愛宕伸康の発言録
愛宕伸康「日本経済のリスクはインフレと長期金利の上振れ」|トウシル(2025年11月)
- だれが
- 愛宕伸康(楽天証券経済研究所 所長 兼 チーフエコノミスト(日本銀行出身))
- いつ
- 2025年11月26日
- どこで
- トウシル(楽天証券・YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
10月の全国消費者物価と、高市政権の総合経済対策(国費と財政投融資で25.5兆円)を受けた回です。愛宕氏は、年初から言ってきた日本経済のリスクは「インフレと長期金利の上振れ」だとあらためて述べ、10年金利は2%を確実に超えてくるとの見方を示しました。
何を語ったか
- 10月の消費者物価は、生鮮食品とエネルギーを除く指数で前年比3.1%でした。指数がこのまま3月まで横ばいでも2025年度は3%になる計算で、日銀の10月展望レポートの見通し(2.8%)は大きく上振れるとの見方を示しました。
- 政権の政策は、労働市場が逼迫しインフレ率が2%を大きく上回るなかで、さらに経済を熱くする「高圧経済政策」に見えると述べました。失業率2.5%のほぼ完全雇用で財政を出せばインフレが助長されるという考えです。
- 銀行の貸出の伸びが預金を上回り、マネタリーベースは減っているとして、お金が前向きに回り始めているとも指摘しました。
- 年初に作った10年金利の推計は、11月25日時点の実績(1.805%)とほぼ重なっていると紹介しました。政権の誕生や財政リスクを織り込めば推計よりもう少し上に行くかもしれず、日銀が12月か1月、さらに来年7月にもう一度利上げする想定も変える必要はないとしています。
原文から
2%は確実に超えてくるんだろう
この発言の読み方
愛宕氏の一貫した見方は「日本はすでにインフレ経済で、財政を拡張すれば物価と金利が上がる」というものです。この回は数字の裏づけ(物価指数の試算、長期金利の推計)が多く、自身の推計がほぼ当たっていたことも示しています。ただし長期金利の水準は、日銀の利上げのペースや国債の需給、財政への見方で変わります。積極財政を支持する論者とは前提が大きく違うので、読み比べると論点がはっきりします。
出典:トウシル [楽天証券]「日本経済のリスクはインフレと長期金利の上振れ~10年金利2%超へ~(愛宕伸康)【楽天証券 トウシル】」(2025年11月26日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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