愛宕伸康の発言録
愛宕伸康「日銀12月利上げ、2026年も半年に1回ペースで為替次第」|トウシル(2025年12月)
- だれが
- 愛宕伸康(楽天証券経済研究所 所長 兼 チーフエコノミスト(日本銀行出身))
- いつ
- 2025年12月22日
- どこで
- トウシル(楽天証券・YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
日銀が12月の会合で政策金利を0.75%に引き上げたことを受けた回です。愛宕氏は、運営方針は変わっておらず2026年も半年に1回ペースの緩やかな利上げが続くとし、次は6月か7月が自然だが、円安の進み方でタイミングは前後するとの見方を示しました。円安の根本には「基調的な物価上昇率はまだ2%に届いていない」という日銀の説明があるとも述べています。
何を語ったか
- 植田総裁は記者会見で中立金利の水準について明言を避け、為替は円安に振れたと説明しました。愛宕氏は、中立金利は事前に特定できず、金利を動かした反応を見て探るしかないという説明は適切で、FRBのパウエル議長の言い方とほぼ同じだと述べました。
- 声明文の別紙で、高田委員と田村委員が物価見通しの文言に反対したことに注目し、高田委員は1月の会合で利上げを提案する可能性が極めて高いとの見方を示しました。
- 中立金利と利上げの最終到達点(ターミナルレート)はそもそも違い、インフレ局面では最終到達点が中立金利を超えるのがふつうだと強調しました。日本のCPIは3年7カ月連続で2%を超えているとしています。
- 円安の直接の原因は、ゆっくり利上げするための「基調的な物価上昇率はまだ2%に届いていない」という説明(レトリック)にあるとの考えを示しました。円安は輸入物価を通じてインフレを強め、GDPデフレーターを押し下げるため、政権にとっても困るので、日銀は利上げしやすいと述べています。
原文から
半年に1回ペースの利上げというのが来年も続く
この発言の読み方
この回で愛宕氏は、日銀の説明の仕方そのものが円安の背景にあるという、やや踏み込んだ見方を示しています。「半年に1回」は市場の見方を前提にした目安で、円安が急に進めば前倒し、さらに進めば年内もう1回という条件つきです。日銀の言葉の選び方を細かく読むのは、日銀出身の愛宕氏ならではの視点です。
出典:トウシル [楽天証券]「日銀は12月MPMで利上げ決定、2026年も為替を意識した緩やかな利上げ継続(愛宕 伸康)【楽天証券 トウシル】」(2025年12月22日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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