広木隆の発言録
広木隆「大相場の天井は2027年夏より先へ。怖がりながら楽観を」|日経CNBC(2026年7月)
- だれが
- 広木隆(マネックス証券 チーフ・ストラテジスト)
- いつ
- 2026年7月18日
- どこで
- 日経CNBC(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
日経CNBCの番組で、広木氏は3週間前に示した「大相場の天井は2027年夏」という見通しを修正し、ピークはそれより先になりうると述べました。アメリカ株の割高さの指標を確かめ直したことと、FRBの利上げの見通しがトーンダウンしたことが理由で、株にとって「ぬるま湯」の環境が長続きしそうだとの見方を示しています。
何を語ったか
- 自分のぶれない軸は「株は基本的にずっと上がっていく」ということで、個人投資家はインデックスを売る必要は特にないと述べました。ただしバブル化するときは売っておこう、というのも自分のメッセージの一つだと説明しています。
- 3週間前に「40倍を超えた」としたアメリカ株のCAPEレシオ(シラーPER)は、データを取り直すと39.5倍で、ITバブル期のピーク(44倍)に達するにはもう少し時間がかかりそうだと修正しました。過去最高水準に近く警戒した方がよい、というメッセージは変わらないとしています。
- もう一つの修正理由は、7月初めの雇用統計などで雇用の伸びの鈍化や賃金の落ち着きが見え、原油相場も落ち着いてきたことで、FRBの利上げ見通しがトーンダウンしたことだと述べました。暑すぎず冷めすぎない「ゴルディロックス」で、マーケットにとって長続きしそうな状況だとの見方です。
- 日本では、AI・半導体への一極集中が年の真ん中ごろに転じ始めたのは「望ましい調整」で、銀行株や出遅れていた銘柄に底打ちの兆しが出ていると述べました。
- これからは「怖がりながら楽観は維持していく」という一番難しい局面だとしました。
原文から
怖がりながら楽観は維持していく
この発言の読み方
自分の見通しを、根拠のデータを確かめ直したうえで公に修正している点が、この回の読みどころです。天井の時期は「データ次第で動く目安」であり、決め打ちするものではないことがよく分かります。広木氏の基本は「長期では株は上がる」で、天井の議論はあくまでバブル化に備えるためのものだと読むと、発言の位置づけを誤りにくくなります。
出典:日経CNBC 公式チャンネル「AI半導体相場の天井はいつなのか/出遅れ銘柄に資金シフト/株は上がるもの/バブル的様相の時はポジション調整も選択肢|マネックス証券 広木 隆氏」(2026年7月18日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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