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私は、証券会社で株式ディーラーとして7年間、会社の自己資金を超短期で運用する業務を行っていました。現在は、会社員として仕事の傍ら、日本株の中長期投資を日々研究しながら実践している兼業トレーダーです。
証券会社で働いていた時は、目先の株価の値動きだけで売買をしていたので、決算などのファンダメンタルズはあまり気にしていませんでした。証券会社を辞めてから会社四季報を入念にチェックするようになったほどで、中長期投資に関してはほぼ初心者です。
しかし、「出遅れ株」に注目するようになってから、稼ぐコツがわかるようになりました。この記事では、私のトレード事例の中から、皆さまにも実践可能なノウハウをわかりやすくお伝えします。
最後までお読みいただければ幸いです。
目次
それでは最初に、私が出遅れ株に注目してトレードした事例の、実際の取引履歴をお見せしたいと思います。銘柄は、トレイダーズホールディングス(8704)です。
ご覧のように、6月12日に2,000株を150円で買って、その後、183円、208円、193円、169円の時に4回に分けて、1,900株を売却し、合計で73,294円(手数料引き後)の利益を得ました。残りの100株は、当記事執筆時点の6月28日に9,600円の含み益なので、これも入れると、合計で82,894円(手数料引き後)になります。(後に、最後の100株は7月4日に220円で売却)
下の画像が、その時の株価チャートです。
2章から、私がどういう情報でどう判断して売買したのかを説明いたします。誰にでも再現できるように、なるべく具体的に書きましたので、ぜひ、参考にして下さい。
では、早速解説していきます。
今回、私が実践した手法は、「出遅れ株投資法」というものです。株式投資の数ある手法の中でも、メジャーな部類に入るのではないかと思います。
まずは、この出遅れ株投資法とはどのような方法なのかを解説していきます。
出遅れ株とは、「ある業種内の銘柄の価格が総じて値上がりしているにも関わらず、何らかの原因で上昇していない銘柄」のことです。
例えば、フィンテック業界の企業全体の株価が総じて上がっているとします。しかし、同じフィンテック業界にあるにも関わらず、「TKテック株式会社」だけは上昇していないとします。同業他社の株価は上がっているのに、TKテックだけ上がっていないので、TKテックは出遅れていますね。
このように、業界の中で、株価の上昇が出遅れている会社の株を、そのまま「出遅れ株」と言います。
出遅れ株には、次にお伝えする2つの特徴があります。
出遅れ株が出遅れてしまう理由は、それが小型株だったり、もともと出来高の少ない銘柄だったりと複数あります。そのため、注目を浴びるのに時間がかかるのです。
ただし、旬の業界の企業は、いずれ誰かに注目されます。そのため、出遅れ株は「同業他社の銘柄の上昇が落ち着いた時に上昇することが多い」という傾向があります。
必ず上がるというわけではないですが、旬の業界であればあるほど、その傾向が強くなります。
成長業界の中で、最初に注目された銘柄をいち早くキャッチするのは非常に困難です。なぜなら、そのような銘柄は、想像を絶するスピードで上昇するからです。
そもそも投資の世界は、これから急スピードで伸びる会社(=個人的に「先駆け株」と呼んでいます)を百発百中で見つけられたら誰でも成功しますよね。ただし、それが口で言うほど簡単に出来ないから、困るわけです。しかし、出遅れ株は、発見さえできれば、まだ買いのチャンスが残っています。
そのため、出遅れ株投資は、ハイリターンではありませんが、堅実に行えばローリスク・ミドルリターンの投資方法だと言えます。
今回、私は、「トレイダーズホールディングス株式会社」という出遅れ銘柄を発見したことで、利益を得ることが出来ました。
それでは、なぜ、この銘柄を発見することができたのでしょうか?その経緯をお伝えします。
2017年6月上旬当時は、株式市場でビットコイン関連のニュースで連日盛り上がっていました。
6月1日の日本経済新聞では「仮想通貨の不正引き出しに補償。国内初、大手2取引所が導入」、6月12日には「ビットコイン、3000ドル台に上昇。過去最高値を更新」の記事が掲載され、話題となりました。
正直、私はビットコイン(仮想通貨)がどういうものか、あまり分かりませんでした。
そのため、もしビットコインそのものに投資するとしたら、その仕組みや、どういった投資対象があるのか、どこで口座開設すればよいのかを、一から勉強する必要があります。しかし、その間にビットコインの価格が上がってしまえば、投資チャンスを逃すのではないかと考えました。
