOクリック証券のFXトレード日記の機能の使い方は、次の手順を参考にして下さい。


2.5.FXニート氏のGMOクリック証券の総評
GMOクリック証券は、私の秒速スキャルピングの手法に欠かせない口座です。もし、同じタイミングで他社から発注したら、確実に利益は減ると思います。それくらい、GMOクリック証券にはFXで勝つための条件が揃っています。
《FXニート氏のGMOクリック証券のおすすめポイント》
- スプレッドが広がりにくく戻りやすい
- ブラウザ版のほうが約定スピードが速い
- FXトレード日記で取引の振り返りができる