トム・リーの発言録
トム・リー「先週が最大の苦しみ。月末までに8,000超えの急反発も」|CNBC Television(2026年9月)
- だれが
- トム・リー(Fundstrat Global Advisors 共同創業者・リサーチ責任者(Fundstrat Capital 最高投資責任者))
- いつ
- 2026年9月21日
- どこで
- CNBC Television(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
FRBの利上げの翌週にあたる2026年9月21日、リー氏はCNBCの番組で、前の週はFRBの強い引き締め姿勢、原油高、金利高が重なった「最大の苦しみ」だったと述べました。原油と金利が落ち着き、投資家の心理が非常に弱気でポジションも軽いことから、急反発(フェイス・リッパー)の条件がそろっているとし、月末までにS&P500が8,000を超える可能性があるとの見方を示しています。
何を語ったか
- 前の週は、FRBが非常にタカ派的に利上げし、原油も金利も高い「最大の苦しみ、最大の圧力」の週だったと述べました。週末にかけて原油が下がり金利も落ち着いたので、強く引き締めたFRBが姿勢を和らげる可能性があるとしています。
- 物価のうちまだ高い航空運賃や輸送サービスはエネルギーに関係しているとし、原油が下がれば債券利回りも下がり、株が上がる流れになると説明しました。軽油は産業で広く使われ代わりがきかないので、エネルギーを心配する理由はあるとも述べています。
- 米国個人投資家協会(AAII)の調査では弱気が多数派で、心理は底の水準だと指摘しました。顧客はFRBの利上げ局面で株を減らしており、多くの投資家が取り残された状態だとしています。
- 6月末から「AIの物語は終わった」と見放された大型株が大きく上がった例を挙げ、AI株はまだ6月の高値を下回っており、追いつく余地がある銘柄が多いと述べました。そのうえで、月末までにS&P500が8,000を超える可能性があるとしています。
原文から
I think that this has the potential to take the S&P above 8,000 before the end of the month.(月末までにS&P500を8,000超えに押し上げる可能性があると思います)
この発言の読み方
FRBが利上げに転じた直後でも、リー氏は「投資家の心理が弱気すぎる」ことを強気の根拠にしています。同じ番組に出た別の出演者は、もとの高値7,800程度までは戻っても新高値までの勢いは足りないとの見方で、この2人の違いは参考になります。月末という短い期間の見通しは、外れることも多い種類の予想だと考えて読む必要があります。
背景
この回でリー氏は、暗号資産の値動きはS&P500の動きにおよそ1か月先行するとの見方にも触れました。株式の見通しの手がかりとして話したもので、暗号資産の売買を勧めたものではありません。
出典:CNBC Television「Market has 'all the ingredients for a face ripper', says Fundstrat's Tom Lee」(2026年9月21日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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