ハワード・マークスの発言録
ハワード・マークス「AIに全力も、まったく持たないのも避ける」|オークツリーのメモ(2025年12月)
- だれが
- ハワード・マークス(Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長)
- いつ
- 2025年12月9日
- どこで
- Oaktree Capital(メモ)(記事)
- 元の出演
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- 確認
- 記事で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
メモ「Is It a Bubble?」で、マークス氏はAIをめぐる熱狂が「根拠なき熱狂」かどうかは誰にも確かには言えず、バブルは後からしか分からないと述べました。そのうえで、全力で賭けるのも、まったく持たないのも避け、選別と慎重さをもって「ほどほどの持ち方」をするのが最善だとの結論を示しています。
何を語ったか
- アジアや中東の顧客を訪ねた際、AIのバブルについてよく聞かれたことが執筆のきっかけだとし、自分は株式市場で直接運用しておらず、AIの専門家でもないと断ったうえで書いています。
- 「AIはバブルか」という問いには、AI企業の振る舞いのバブルと、投資家の振る舞いのバブルの二つがあるとし、自分は後者に絞って考えると述べました。
- バブルは技術そのものではなく、それに過度な楽観が向けられることで起きるとし、鉄道やインターネットのような技術の進歩に伴うバブルは、投資した人に損をもたらしても、社会を元に戻らないほど変えると説明しました。AIは史上最大級の変革技術になりうるとしています。
- 投資家がAIに熱狂しているのは間違いないが、それが「根拠のない」ものかは、可能性の大きさと未知の多さを考えるとほとんど誰にも言えず、バブルは振り返って初めて分かると述べました。
- メモの終わりには、AIが大量の仕事を置き換えた場合の雇用や社会への影響を強く心配していると、個人的な思いを書き添えています。
原文から
A moderate position, applied with selectivity and prudence, seems like the best approach. (訳)選別と慎重さをもって、ほどほどの持ち方をするのが最善のやり方に思えます。
この発言の読み方
マークス氏の結論は「バブルだから売れ」でも「まだ大丈夫だから買え」でもありません。分からないことを分からないと認め、全力の賭けによる破滅も、まったく持たないことで機会を逃すことも、両方を避けるという考え方です。AI関連の株に偏りがちな今、はじめての人が自分の持ち方を見直す物差しになります。
背景
メモはオークツリーの公式サイトで公開されている投資家向けの文章です。長文のため、このページでは要点だけをまとめています。
出典:Oaktree Capital「Is It a Bubble?」(2025年12月9日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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