投資の教科書

広木隆の発言録

広木隆「AI関連の信用不安、次の焦点はアルファベット決算」|日経CNBCのYouTube動画より(2026年10月)

おことわり:このページは、日経CNBC 公式チャンネルがYouTubeで公開している動画をもとに、広木隆氏が動画で語っている内容を投資の教科書がまとめたものです。広木隆氏への取材や寄稿ではなく、ご本人・出演先の媒体とは関係ありません。出典はこのページに記しています。正確な発言は元の動画・記事でご確認ください。

動画:日経CNBC 公式チャンネル(YouTube公式)。押すとこのページで再生されます。

2026年10月25日公開の日経CNBCの番組で、広木氏はAIデータセンター企業コアウィーブをめぐる信用不安は、コアウィーブだけの問題ではないと述べました。NVIDIAが新興のクラウド業者に資金を出し、その業者が自社の半導体を買う「循環取引」のような仕組みにも懸念を示し、月末のアルファベットの決算で市場がどう反応するかが次の焦点だとしています。

だれが
広木隆(マネックス証券 チーフ・ストラテジスト)
いつ
2026年10月25日
どこで
日経CNBC 公式チャンネル(YouTube)(動画)
出典
YouTubeで元の動画を見る
確認
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掲載日
2026/10/27

米国株半導体・AIFRB・米金利

何を語ったか

  • 日経CNBCの番組で、広木氏はコアウィーブの社債をめぐる信用不安について、コアウィーブが何かをしたという問題ではないと述べました。社債の保証料(CDS)の動きを見ると、オラクルのような大手も水準は違うもののほぼ同じ動きをしており、AI・データセンター関連の企業の信用が揺らいでいる点は変わらないとしています。
  • AIの恩恵はメモリーやケーブル、データセンターの部品・素材を供給する企業に大きく及んでいると説明しました。データセンターは「計算能力」を作ってAI企業に貸し出す工場のようなもので、AI企業が使ってくれないと儲からない構造だとしています。
  • NVIDIAは稼いだお金を新興のクラウド業者への融資や出資に回し、その業者が自社の半導体を買う形になっており、「言ってみると循環取引」だと指摘しました。オーストラリアでも、NVIDIAが出資するデータセンター運営会社の上場が延期になった例を挙げています。
  • 金利の上昇は資金の奪い合いで、裏返せば選別が行われていると述べました。FRBの9月の利上げは、インフレと戦う姿勢を行動で示し、ドルや米国債を守るためだったとの見方を示しています。今後は、NVIDIAの資金の出し方への懸念がどうなるか、巨額のデータセンター投資が報われるかの2つが焦点で、直近は月末のアルファベットの決算でフリーキャッシュフローが再び赤字になった場合の市場の反応を注視しているとしました。

原文から

リスクっていうことだけはちょっと指摘しておきたい

この発言の読み方

広木氏は10月19日の配信でも、この問題は「そう簡単に収束しない」と警戒を呼びかけていました。今回は、AI関連の資金の流れそのものに目を向け、決めつけるのはまだ早いとしながらリスクを指摘する立場です。佐々木融氏が同じ時期に、需要がある点で過去のバブルとは違うと見ているのと比べると、広木氏は資金調達や信用の面の危うさを重く見ています。アルファベットの決算が市場の不安をやわらげる内容になれば、見方の前提も変わります。

出典:日経CNBC 公式チャンネル「【コアウィーブが突きつけた、AIバブルの死角とは?|マネックス証券 広木 隆氏】データセンター企業の信用リスクが上昇/NVIDIAの“循環取引”モデルに懸念/次の焦点は月末のアルファベット決算へ」(2026年10月25日)

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