ハワード・マークスの発言録
ハワード・マークス「米国株は割高。バブルの初期段階かもしれない」|Bloomberg(2025年8月)
- だれが
- ハワード・マークス(Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長)
- いつ
- 2025年8月21日
- どこで
- Bloomberg Podcasts(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
ブルームバーグのインタビューでマークス氏は、米国株は実態に比べて割高で、バブルの「初期段階」にあるかもしれないと述べました。警報を鳴らしているわけではないとしつつ、16年間大きな調整がなかったことで人々が調整を忘れていると指摘し、ポートフォリオに少し守りを入れる時期だとしています。
何を語ったか
- 株は実態(ファンダメンタルズ)に比べて割高に見えるとし、最大の理由は16年間深刻な市場の調整がなく、人々が調整について考える習慣を失ったことだと述べました。これは事実ではなく感覚と意見だと断っています。
- 投資家が犯す最大の間違いは、今の状態がずっと続くと考えることで、実際には平均への回帰の方が起こりやすいと述べました。人々は株を「好き」から「大好き」「好きすぎる」へと進み、それがバブルを生むとし、今はおそらくその初期だとしています。
- 似た時期として1997年ごろを挙げ、当時グリーンスパン議長が「根拠なき熱狂」と警告した後も、株は2年半〜3年上がり続けたと指摘しました。すぐに調整が来ると考える理由はないが、割高だという事実を忘れてはいけないと述べています。
- 心配なのは、優れた大型ハイテク7社が高く評価されていることより、残りの平均的な企業にも高い評価がついていることだと説明しました。
- クレジット(社債など)は約束された利回りがあるので株より守りに強いとし、今後10年で6%台のリターンが見込めるなら、割高な株に投資するより守りになるとの考えを示しました。自分の商売の話でもあると断っています。
原文から
I'm certainly not ringing the alarm bells. (訳)決して警報を鳴らしているわけではありません。
この発言の読み方
「割高」と「すぐ下がる」は同じではない、というのがマークス氏の一貫した区別です。この回も、売れと言うのではなく「少し守りを増やす」程度の慎重さを勧めています。オークツリーは社債や融資の投資が中心の運用会社なので、クレジットを勧める部分はその立場を踏まえて読む必要があります。
出典:Bloomberg Podcasts「US Stocks 'In The Early Days' For A Bubble Says Oaktree’s Howard Marks」(2025年8月21日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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