専業の個人投資家(松井証券の番組「テスタの魔法株学校」校長役)
テスタの発言録|「損切りしない投資は損を無限に受け入れること」相場観と心構えを時系列で
立ち位置:予想より資金管理発言の記録 14件最終更新 2026年10月23日
2005年に株式投資を始め、2024年2月時点で累計利益100億円と公表している専業の個人投資家です。最初の10年ほどはデイトレード中心で、資金が増えるにつれて中長期の投資に移りました。相場全体や指数は予想せず、損切りと資金管理で大きく負けないこと、値動きを見てから動くことを一貫して説いています。
テスタ氏は個人の投資家で、テレビや証券会社の番組に出演しています。番組で語られる売買のやり方は本人の資金の大きさや経験を前提にしたもので、このサイトでは本人の保有や個別の売買の話は載せていません。
ひとことで言うと
「相場は予想しない。損切りと資金管理で、とにかく退場しない」。2025年5月には、損切りを決めない投資は「損を無限に受け入れること」だと述べ(ReHacQ)、2026年9月には、暴落時はまずポジションを減らし「退場さえしなければ取り返せるチャンスはいつか来る」と話しました(PIVOT)。
一貫して言っていること
損切りを決めない投資は、実はリスクが大きい
2025年5月、デイトレードは現金で持つ時間が長く、翌日に持ち越さないので自分には一番リスクが少ないと説明し、損切りを決めない投資はどこまでも損を受け入れることになると指摘しました(ReHacQ)。2026年6月にも、勢いのある株を買う投資は「損切りとセット」だと述べています(楽待)。損切りの幅は時間軸で変え、売った後でも強ければ高く買い直せばよいという考えです(松井証券)。
ショックは必ず来る。来た時の対処を先に決めておく
「いつ来るかは分からないが必ず来る」ので、来たときにどうするかを先に決めておくよう繰り返しています(ReHacQ)。2025年9月には、近年は戻りが早いので最初から買い増しの余力を空けておく方がよいのかもしれないと述べ(PIVOT)、2026年9月には、暴落時はまず減らし、取り返そうとせず生き残ることを先に考えると話しました(PIVOT)。
相場全体は予想しない。動いた方についていく
2025年9月、雇用統計などのイベントは事前に読まず、大きなお金が動いた方向についていくのがベストではないかと述べました(PIVOT)。2026年2月には「指数や全体は予想しないが、個別株は予想する」と整理し(テレ東BIZ)、日経平均は自分の銘柄の強さを測る物差しとして使うと説明しています(松井証券)。
資金は「資産全体の何割か」で考える
2025年10月、口座の中で全力でも、資産全体の一部なら問題は小さいとし、1銘柄への全力やレバレッジは「やったこともない」と述べました(松井証券)。貯金も「円に投資している」状態なので、何にどれだけ置くかを考えるべきだという立場です(テレビ東京)。
結果より「取引の中身」
たまたま勝っても続かないので、中身があったかどうかが圧倒的に大事だと述べ(松井証券)、一つ一つの取引に理由を説明できるくらい調べて考えるよう呼びかけています(松井証券)。結果がマイナスなら、直るまで取引の量を落とすよう助言しています(松井証券)。
見方の変化
| 時期 | 相場観・やり方 |
|---|---|
| 2025年4月 | 長いチャートで見れば、ここ2年の上がり方が続くのは不可能。資金が増え、短期中心から中長期中心へ移ってきた(テレ東BIZ) |
| 2025年9月 | 日経平均の最高値更新に「違和感」。位置が高く、あまり強気ではない(テレ東BIZ、PIVOT) |
| 2025年9月 | 急落からの戻りが早くなったので、投げ売るより余力を空けて下げで買う方向へ(PIVOT) |
| 2026年6月 | AI・半導体相場は「自分の経験を突き抜けた」。終わった時に資金が回るか、全部崩れるかを見る(楽待) |
| 2026年7月 | 大きなテーマは何度も押し目をつけるので、AI・半導体相場は終わっていない可能性の方が高い(松井証券) |
| 2026年9月 | ファンダメンタルズで売買する意義はAI時代に減っていく。来年の日経平均は「7万円にしときます」と控えめに(PIVOT) |
損切りと資金管理を最優先にする姿勢は一貫しています。変わってきたのは、資金の大きさに合わせて短期から中長期へ軸足を移したことと、急落時に「投げる」から「余力を残して買う」へ対応を変えたことです。
読むときの注意
- テスタ氏は専業の個人投資家で、金融機関に所属するアナリストやストラテジストではありません。松井証券などの番組には校長役・解説役として出演しています
- 語られる売買のやり方は、本人の資金の大きさと20年以上の経験を前提にしたものです。デイトレードや信用取引の話をそのまままねるのは難しい点に注意してください
- 相場全体の予想はしないという立場なので、日経平均の水準などの数字は、番組で聞かれて答えたものにとどまります
はじめての人が受け取れること
- 始める前に「いくら下がったらどうするか」を決めておくと、急な下げでも慌てずにすみます
