愛宕伸康の発言録
愛宕伸康「AI相場はバブルではない、米株の上昇トレンドは来年も続く」|トウシル(2026年10月)
- だれが
- 愛宕伸康(楽天証券経済研究所 所長 兼 チーフエコノミスト(日本銀行出身))
- いつ
- 2026年10月21日
- どこで
- トウシル(楽天証券・YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
AI特化型クラウド企業の財務不安をきっかけにした「コアウィーブ・ショック」で日経平均が過去3番目の下げ幅となった後の回です。愛宕氏は、米国の景気と物価はともに強く、企業全体の債務とキャッシュフローの比率から見てAIバブルとは言いにくいとし、FRBの追加利上げや中間選挙による調整はありうるものの、米国株の上昇トレンドは来年も崩れないとの見方を示しました。
何を語ったか
- アトランタ連銀の予測モデル(GDPナウ)は、7〜9月期の米実質GDPを前期比年率3.5%(20日時点)と見込んでいると紹介し、米国の景気は今のところ堅調だと述べました。
- 9月の生産者物価は前年比6.3%、前月比1.3%と跳ね上がり、消費者物価の財も前年比4.6%で、インフレリスクが高まっていると説明しました。ISM製造業景況指数は約3年の周期で循環しており、来年にかけて60ポイントぐらいまで高まるとの見方を示しています。
- 市場は12月のFRB利上げを7割程度織り込み、来年に入ってからさらに2回の利上げも8割方織り込んでいると紹介しました。FRBが示す長期の政策金利(3.2%)を1%ほど上回る水準になれば、景気と株価を抑える方向に働く可能性があると述べています。
- 自身で計算している企業の債務キャッシュフロー倍率は、過去のバブル(不動産、ITバブル、リーマン・ショック前)で9倍を超えたのに対し、今は過去最低ぐらいの水準だとして、AIバブルではなく「AIブーム」だと述べました。11月3日の中間選挙で民主党が大勝すれば、データセンターの建設や送電網の許認可が滞り、株式市場にとって想定外の悪材料になりかねないとも指摘しています。
原文から
上昇トレンドというのは崩れない
この発言の読み方
日本の金利と物価が専門の愛宕氏が、米国株の見通しを景気・物価・金融政策の面から組み立てた回です。強気の見立てですが、FRBの利上げ、AI関連企業の資金繰り、中間選挙の結果という3つの調整要因もあわせて示しており、「来年は値動きが大きくなるかもしれない」とも述べています。上昇トレンドの見立ては、景気が崩れず、バブル的な借金の膨張が起きていないことが前提です。
出典:トウシル [楽天証券]「AI相場はバブルなのか?コアウィーブ・ショック後の米国株見通し(愛宕 伸康)【楽天証券 トウシル】」(2026年10月21日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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