そこで、ビットコインそのものへの投資は、自分の知識や現在の状況から考えてギャンブルに近いものになってしまうと思い、やるべきではないと結論を出しました。
そんな折、株式市場で、リミックスポイント(3825)という会社の株価が、子会社で仮想通貨の取り扱いを開始するというニュースが発表されました。
同社の株価を調べてみたら、ニュース発表後から驚くほど急騰していました。下図は、リミックスポイントの2017年6月9日までの日足チャートです。
5月17日には247円だった株価は、出来高の増加を伴って、6月9日には1,418円まで上昇していました。この期間の値上がり率は約474%で、株価は約6倍になっていました。同社は、典型的な「先駆け株」ですね。今から、同社を買ったら高値づかみしてしまいそうです。
しかし、このような背景から、ビットコイン関連でまだ上昇していない銘柄だったら買いのチャンスが残っているのでは?と思い、調べることにしました。
余談ですが、株というのは、「この会社のこの商品がヒットしているから、将来的に利益も増えて株価も上昇するのではないか」という連想ゲームの一面があります。私のような一般投資家にとっては、このような連想をどれだけできるかがポイントです。
私は、早速、ビットコイン業界の出遅れ銘柄の検索に取り掛かりました。
検索のために使うのは、「会社四季報オンライン」というサイトです。これは、東洋経済新報社が発行している「会社四季報」のネット版で、紙の会社四季報とほぼ同じ情報を見ることができる上、業績修正があった場合は、毎週木曜日の早朝にどこよりも早く更新してくれます。
使い方は簡単です。トップページの一番上に検索の窓があり、ここにキーワードを入力すると、会社四季報の記事で、そのキーワードが書かれた銘柄が一覧表示されます。
私はここに「仮想通貨」や「ビットコイン」というキーワードを入力し、リミックスポイント以外でまだ株価が上昇していない銘柄がないか調べました。
下の画像は、「仮想通貨」というキーワードで検索した時に表示された銘柄一覧です。検索結果の社名にマウスポインタを合わせると日足チャートも自動表示されて、一緒にチェックできます。
※ここまでのサービスを利用するのに月間1,080円(ベーシックプラン)かかります。
表示された銘柄を一つ一つ確認して、まだ株価が上がっていない会社を探すわけです。そして、この中に、「トレイダーズホールディングス(8704)」という銘柄がありました。同社は、私が発見した時点では、まだ株価は上がっていませんでした。
私が発見した時点(6月9日)の、同社のチャートがこちらです。
赤い丸で囲んだ6月9日に長めの陽線をつけて上昇し、出来高も増加しているので、ビットコイン関連のニュースで市場の注目を集め始めているのではないか?と想像できます。また、紙ベースの会社四季報の2017年2集春号の同社の記事には、次のように「仮想通貨取引事業へ参入」と書かれていました。
次に私が取った行動は、上昇のきっかけになったニュースが出ていないかを調べることでした。
何かニュースが出ていないかを調べたい時は、「株探」というサイトが便利です。
この事例で説明すると、検索の窓に銘柄コード「8704」または銘柄名「トレイダーズ」を入力し、ニュースのタブを開くと、次のように過去のニュースの一覧表示できます。
これを見ると、確かに3月31日に「みんなのビットコイン」という会社で仮想通貨取引サービス開始するという開示情報が出ており、同社がビットコイン関連銘柄であることは確かのようです。
ちなみに、6月8日の取引終了後には特にニュースは出ておらず、6月9日に株価が上昇した理由は明確にはわかりませんでした。「やはりビットコイン関連銘柄で一番最初に上昇したリミックスポイントの上昇に連られて上がったのではないか?」くらいの判断しか、この時点ではできませんでした。
そこで、同社株を買う判断の後押しになるのではないかと思い、週末に実際にトレイダーズホールディングスのホームページから「みんなのビットコイン」のサービスに申込みをして使用感を試してみたりもしました。
身分証明書を送って入金しないと実際の取引はできないのですが、登録しただけで中のサイトを見ることができました。その時の感想としては、まだサービスが始まったばかりでツールも使いにくく、正直あまりいい印象を受けませんでした。
そこで、さらなる材料を探すためにテクニカル分析を行いました。
結果的に、チャートのテクニカル分析からリターンとリスクを比較して、リターンのほうが大きいと判断しました。根拠は、下のチャートです。
チャートを見る期間によって見方が違ってきますが、この期間では高値205円で2回跳ね返されていることが分かります。今買って上手く上昇したら、再び200円近くまで上昇する可能性があります。
また、安値が133円、141円、144円でほぼ同じ価格帯です。