- 株に回すお金は、口座の中ではなく「資産全体の何割か」で考えると、無理のない金額が分かります
- 取引のたびに理由を書き留めておくと、勝ち負けに関係なく振り返りができ、上達につながります
テスタの発言の時系列
動画・記事の日付の新しいものから順に並べています。
2026年
2026年10月19日・テレ東公式 TV TOKYO(YouTube)
テスタ「貯金も円への投資。投資はいかにギャンブルをしないか」|テレビ東京(2026年10月)テレビ東京の番組「じっくり聞いタロウ」に出演したテスタ氏は、資産を持つことは必ず何かに投資している状態で、貯金は「円に投資している」のだと述べました。投資はギャンブルと思われがちだが、理屈を積み重ねて「いかにギャンブルをしないか」が勝つために大事だと呼びかけています。
2026年9月15日・PIVOT 公式チャンネル(YouTube)
テスタ「暴落時はまず減らし、退場しないことを考える」|PIVOT(2026年9月)PIVOTの「マーケット超分析」に1年ぶりに出演したテスタ氏は、暴落が起きたらまずポジションを減らし、取り返そうとせず生き残ることを先に考えると述べました。連休中の持ち越しは、予想しなければ長い目で見て期待値はプラスなので、レバレッジをかけた部分だけヘッジするのが最適解だと説明しています。
2026年9月11日・松井証券(YouTube)
テスタ「地合いが悪い時は守って収支を守り切る」|松井証券(2026年9月)松井証券の番組「テスタの魔法株学校Part3」で、テスタ氏は相場が悪くなると早めに見通して守りに回った生徒を高く評価しました。自分は「見てから動くタイプ」だとしたうえで、カメラに撮られていなくても、一つ一つの取引に理由を説明できるくらい調べて考えてから入るよう呼びかけています。
2026年7月17日・松井証券(YouTube)
テスタ「利益の金額より、取引の中身が圧倒的に大事」|松井証券(2026年7月)松井証券の番組「テスタの魔法株学校Part3」の初回で、校長役のテスタ氏は生徒への課題を「正しい取引・最善の取引」としました。たまたま勝っても続かないので中身があるかどうかが圧倒的に大事だと述べ、損切りの幅は時間軸で変えること、損切りした後でも強ければ高い値段で買い直すことが短期では大事だと説明しています。
2026年6月26日・楽待 RAKUMACHI(YouTube)
テスタ「AI・半導体相場は自分の経験を突き抜けた」二極化相場|楽待(2026年6月)楽待チャンネルでエミン・ユルマズ氏らと共演したテスタ氏は、日経平均とグロース市場がこれほどはっきり分かれる相場は20年ほどの経験でも覚えがないと述べました。AI・半導体の相場は自分の経験をとっくに突き抜けたとし、終わった時に資金が他へ回るのか、全部崩れるのかで次の相場の良さが決まると話しています。
2026年2月15日・テレ東BIZ ダイジェスト(YouTube)
テスタ「僕は風向きに投資するタイプ」2026年の投資術|テレ東BIZ(2026年2月)BSテレ東「マネーのまなび」の新年1回目に出演したテスタ氏は、自分は「風向きに投資するタイプ」だと述べました。指数や相場全体は予想しないが個別株は予想するとし、目標の株価に届いても勢いが続く限り持ち、チャートが崩れたら売るという考え方を説明しています。
2026年1月16日・松井証券(YouTube)
テスタ「日経平均は銘柄の強さを測る物差し」|松井証券(2026年1月)松井証券の番組「資産運用!学べるラブリー」で、テスタ氏は日経平均を、手がけている銘柄が強いのか弱いのかを測るために使うと説明しました。ただ、寄与度の高い一部の銘柄が大きくなった今は、その分を差し引いて考える必要があるとし、日経平均が上がっても持ち株が上がらないなら「弱い」と判断できると述べています。
2025年
2025年10月24日・松井証券(YouTube)
テスタ「デイトレでも毎日見られる環境でないと厳しい」|松井証券(2025年10月)松井証券の番組「予約の取れない株相談所」で、週に数回だけデイトレードをして5か月でマイナスになった相談者に、テスタ氏は厳しい評価をつけました。デイトレードは前日からの続きなので毎日見られる環境が必要で、結果がマイナスならどこかが間違っているので、直るまで取引量を落とすよう助言しています。
2025年10月3日・松井証券(YouTube)
テスタ「口座の中ではなく、資産全体の何割を株に入れるか」|松井証券(2025年10月)松井証券の番組「予約の取れない株相談所」で、1銘柄に資金をほぼ全部入れている相談者に対し、テスタ氏は「資産比」で考えるよう助言しました。口座の中で全力でも資産全体の1割なら問題は小さく、資産の3割くらいまでなら株に入れてもバランスはよいとの考えを示しています。
2025年9月16日・PIVOT 公式チャンネル(YouTube)
テスタ「安い株も、いつ上がるかという出口を考える」|PIVOT(2025年9月)PIVOTの「マーケット超分析」後編で、テスタ氏は株で大事なのは資金効率で、割安なだけでなく「いつ上がるのか」という出口を考えるべきだと述べました。最近は急落からの戻りが早くなったため、下がった時に買い増せる余力を先に空けておくやり方に変えていると説明しています。
