投資の教科書

吉野貴晶の発言録

吉野貴晶「PER19倍でも割高ではない、来期以降の増益が支え」|マネックス(2025年11月)

動画:マネックスオンデマンド(YouTube公式)。再生ボタンを押すと、このページで再生されます。
だれが
吉野貴晶(マネックス証券 チーフ・マーケット・アナリスト(2025年9月から。前職はニッセイアセットマネジメント 投資工学開発センター長))
いつ
2025年11月27日
どこで
マネックスオンデマンド(YouTube)(動画)
元の出演
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確認
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掲載日
2026/10/23

日本株長期投資・NISA

2025年9月にマネックス証券へ移った吉野氏を紹介するオンラインセミナーで、吉野氏は日経平均のPERが19倍近くと過去の目安より高いものの、今年度の業績の上振れと来年度以降の増益を見込めば割高ではないと述べました。いまは「良いPER上昇」のパターンだとし、目先は業績待ちの様子見になりやすいため、低位株投資とPEGレシオを使った成長株投資を紹介しています。

何を語ったか

  • 日経平均の予想PERは19倍近くで、経験的な目安の16〜17倍を上回っているため割高に見えるが、結論としては「全然そんなことはない」と述べました。
  • 株価はEPS(1株あたり利益)とPERをかけたものなので、期待が先にPERを押し上げ、あとからEPSの伸びがついてくる「良いPER上昇」と、業績悪化でPERが上がる、または期待にEPSがついてこない「悪いPER上昇」があると説明し、今回はアベノミクス期と同じ良いパターンになるとの見方を示しました。
  • 日経平均ベースのEPSは今年度約3%の減益予想だが、トランプ関税の影響を受けて企業が保守的に業績を見込んでいるためで、今年度が横ばいに戻れば日経平均は約5万円、来年度を織り込めば約5万1500円、さらに再来年度の2ケタ増益が期待できるとの試算を示しました。
  • ただ中間決算が終わったばかりで上方修正が出にくく、目先は様子見になりやすいため、テーマで買うより、出遅れた低位株や、PERを成長率で割った「PEGレシオ」が魅力的な成長株に絞る戦略を紹介しました。
  • 10月末に買って4月末まで持つ「ハロウィン投資」は、戦後のデータで7割超の年に上昇しており、10月まで相場が上がった年の方がむしろ成功しやすかったと述べました。

原文から

全然そんなことはないという考えられるんですね

この発言の読み方

吉野氏は「クオンツ(数量分析)」の専門家で、相場の印象ではなく、過去のデータで投資法がどの局面で効き、どの局面で効かないかを検証して語ります。この回の「割高ではない」という結論の前提は、企業の業績予想が年度末にかけて上方修正され、来年度以降も増益が続くことです。業績がついてこなければ「悪いPER上昇」になる、という条件を本人がはっきり示しています。紹介された投資法の検証結果は過去の平均で、毎年当てはまるとは限らないと本人も繰り返しています。

出典:マネックスオンデマンド「16年連続No.1クオンツアナリストが語る日本株市場」(2025年11月27日公開)

このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。

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