はじめての投資 5/6・最終更新 2026年10月23日
投資初心者のよくある失敗6つ|ナンピン・信用取引・集中投資と、その避け方
投資で大きく損をした人の話を聞くと、多くは「知らなかった」より「分かっていたのにやってしまった」失敗です。このページでは、投資の教科書の基礎アーカイブ(2014〜2022年の記事)でよく読まれている記事から、はじめての人がつまずきやすい失敗を6つ選びました。
結論
- 一番多い失敗は「下がったところで売ってしまう」こと。生活防衛資金と、続けられる額で始めることで防げます
- 損を取り返そうとして、ナンピンや信用取引で賭け金を増やすと、傷が深くなりやすい
- 1つの銘柄・1つの時期に集中しない。分散と積立が、はじめての人の一番の守りです
1. 下がったところで売ってしまう
相場は上がったり下がったりします。生活費のために、あるいは怖くなって、下がったところで売ると、損が確定します。投資に回すお金は、生活防衛資金とは別にしておきます(投資の学び方ロードマップ)。
2. ナンピン買いで損を広げる
値下がりした株を買い増して、平均の買値を下げる「ナンピン」は、下がり続けると損が膨らみます。くわしくはナンピンとは?初心者が手を出してはダメな理由。
3. 信用取引で手持ち以上の取引をする
信用取引は、手持ちのお金の何倍もの取引ができる反面、損も大きくなります。値下がりすると追加のお金(追証)を求められることがあります。信用取引とは|初心者が知っておくべき3つの注意点、株で追証になったらどうする?。
4. 損切りの基準を決めていない
個別株を買うなら、どこまで下がったら売るかを、買う前に決めておきます。ストップロス注文をマスターして損切りができない投資家から卒業する方法。
5. 1つの銘柄・1つの時期に集中する
1つの会社の株だけ、1回にまとめて買うと、その会社や、その時期の値動きの影響をまともに受けます。分散投資で大失敗しないための方法、リバランス|分散投資で失敗しない3つの方法。
6. 専門家の見通しをそのまま売買の理由にする
YouTubeやテレビの見通しは、外れることもあります。見方の違う人を並べて、前提を知るために使います(ご意見番の発言の読み方)。
よくある質問
初心者が一番やってはいけないことは何ですか?
生活に必要なお金まで投資して、下がったところで売らざるをえなくなることです。生活防衛資金を預金で残し、続けられる額で始めることで防げます。
損を早く取り返したいときはどうすればいいですか?
損を取り返そうと取引の額を増やすと、損が広がりやすくなります。いったん取引を止めて、なぜ損をしたのか(買った理由、売る基準)を振り返るのが先です。
ここで紹介した基礎アーカイブの記事は、公開当時の内容のまま残しています。制度や数字は公開当時のものです。