ハワード・マークスの発言録
ハワード・マークス「株価は高いが、狂ってはいない」|CNBC(2025年10月)
- だれが
- ハワード・マークス(Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長)
- いつ
- 2025年10月13日
- どこで
- CNBC Television(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
CNBCの番組でマークス氏は、AIへの熱狂と高い株価について「高いが狂ってはいない」との判断を示しました。バブルの一番の要素は「高すぎる値段はない」と思い込む心理の行き過ぎで、今はそこまでの熱狂は感じないとし、バブルという言葉は使っていないと述べています。
何を語ったか
- AIなどへの熱狂も高い株価もあるが、自分はハイテク株やAIに詳しくないので、評価が行き過ぎかどうかは分からないとし、これまでの答えは「高いが狂ってはいない」だと述べました。高いか安いかがはっきりしない時は、当たる確率の高い判断はできないとしています。
- 「割高」と「明日下がる」は同じではないとし、後から振り返れば守りに入るべき時だったと言われるかもしれないが、今それを確かな判断としては言えないと話しました。
- バブルの主な要素は心理の行き過ぎ、つまり「高すぎる値段はない」という考えで、今はそこまでの熱狂は見当たらないので、バブルという言葉は使っていないと述べました。AIが世界を変えることはほぼ疑いないとも話しています。
- 決まったルールにこだわる「大文字のバリュー投資」は窮屈すぎるとし、本来の価値を見積もって妥当な値段で買う「小文字のバリュー投資」は今でも理にかなっていると述べました。ただ、AIのような新しい分野は30年先の価値を今に引き直すのが難しいとしています。
- S&P500は来年の利益に対し約24倍で、過去平均の16倍より割高なのは間違いないと述べました。良い企業が増えたので高い評価に値するという強気の見方も紹介しつつ、それは「今回は違う」という考え方の一例だと指摘しました。
原文から
My response to date has been that the valuations are not crazy. (訳)これまでの私の答えは、評価は狂ってはいない、というものです。
この発言の読み方
マークス氏は、割高かどうかを数字で判断しつつ、バブルかどうかは「人々の心理」で判断しています。この時点では心理の行き過ぎは見えないとし、強気でも弱気でもない、慎重な中立の立場です。はじめての人は、「高い」と「危ない」を分けて考える物差しとして参考にできます。
出典:CNBC Television「Oaktree Capital's Howard Marks: Valuations right now are high, but not crazy」(2025年10月13日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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