トレイダーズ証券(みんなのFX)のレビュー|最狭スプレッドでスキル向上

トレイダーズ証券(サービス名は「みんなのFX」)は、私が以前から使っているFX口座の一つです。

特徴は、ずば抜けてスプレッドが狭く、スキャルピングにもデイトレードにも使える点です。

この記事では、実際にトレードしてみないと気付かない同社のメリットやデメリット、注意点を、トレーダーの視点から正直に評価させていただきます。

FXの口座開設に迷っている方は、次のポイントに注目して、今後のトレードにお役立て下さい。

  • スプレッドが狭いことのメリットとデメリット
  • 約定力を上げるために必要なちょっとした注意点
  • トレードスキルを上げるサービスがあること

それでは、見ていきましょう。

執筆者
ぶせな

ぶせな

専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを始めて8年で1億5千万円を突破。 自身のブログ『FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」』では、定期的にトレードの損益を公開中。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』(日本実業出版社)がある。

1.トレイダーズ証券とは

トレイダーズ証券は、JASDAQ上場のトレイダーズHD(銘柄コード:8704)のグループ会社で、口座数は約33万口座(2019年2月時点)と多く、大手のFX業者の一つです。

同社のホームページを見ると、以前は少し堅イメージでしたが、最近は親しみが持てるデザインに変更されました。もっと自由にFXを楽しんでほしいという方針が伺え、親近感が持てます。

トレイダーズ証券は、次の3つのFXのサービスを提供しています。

  • みんなのFX
  • みんなのシストレ
  • みんなのバイナリー

さらに、顧客の幅広いニーズに応えるために、2017年3月からは関連会社で「みんなのビットコイン」という仮想通貨取引所のサービスも始めました(※2018年8月に楽天株式会社の傘下入りを発表)。

2.通常のFX取引は「みんなのFX」

みんなのFXには、次の2種類の取引ツールがあり、口座にログインすると選択できます。

  • Webトレーダー
  • FXトレーダー

2.1.初心者向けのWebトレーダー

Webトレーダーは、不要な情報がなく、シンプルで初心者向けのツールです。注文画面が1つなので、1つの通貨ペアだけをトレードするなら、Webトレーダーで充分です

2.2.上級者向けのFXトレーダー

もう一つのFXトレーダーは、機能が多く、細かいチャート分析や独自にレイアウト変更が可能です。注文画面がいくつも出せるなど、本格的にトレードするためにカスタマイズしたい上級者向けのツールです。

3.スプレッドがとにかく狭い

みんなのFXの一番のメリットは、どのFX会社よりもスプレッドが狭いことです。

主な通貨ペアのスプレッド(原則固定)を比較してみましょう(2019年2月時点)。ちなみに、単位は、ユーロ/米ドルは「pips」、その他は「銭」です(pipsの参考記事:「FXの単位pips(ピップス)とは?|読み取り方のコツ」)。

  米ドル/
ユーロ/
ポンド/
豪ドル/
ユーロ/
米ドル
トレイダーズ証券(みんなのFX)
0.3 0.4 0.9 0.6 0.3
ヒロセ通商 0.3 0.5 1.3 0.7 0.4
GMOクリック証券 0.3 0.5 1.0 0.7 0.4
FXプライムby GMO 0.6 0.9 1.8 1.3 0.6

ご覧のように、ドル/円のスプレッドだけは0.3銭で他社と同じですが、注目すべきは、赤文字の他の通貨ペアです。

特に注目なのは、世界で一番取引量が多いユーロ/米ドルの0.3pipsです。他社では0.4pipsのところが多いのに対して、同社はドル/円と同じ0.3pipsのスプレッドを提供しています。

スプレッドは、実質的な手数料にあたるので、特にスキャルピングの場合、みんなのFXから発注すると、コスト面で有利になります(参考記事:「FXの手数料について学ぶ|実質コストはスプレッド分」)。

