マイク・ウィルソンの発言録
マイク・ウィルソン「株は割高。2025年は利益の広がりが必要」|Bloomberg(2025年1月)
- だれが
- マイク・ウィルソン(モルガン・スタンレー 最高投資責任者(CIO)兼チーフ米国株ストラテジスト)
- いつ
- 2025年1月3日
- どこで
- Bloomberg Podcasts(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
2025年の年初、ウィルソン氏はブルームバーグの番組で、米国株は予想利益の22〜23倍と割高で、2年続いた上昇は利益ではなく株価の評価(倍率)の上昇によるものだったと述べました。相場が広がりを持つには、一部の大型株だけでなく多くの企業の利益の上方修正が必要だという見方です。
何を語ったか
- この2年、自分たちが他の人ほど上昇相場に乗り気でなかったのは、相場が「狭い」と考えていたからだと説明しました。利益の回復は、大型ハイテク7社(マグニフィセント・セブン)のコスト削減とAIなど、限られたテーマに支えられていたという見方です。
- 株価の広がりがよくなるには、利益の上方修正の広がりがよくならなければならないとし、2025年にはそれが起きるはずだと述べました。ただし、政策の変更が年の前半は相場にマイナス、後半はプラスに働くと考えており、短期的にはそこを心配していると話しています。
- 米国株の評価については「割高」とはっきり述べ、予想利益の22〜23倍まで買われることを誰も予想していなかったと振り返りました。2年間の上昇の主な原動力は利益ではなく、株価の倍率の上昇だったと説明しています。
- 現金や短期の債券は年4〜5%ほどの利回りがあり、リスクを抑えながら資産の一部を置いておく場所として悪くないと述べました(資産のすべてではない、と付け加えています)。
原文から
It's expensive.(割高です)
この発言の読み方
2022〜2023年に弱気の見通しで知られたウィルソン氏が、2025年の年初の時点では「株は割高、前半は政策がマイナスに働く」という慎重な見方を残していたことが分かる回です。ただし、強気・弱気を決める軸は一貫して「利益の上方修正がどれだけ多くの企業に広がるか」で、この後の見方の変化もこの物差しに沿って起きています。予想利益の何倍まで買われているか(株価収益率)は、相場の過熱を測る代表的な目安の一つです。
出典:Bloomberg Podcasts「The Investing Outlook for 2025 from Morgan Stanley's Mike Wilson」(2025年1月3日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
「米国株」について、ほかのご意見番は
- 2026年10月22日トム・リー「AI株の売りは最終局面。“縮んだバネ”の状態」|CNBC Television(2026年10月)
- 2026年10月21日愛宕伸康「AI相場はバブルではない、米株の上昇トレンドは来年も続く」|トウシル(2026年10月)
- 2026年10月19日市川雅浩「一部企業の財務不安でAIの成長機会を否定しない」|市川レポート(2026年10月)
- 2026年10月13日木野内栄治「ルービンは立ち上がった、夏の調整は終わった可能性」|PIVOT(2026年10月)
- 2026年10月5日(月)夜のライブ配信の録画広木隆「FRBの連続利上げはない。年末は7万3000円へ」|マネックス証券(2026年10月)