そのため、もし同銘柄に勝う場合、利食いするとしたら200円、損切りするとしたら140円を割った時という具合に戦略が立てられます。ここで、リスクとリターンを考えてみます。
この銘柄を150円で2,000株買って30万円を投資する場合、もし上手く利食いすることができたら、100,000円({売値200円-買値150円}×2,000株)の利益となります。逆に、損切りすることになったら、20,000円({売値140円-買値150円}×2,000株)の損失となります。
上手くいった時のリターンのほうが、失敗した時のリスクよりもはるかに大きいので、トレードとしては有利だと判断できます。
次に、同社のビットコイン事業が、将来の収益にいつ頃から貢献するようになるのかが気になりました。
こればかりは、自分の頭の中で考えていても仕方ないので、6月12日の昼休みにトレイダーズホールディングスのIRに直接電話で問い合わせてみることにしました。方法は簡単です。「御社の株主の◯◯ですけど、お伺いしたいことがあります。」と言えば、大体快く回答してくれます。
質問のポイントは、「みんなのビットコインの収益が、いつからどれくらい貢献してくるか」です。
実際に決算書に計上されるのはまだ先として、株価は将来の利益を見越して期待先行で上がる傾向があるので、その「見通し」を知りたいと思いました。
すると、以下のような回答が返ってきました。
私は、最初の回答に重要なヒントが隠れていると思いました。
「育てたい」というのは、どこかのタイミングで設備投資をしたり、どこかの会社と提携したりして大きくしていこうとする会社の方針だと思ったのです。このように判断した私は、同社の株価は遅かれ早かれ、リミックスポイントのように上がると予測し、6月12日に寄り付きで150円で2,000株購入しました(注)。
正直、IRに問い合わせる投資家はあまりいないと思います。しかし、大切なお金を投資するわけなので、使える手段は使って納得がいくまで調べてから自信を持って投資したほうが長く保有でき、利益を伸ばすことができます。他の人がやらないことをやって、他の投資家より優位に立ちましょう。
その後、同社の株は6月15日に142円の安値をつけましたが、その後反発して150円付近で推移していました。
すると、6月22日の昼休みに株価をチェックすると170円まで急騰しており、その時点で全市場の値上がり率1位となっていました。何かニュースが出ているのではないかと思い、急いで「株探」のニュースを調べましたが特に材料は出ておらず、やはりビットコイン関連の出遅れ銘柄としてようやく本格的に買われてきたのかな?と思った程度でした。
私は、当日、後場が始まってすぐに持ち株2,000株の半分の1,000株だけ183円で売り注文を出し、46,000円({売値183円-買値150円}×2,000株)の利益をまず確保しました。
なぜ半分だけ利食いしたかというと、平常心を保つためです。
この時は、特にニュースもなく思惑だけで上昇したと判断しました。しかし、これが高値で、これから下落に転じるのか、さらに上昇するのかまでは誰にも分かりません。その状態で、もし、2,000株を一気に利食ってしまっていたらどうでしょうか?その後に下がれば「売っておいてよかった」と思いますし、上がれば「まだ売らなければよかった」と後悔するでしょう。
「頭と尻尾はくれてやれ」という相場格言があるように、ちょうど高値で売れることはあり得ません。腹八分目の利益で、損しなかっただけマシくらいの謙虚な姿勢で相場に臨むことが大切です。
そこで、とりあえず半分だけ売却してこのトレードでの利益を確保し、残りの1,000株をもっと高値で売る努力をしようと決めました。
半分利食いをしたことで心理的にはだいぶ楽になり、その後の株価推移を見守ることができました。
株価推移を見守ると言っても、何もせずに値上がりすることを期待して待つだけというようなことはしません。できるだけ、今後の株価の見通しを判断できる材料を探しました。
先ほど、「株探」というサイトでニュースをチェックする方法について触れました。しかし、最も早くニュースをチェックできるのは、東京証券取引所の「適時開示情報」です。これは、上場会社がプレスリリースを提出する場で、業績の修正や業務提携のお知らせ、資金調達など、株式投資のヒントがたくさん詰まっています。できれば毎日チェックしていただきたい情報です。
さて、トレイダーズホールディングス株を半分利食いをした6月22日は、後場に高値196円まで上昇し、終値は185円となりました。そして、引け後の15時10分に、東証の「適時開示情報」で注目すべきニュースが発表されました。それが、以下です。