今まで、ユーロ/米ドルをトレードしたことがない方でも、スプレッドが0.3pipsならやってみたくなりませんか?数年前までは0.5pipsくらいだったので、驚きです。米ドル/円と同じように売買を繰り返しても、スプレッド分のコストはさほど気にならなくなります。

以前は、キャンペーンで期間限定でスプレッドを狭くしていた時もありました。しかし、2018年5月に「スプレッド業界最狭宣言」をし、主要6通貨ペアで業界最狭水準まで引き下げることを約束しました。

そのため、同社の方向性として、今後も狭いスプレッドを提供する姿勢であることは間違いないでしょう。なお、スプレッドの改訂の情報は、同社のホームページで公開されるはずなので、定期的にチェックしておきましょう。

また、みんなのFXは、スプレッドや取引ツールなど、顧客からの声をもとに、サービス改善を小まめに行なっている点も私は気に入っています。ただ、万人に改善となるとは限りません。あなたにとっては、改悪のパターンになる可能性も考えておく必要があります。

4.スワップポイントが高い

みんなのFXは、スワップポイントの高さも魅力的です。特に、個人投資家に人気がある南アフリカランド/円は、10万通貨あたり1日150円のスワップポイントがつきます。これは、業界でも最高水準です。

スワップ目的でポジションを取り、勉強ために少しずつFXを試してみるのもいいでしょう。メリットを享受できるなら、色々試してみて、あなたに合うやり方を決めていって下さい。

ただし、スワップポイントがもらえるからといって、安易にポジションを長く持たないように注意しましょう(その理由については、「FXのスワップ運用で初心者が一番大損する5つの理由」をお読み下さい)。

5.スキャルピングの三つの注意点

スキャルピングは、次の2つの取引コストを最小にする必要があります。

みんなのFXは、スプレッドが極めて狭く、繰り返しトレードする方にとっては、コスト面で非常に有利になるとお伝えしました。ただし、注意点もありますので、この章で説明していきます。

5.1.スプレッド拡大時の対応法

FXでは、相場が急変した時に瞬間的にスプレッドが拡大します。例えば、次のような局面です。

経済指標は、あらかじめ発表時間が分かっているので、その瞬間のトレードは見送って不利なスプレッドで売買しないのが私のやり方です。

しかし、節目ブレイクは多くの市場参加者が注目しており、一気に価格が動き出すことがあるので、トレードチャンスになります(参考:「FXのファンダメンタル分析とは|初心者が必ずチェックすべき6つの情報」)。

ただし、このようなタイミングは、同社に限らず、多くのFX口座で瞬間的にスプレッドが拡大します。例えば、米ドル/円のスプレッドは通常0.3pipsですが、数秒間0.9pipsに開くこともあります。これは、スプレッドを「原則固定」と謳っていても起こります。

スプレッドが拡大する時は、ブレイクなどが起こり、相場が動き出した時です。このような時は、往々にしてトレードチャンスであることが多いです。

特に、スキャルピングは、サポートラインやレジスタンスラインのブレイクや反転するポイントこそ、ポジションを取るタイミングです(参考:「サポートラインとレジスタンスラインで相場の反転を見抜く正しい使い方」)。

スプレッドに関する知識が足りないと、スプレッドが拡大していることに気付かないでエントリーしてしまう恐れがあります。せっかくトレードチャンスを見つけて売買しても、不利なスプレッドで損したら本末転倒です。

重要なのは、どれくらいの割合でスプレッドが拡大するかを知ることです。

結論からいうと、みんなのFXの場合、スプレッドに関してそこまで気にすることはありません。これは私が使っている感覚的なことですが、同社だけが突出して不利にスプレッドが拡大することはありません。

しかし、スプレッドは拡大することはするので、もし、みんなのFXでスキャルピングをするなら、相場ブレイク時や急変時を狙って、スプレッドが拡大していないことを確認して発注するようにしましょう

