グランビルの法則で株式トレードの売買タイミングを測る方法

移動平均を利用した株式取引においてはグランビルの法則という非常に有名な法則があります。

この法則は簡単に言うと、移動平均と株価の位置を把握して株の売り買いのタイミングを探ろうというものです。当たることが多いせいかこの法則通りに取引をする人は投資の世界では多いです。

このグランビルの法則を知っておくことで短期トレードにおける勝ちトレードの数は格段にUPしていきます。

短期投資はある意味で戦場のようなもので、短い間で資金を株式市場に投入し引き上げて利益をゲットしなければなりません。投資初心者が短期投資においてなんの指標もなく取引をすることは、感情的に取引をすることにつながり負けトレードにつながります。

トレードで勝ちを手に入れるためにも有名な法則をひとつ知って自分のトレードにおける武器を作ることが重要です。

そして、武器の中の一つが移動平均線であり、グランビルの法則なのです。

1.簡単理解:移動平均線

移動平均線は株式取引などのテクニカル分析(取引データに基づいて株価の動きを探る分析方法)において使用される指標の1つです。

移動平均線は、一定期間の株価の終値の平均をつなぎ合わせた作成されたグラフのことで、直近の株価の動きに比べて今現在の株価の動きの強弱を図るために使われています。

日足チャートで言えば、5日間の終値の平均値をとって作成された5日線と25日の終値の平均値をとって作成された25日線の2本を利用して取引をします。この2本の移動平均線はグランビルの法則以外でも様々な場面で利用しますので、絶対覚えてください。

移動平均に関しては基礎知識的な記事を一本書いていますので、宜しければ参考にしてください。

参考:移動平均の基礎知識

2.一気に学ぶ「グランビルの法則」

グランビルの法則は全部で8つの売り買いのポイントで成り立っています。模式図での売買ポイントをそれぞれ提示したあと、具体例も交えて説明していきたいと思います。

赤い点線が株価の動きで、青い実線が移動平均です。株価の動きに移動平均の動きを絡め買いと売りそれぞれ4つの売買ポイントを記すと次のようになります。

2.1.買いの法則

グランビルの法則(買いの法則)

①下落トレンドから上昇へ転じるときの買い
②いったん移動平均を割ってその後再び上昇を転じる押し目買い
③移動平均に接近するも離れるように上昇するケースで追撃買い
④移動平均から乖離しすぎた場所を逆張りで買い

2.2.買いの法則の実例(日足チャート25日線を利用)

日経225の日足チャートです。緑の移動平均線は日足の25日線となります。チャートの上に色の違う矢印をつけておきましたが、買いの法則がそれぞれ4つ現れていると思います。

  • 白矢印:法則④
  • 赤矢印:法則①
  • 緑矢印:法則③
  • 青矢印:法則②

ただし、白い矢印から2週間ほど遡ると、移動平均を株価が下から上へとクロスしているグランビルの法則の1番目の法則が出ていることがわかります。

注意点が2点あります(※この注意点は売りの法則の方でも当てはまります)

1点目。使用する移動平均線は長期の移動平均線であればあるほど、ダマシはすくなくなります。もともとグランビルの法則は長期の移動平均線を利用して作られた法則だそうです。ただだし、長期すぎる移動平均だと売買ポイントが滅多に現れず使いづらい面も出てきます。私は25日線が一番いいと考えています。

※5日線を使うとしたら、最もシンプルな使い方は5日線の上にローソク足があって株価が推移しているなら強気目線で行くというものがあります。デイトレなどではかなり使えます。

2点目。株の動きは複雑です。上記模式図のように綺麗な形で出てこないということといったんグランビルの法則通りに取引をしたからといって必ずしも勝てるトレードにはならないのだということを覚えておいて欲しいと思います。

ちなみに、 ②の法則「押し目買い」については「上げ相場における絶好の押し目買いポイントの見抜き方」で詳しく説明しています。

2.3.売りの法則

グランビルの法則(売りの法則)

⑤    移動平均から乖離しすぎた場所を逆張りで売り
⑥    上昇トレンドから下落へ転じるときの売り
⑦    いったん移動平均の上に上昇するもその後再びの下落に転じる戻り売り
⑧    移動平均に接近するも離れるように下落するケースで追撃売り

2.4.売りの法則の実例

ニコン(7731)の日足チャートです。こちらも25日線を使用しています。こちらも比較的きれいにグランビルの法則通りの売りパターンが出ていると思います。

  • 白矢印:法則⑤
  • 赤矢印:法則⑥
  • 緑矢印:法則⑧
  • 青矢印:法則⑦

それぞれ実例を見て買いと売りの場所を覚えて欲しいと思います。

8個すべてをいきなり覚えようとすると大変だと思いますので、まずは次の3点を意識して覚えるといいと思います。

A:移動平均と株価がクロスしたところ
B:移動平均と株価が近づいたところ
C:移動平均から株価が離れたところ

グランビルの法則はどれも重要な法則ですが、その中でも特にグランビルの法則でいう4番と5番、アルファベットのCが重要です。

移動平均から乖離しすぎた株価がリバウンドするのをねらって株を買ったり売ったりすると大きな利益を狙えます。経験上移動平均線を利用した取引ではこれが一番使えるなと思っています。スイングトレードだけでなく、デイトレードをする際にもこの法則は重要です。移動平均線と株価の位置をみて、そろそろ株価が上昇しそうだと判断したならデイトレで買いに行くこともあるからです。

乖離線についてもっと知りたい方は下記記事を参照してください。

参照:移動平均乖離率の勝ち負けパターンを実例解説

以上の3点を意識してしながら移動平均を使っていると自然とグランビルの法則通りに取引をすることになると思います。

3.グランビルの法則だけで勝てるのか?

次に重要な問題として、短期投資でグランビルの法則のみで勝てるのかという問題があります。

この法則を覚えただけでも勝つ確率はあがりますが、もっと勝率を上げるためにはほかの指標を組み合わせる必要があります。

私は、たとえば移動平均線を利用するときは、チャート上における抵抗や支持(難しい話ですが株価がそれ以上進まずに止まってしまう壁のようなポイント)や出来高などを組み合わせて判断しています。

ですから、今回の記事ではまずはグランビルを学んでいただき、その後移動平均を使ったトレードの勝率をさらに上げるためのほかの指標(出来高やトレンドラインなど)を覚えていくといいと思います。

まとめ

グランビルの法則を利用した売買手法は数ある取引手法の中の一つです。移動平均線を利用した手法の中では最もシンプルで使い勝手の良いものです。

投資初心者の方はまずはこの法則をあたまの中にインプットしていただき実際の取引でどのように移動平均に沿って株価が動いているかを把握するようにしてください。

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