内容は、他社と仮想通貨を用いた資金決済サービスに関する業務提携を行うというものでした。この日の同社株の急騰ぶりを見ると、どこからか情報が漏れていたのではないかと疑ってしまいがちですが、真相はわかりません。
いずれにせよ、この情報により、同社の株価はさらに上がることが予測できます。そのため、残りの半分の1,000株も売り時が近いと判断しました。
あとは、いくらまで上がるかですね。
私が使っているSBI証券には、夜間PTS市場という私設取引市場があります。ここでは、SBI証券の顧客だけで17:00から23:59まで取引することができます(参考:「PTS市場|私設取引を活用して株式投資で利益を追求する方法」)。
ただし、PTS市場は現物取引だけが対象なので、信用取引で買っていた私は参加できず、株価だけウォッチしていました。なぜなら、引け後に発表されたニュースがその銘柄の夜間PTS市場でどういう反応をするかは、翌日の9時からの通常取引の参考になるからです。
しかし、夜間PTS取引の圧倒的に取引参加者が少ないので、PTS取引で高値がいくらだったから翌日の高値も同じになるのではないかという厳密なテクニカル分析はしません。あくまで、引け後に出たニュースにプラスもしくはマイナスに反応したかの「方向性」をチェックするために参考にする程度です。
ちなみに、6月22日の夜間PTS取引では、適時開示情報を見た人が買ったのか、その日の15時の終値185円より50円高い235円で始まり、結局それが高値となって下落していきました。
私は、この業務提携のニュースが同社株にプラスに反応して夜間PTS取引で高く始まって235円の高値をつけたのと、当初のテクニカル分析による利食い目標価格の200円を超えていたことから、当面の高値近辺なのではないかと判断しました。
そこで、6月23日の寄付208円でもう半分の500株を利食いをして、ここでは29,000円({売値208円-買値150円}×500株)の利益を確定しました。全部売却することも考えたのですが、500株だけ残しました。
その理由は、さらに上昇したところで利食える自信があったのです。まだ同社の適時開示情報を見ていないトレーダーが、上昇している同社株を見てさらに高値で買ってくるのではないかと期待したからです。しかし、その期待とは裏腹に、高値218円をつけてから下落に転じ200円を割ってしまいました。
昼休みにこの一連の値動きを見て、後場寄りの193円で200株を売却し、8,600円({売値193円-150円}×200株)の利益を確定しました。
この日は金曜日で、残りの300株は翌週の楽しみとして持ち越すことにしました。結局、週明け6月26日の寄付はさらに下落してしまいましたが、寄り付き169円で200株売却し、3,800円({売値169円-買値150円}×200株」の利益となりました。
売値が徐々に下がってきたので、一相場終わってしまったかのように見えました。しかし、6月26日は始値がほぼ安値でその後は上昇し、終値は前日比22円高の192円まで再び上昇しました。
ちなみに、この原稿を書いた6月28日の終値は246円となっており、まだ100株保有しているので含み益は9,600円となっております。この100株はどこまで上昇するか楽しみにしながら、ビットコインのニュースに注目してまだ保有して売却のタイミングを図ろうと思います(後に、最後の100株は7月4日に220円で売却)。
相場は様々なトレーダーの欲望がぶつかり合って動いており、株価の値動きを正確に予想するのは不可能です。
だからこそ、最初に注目されて上昇した銘柄の値動きを見ながら、2番手・3番手のまだ上昇していない出遅れ株を探して予め買っておき、徐々に注目されて買われ始めたら少しずつ売って利益を確定していくほうが安全です。
最後にもう一度、この期間のトレイダーズホールディングスの日足チャートを載せておきます。
私がこのトレードで伝えたかったことをまとめると、次の5つになります。
私は、まだまだ、年間何百万円も何千万円も利益を出せるような凄い投資家ではありません。せいぜい月々数万円から、良い時で数十万円程度です。
しかし、こうやって当サイトに記事を書かせて頂くようになったりする中で、多くの優れた投資家の方に出会ったり、アドバイスをいただくようになりました。
今回の出遅れ株投資法は、そのような環境の中で得られた貴重な学びを、できる限り、皆様にもシェアできるように意識して書きました。少しでも、皆様の投資のプラスになれば嬉しく思います。
なお、この記事で紹介しきれなかった「会社四季報オンライン」「株探」「適時開示情報」のもっと詳しい活用方法は、別記事『投資歴15年の私が教える株の初心者が絶対に押さえておくべきサイト7つ』で書かさせていただきました。併せて、ご活用下さい。
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