愛宕伸康の発言録
愛宕伸康「米CPIショック、本当に怖いのは今年後半」|トウシル(2025年2月)
- だれが
- 愛宕伸康(楽天証券経済研究所 所長 兼 チーフエコノミスト(日本銀行出身))
- いつ
- 2025年2月19日
- どこで
- トウシル(楽天証券・YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
楽天証券の投資情報メディア「トウシル」の動画で、愛宕氏は1月の米消費者物価(CPI)の上振れを受けて「当面は同じようなショックは起きにくいが、本当に怖いのは2025年後半」との見方を示しました。あわせて日本の10〜12月期GDPが強く、政府のデフレ脱却宣言が見えてきたと述べています。
何を語ったか
- 1月の米CPIは前月比0.5%と市場予想(0.3%)を上回り、長期金利が上がりました。愛宕氏は、1月は季節調整がうまくいっていない可能性がFRB内でも指摘されているとし、1カ月のデータだけで判断するのは難しいと述べました。
- 過去半年の財とサービスの伸びがこのまま続くと仮定した自身の試算では、物価の伸びはしばらく縮み、今後数カ月は同じようなCPIショックは起きにくいとしました。そのうえで、2025年後半に向けて再び伸びが拡大する計算になるとして「後半は要注意」と述べています。
- 米国は需給のゆとり(GDPギャップ)がプラスで、景況感の指数も底から改善しつつあり、インフレに振れやすい環境だと説明しました。
- 日本の10〜12月期GDPは前期比年率2.8%と強く、名目の雇用者報酬は前年比5.8%増で、1991年以来の伸びだと紹介しました。自身の試算ではGDPギャップがプラスに浮上し、政府が重視する4つの指標がそろって、デフレ脱却宣言が「見えてきた」との見方を示しました。
原文から
本当に怖いのは今年の後半かな
この発言の読み方
愛宕氏は日本銀行出身のエコノミストで、物価や需給の統計を積み上げて見通しを立てるのが特徴です。この回の「後半が怖い」は、自身の機械的な試算にもとづく見立てで、季節調整のゆがみがどう修正されるかによって変わりえます。日本についても、デフレ脱却宣言は実績でGDPギャップのプラスが確かめられてからになるだろうとの前提つきです。物価が強いと金利が上がりやすいという筋道として読むと、ほかの回ともつながります。
出典:トウシル [楽天証券]「米CPIショック、本当に怖いのは今年後半?(愛宕 伸康)【楽天証券 トウシル】」(2025年2月19日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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