2025年9月12日・PIVOT 公式チャンネル(YouTube)
テスタ「先を読むより、動いた方についていく」総裁選の相場|PIVOT(2025年9月)PIVOTの「マーケット超分析」で大和証券の木野内栄治氏と共演したテスタ氏は、自民党総裁選のような政治イベントは「後出し」で狙う方が勝率が高いと述べました。雇用統計などの指標も事前には読まず、出てから強ければ買い、弱ければ売るというシンプルな姿勢を説明しています。
2025年9月11日・テレ東BIZ ダイジェスト(YouTube)
テスタ「短期は上がっている時、長期は下がった時に買う」|テレ東BIZ(2025年9月)テレ東BIZの番組「ハリセンボンの投資ドキュメント 株はじめます!?」で、テスタ氏は日経平均の最高値更新に「違和感がある」と述べました。そのうえで、短期で買うなら上がっている時、とても長く持つなら大きく下がった時に買うと、時間軸による買い方の違いを説明しています。
2025年5月3日・ReHacQ−リハック−【公式】(YouTube)
テスタ「損切りしない投資は損を無限に受け入れること」|ReHacQ(2025年5月)ReHacQの投資番組で、テスタ氏は自身のデイトレードを「持ち越さないので一番リスクが少ない」取引だと説明しました。損切りを決めない投資はむしろリスクが無限だと述べ、ショックは「いつ来るか分からないが必ず来る」ので、来たときの対処を先に決めておくよう呼びかけています。
2025年4月13日・テレ東BIZ ダイジェスト(YouTube)
テスタ「短期売買はみんなの感情を読むこと」|テレ東BIZ マネーのまなび(2025年4月)BSテレ東「マネーのまなび」の放送200回記念にゲスト出演したテスタ氏は、デイトレードは「感情を読みとく」ことだと説明しました。資金が増えると短期売買だけでは回しにくくなるため、複利で増やす中長期投資へ少しずつ軸足を移してきた経緯も振り返っています。
テーマ別に見る
日本株11件
- 2026年9月15日テスタ「暴落時はまず減らし、退場しないことを考える」|PIVOT(2026年9月)
- 2026年9月11日テスタ「地合いが悪い時は守って収支を守り切る」|松井証券(2026年9月)
- 2026年7月17日テスタ「利益の金額より、取引の中身が圧倒的に大事」|松井証券(2026年7月)
- 2026年6月26日テスタ「AI・半導体相場は自分の経験を突き抜けた」二極化相場|楽待(2026年6月)
- 2026年2月15日テスタ「僕は風向きに投資するタイプ」2026年の投資術|テレ東BIZ(2026年2月)
- 2026年1月16日テスタ「日経平均は銘柄の強さを測る物差し」|松井証券(2026年1月)
- 2025年10月24日テスタ「デイトレでも毎日見られる環境でないと厳しい」|松井証券(2025年10月)
- 2025年9月16日テスタ「安い株も、いつ上がるかという出口を考える」|PIVOT(2025年9月)
- 2025年9月12日テスタ「先を読むより、動いた方についていく」総裁選の相場|PIVOT(2025年9月)
- 2025年9月11日テスタ「短期は上がっている時、長期は下がった時に買う」|テレ東BIZ(2025年9月)
- 2025年4月13日テスタ「短期売買はみんなの感情を読むこと」|テレ東BIZ マネーのまなび(2025年4月)
長期投資・NISA6件
- 2026年10月19日テスタ「貯金も円への投資。投資はいかにギャンブルをしないか」|テレビ東京(2026年10月)
- 2026年2月15日テスタ「僕は風向きに投資するタイプ」2026年の投資術|テレ東BIZ(2026年2月)
- 2025年10月3日テスタ「口座の中ではなく、資産全体の何割を株に入れるか」|松井証券(2025年10月)
- 2025年9月11日テスタ「短期は上がっている時、長期は下がった時に買う」|テレ東BIZ(2025年9月)
- 2025年5月3日テスタ「損切りしない投資は損を無限に受け入れること」|ReHacQ(2025年5月)
- 2025年4月13日テスタ「短期売買はみんなの感情を読むこと」|テレ東BIZ マネーのまなび(2025年4月)
暴落・リスク5件
半導体・AI3件
- 2026年7月17日テスタ「利益の金額より、取引の中身が圧倒的に大事」|松井証券(2026年7月)
- 2026年6月26日テスタ「AI・半導体相場は自分の経験を突き抜けた」二極化相場|楽待(2026年6月)
- 2026年1月16日テスタ「日経平均は銘柄の強さを測る物差し」|松井証券(2026年1月)
為替・円1件
金利・日銀1件
政治・政策1件
ここに載せているのは、著名な専門家が公開の場(YouTubeの公式チャンネル・記事など)で話した内容の記録と要約です。投資の教科書が特定の銘柄や商品をおすすめするものではありません。見通しは話した時点のもので、外れることもあります。