ちなみに、デイトレードやスイングトレードは売買回数が少ないので、スプレッドの拡大の影響はあまり考えなくても大丈夫です。

また、みんなのFXは、お客様の要望をもとに、スプレッドに関しても頻繁にシステムを改善しています。現時点でスプレッド拡大はありますが、それが続くとは限りません。いつの間にか改善されている可能性もあり、こればかりは、この先どうなるか分かりません。

ホームページで、お客様の声を形にしていると謳っているので、少なくとも良心的な業者だと思います。今後に期待しましょう。

5.2.他の口座と併用する

スキャルピングの瞬間的なスプレッドの拡大は、他のFX口座と併用すれば解決できます。

コツは、その日のトレードを始める時、最低でも、みんなのFXともう1社の口座へログインし、注文画面を2社出しておくことです。例えば、みんなのFXでスプレッドが拡大しそうなタイミングの時、別の業者を使うといった具合です。

他社でスプレッドが一時的に拡大するにしても、いつも同じタイミングになることはありません。SBI FXトレードのように、そもそもスプレッド拡大がほぼ無い業者を使えば、スプレッドに関しては問題が解消できます。

FX業者ごとのスプレッドが開くタイミングの違いは、少し口座を使っていれば、おおよそ分かってきます。最初はトレードせず、口座にログインして注文画面のスプレッドを見るだけでも勉強になります。

口座を上手く使い分けられると、スキャルピングでの成功にグッと近付きます。ぜひ、次の記事を参考にして比較してみて下さい。

FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい6社の徹底比較

5.3.スリッページ設定を広くする

もう一つ、みんなのFXでスキャルピングを行う際に注意すべき点は、スリッページの設定です。スプレッドが狭いからといって、スリッページや約定力(どれだけ注文がサクサク入るか)も優れているとは限りません。

結論からというと、みんなのFXは、スリッページも約定力も問題はなく、注文がサクサク入ります。しかし、ホームぺージでは約定率99.9%謳っているにも関わらず、相場急変時にスキャルピングすると、約定しないことがあります。「おや?」と感じてしまいますね。

しかし、この問題は、スリッページの設定を「ON」にすれば解消できます

設定方法は簡単です。まず、ログインし、新規注文の画面から行います。下図をご覧下さい。

ここでは、例としてスリッページを1.0pipsと設定していますが、実際に1.0pipsのスリッページが発生するわけではありません。

コツは、1.0pipsでなくても、2.0pipsや5.0pipsなどのあり得ないような広めの数値を設定しておくだけです。これだけで、約定しないという問題を解消できます。

6.初心者に役立つ五つのサービス

最後に、みんなのFXならではのサービスを紹介します。私の使用感も含め、参考にして下さい。

6.1.FXの基本を短時間で学ぶ

はじめてのFX」では、FXの始め方から実際の注文方法までを短時間で学べます。トレード経験が少ない方は、これを読んで、FXを始める心構えを持つと良いでしょう。

6.2.オンラインセミナーが充実

みんなの金トレ」では、レベルに応じたオンラインセミナーを定期的に開催しています。

  • 初心者コース
  • プライベートコース
  • スキルアップコース

の3つのコースがあり、ラインの引き方からテクニカル指標の使い方、実践的な取引手法まで学べます。講師は、プロのトレーダーの他、実績がある個人投資家を招いたりバラエティに富んでいます。また、開催後はYou Tubeに動画をアップしているので、誰でも視聴可能です。

さらに凄いところは、トレイダーズ証券に所属している井口ディーラーのプライベートレッスンを受けられることです。直接会って教えてくれるという、類を見ない業者ですね。そこまでしなくても・・・とお感じになるかもしれません。

しかし、あなたにとってデメリットはなく、享受できるメリットは、最大限活かしましょう。

トレードが下手とか、恥ずかしいとか言っている場合ではありません。経験豊富なプロのディーラーと直接話ができれば、何かしら改善のヒントが得られるはずです。スタートダッシュをかけ、最速でスキルアップを目指しましょう。

