投資の教科書

愛宕伸康の発言録

愛宕伸康「欧州の長期金利上昇はキナ臭い、仏伊のソブリンリスクに要注意」|トウシル(2026年10月)

動画:トウシル [楽天証券](YouTube公式)。再生ボタンを押すと、このページで再生されます。
だれが
愛宕伸康(楽天証券経済研究所 所長 兼 チーフエコノミスト(日本銀行出身))
いつ
2026年10月14日
どこで
トウシル(楽天証券・YouTube)(動画)
元の出演
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確認
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掲載日
2026/10/23

暴落・リスク景気・インフレ政治・政策

欧州の長期金利が急速に上がり、特にフランスの国債のリスクを示すCDSスプレッドが急拡大していることを取り上げた回です。愛宕氏は、景気は減速局面で長期金利上昇の主因ではなく、政策金利とインフレ、そして政治の混乱と財政への懸念が押し上げているとし、フランスの混乱がイタリアにも飛び火した可能性があると述べました。しばらくは要注意との見方です。

何を語ったか

  • 長期金利はイギリスが5.44%、フランスが4.9%と、フランスがイタリア(4.573%)やギリシャ(4.419%)を上回り、5%の手前まで来ていると紹介しました。
  • 長期金利を決める要因として、政策金利、景気、インフレ(期待)、財政リスクなどのリスクプレミアムの4つを挙げました。EU統計局の景気循環の図(ビジネスサイクル・クロック)では9月のユーロ圏は減速局面にあり、景気は上昇の理由ではないと説明しています。
  • ユーロ圏の9月の消費者物価(HICP)は前年比3.8%で加速しており、ECBは6月と9月に利上げしたと紹介しました。日銀・FRBと同じく12月にもう一度利上げするとの見方を示しています。
  • フランスは2024年夏の解散総選挙で与党が過半数を割り、3つの勢力に分かれて政局が混乱していると説明しました。10月23日に格付け会社ムーディーズの判断が出る予定で、自身は格下げになるのではないかと見ていると述べています。財政赤字はGDP比でマイナス5%台半ばへ、政府債務は120%を超えるとの見方があるとも紹介しました。

原文から

引き続きちょっと要注意

この発言の読み方

日本の長期金利や財政リスクを論じてきた愛宕氏が、海外の例として欧州を取り上げた回です。国債の金利が「政策金利・景気・インフレ・リスクプレミアム」のどれで上がっているのかを分けて考える手順は、日本の金利を見るときにもそのまま使えます。格下げの見立ては予想であり、予算の成立や政局の行方しだいで変わる点に注意が必要です。

出典:トウシル [楽天証券]「欧州から漂う長期金利上昇のキナ臭い風~仏・伊ソブリンリスク急拡大~(愛宕伸康)【楽天証券 トウシル】」(2026年10月14日)

このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。

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