6.3.売買比率で市場心理を探る

売買比率」を見ると、みんなのFXの顧客が保有している売りと買いの“ポジションの偏り”を、通貨ごとに視覚的にチェックできます。

例えば、下の実際の画面をパッと見ると、赤が多くて全体的に買っている人が多いことが一目でわかります。

みんなのFXの口座数は国内FX会社の中では多いほうなので、これが全市場参加者の縮図と考えることもできます。比率が高いほうにエントリーすれば勝てるわけではありませんが、トレンドの方向や心理状態を推測するヒントになります

また、更新してパーセンテージが増減する“変化”に注目すれば、マーケットが強気になったり弱気になったりの推移も見れます。

ちなみに、この売買比率は、同社のホームページの「マーケット情報」に載っており、重要な情報と位置付けているのだと思います。ぜひ、あなたのトレード根拠をしっかりと考える補助材料としてお役立て下さい。

6.4.取引成績表で振り返る

FXで安定した利益を上げ続けるためには、トレードノートをつけ、エントリーの根拠や気付いた事をどんどん記入すると良いです。そして、振り返りを行い、今後のトレードに活かすことが大切です。

しかし、取引回数が多くなると、次第に記録をつけるのが面倒になってしまいがちです。

そのような時に便利なのが、「Myパフォーマンス」機能です。これは、前日までの様々な取引データを瞬時に作成してくれる優れモノです。

上の画像のように、グラフやデータで視覚的に示してくれるので、自分のトレードの特徴やクセを客観的に知れます。正直、初心者が自力でここまでの検証作業をするのは困難です。慣れるまでは、このような便利な機能に頼ることも必要です。

6.5.キャンペーンが充実

みんなのFXでは、1ヶ月間の取引通貨量に応じたキャッシュバック以外にも、様々なキャンペーンを実施しています。その中でも、他社ではほとんど実施していない、「米ドル/円のキャッシュバック」があるのが特徴です。

ただし、どのキャンペーンも条件をクリアするには取引量のハードルがあります。キャンペーン目当てで無駄に売買して損したら、本末転倒ですよね。

そうならないために、これからFXを始める方は、1,000通貨や1万通貨などの最低取引単位の枚数からスタートしましょう。そして、安定して勝てるようになったら、少しずつ枚数を上げると良いです。

キャンペーンは、いつか目指すという気持ちで、モチベーションをキープするために知っておくといいかもしれません。まずは、トレードそのもので勝つことを第一に考え、キャンペーンは二の次とお考え下さい。

余談になりますが、私は以前に、米ドル/円のボラティリティ(価格変動の度合い)が高い時期に、3か月で100万円以上のキャッシュバックを得たこともあります。一方、ボラティリティが低い時期は取引枚数も回数も少なくなるため、キャッシュバックも少ないです。

米ドル/円は、トレードしない時期は全く触らないので、ゼロという月も多いです。あくまでも、キャッシュバックは、おまけとして考えましょう。

まとめ

最後に、トレイダーズ証券(みんなのFX)の特徴をまとめると、次のようになります。

  • スプレッドが極めて狭い
  • スキャルピングでもデイトレードでも使える
  • 初心者がスキルアップに役立つコンテンツが充実

ぜひ、あなたのトレードスタイルに合わせて使用してみて下さい。

なお、『みんなのFXの評判・比較|口座開設前に必ず知っておくべき12の真実』では、もっと基本的な情報や、アンケートに基づいた評判・口コミが書かれています。併せてお読み下さい。

トレイダーズ証券では、2018年10月より、FXに特化した「LIGHT FX(ライトFX)」というサービスを開始しました。スプレッドやスワップ、ツールの使い勝手は「みんなのFX」と同じなので、手法に応じて2つのサービスを使い分けることが可能です。

そこで、投資の教科書では、サービス開始を記念して、2019年4月30日まで期間限定で、当サイトから口座開設をすれば、最大53,000円のキャッシュバックが得られるキャンペーンを実施中です。詳細は、こちらをご覧下さい。

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