武者陵司の発言録
武者陵司「長期金利3%は天井圏。株も国債も買える時代」|ブルーモ証券(2026年10月)
- だれが
- 武者陵司(武者リサーチ代表(元ドイツ証券副会長))
- いつ
- 2026年10月12日
- どこで
- 中村仁の投資アカデミー / ブルーモ証券(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
ブルーモ証券の中村仁氏との対談で、武者氏は日本の長期金利の上昇は財政不安ではなく日銀の政策の変化によるもので、3%はかなりいい水準まで来たとの見方を示しました。金利が上がりながら株も上がる今の日本は、1950〜60年代のアメリカに似ているとし、株だけでなく国債も組み合わせた運用が望ましいと述べています。
何を語ったか
- 日本の長期金利の上昇は、デフレ脱却で名目成長率が4%近くまで戻ったことに加え、日銀が国債の買い入れを減らし(QT)、引き締め寄りに動いていることが大きいと説明しました。財政不安が原因という見方は「全く当たらない」と述べ、高市政権との関係も否定しています。
- 物価に比べて日本の金利は上がりすぎで、これ以上の上昇は投資主導の景気拡大のブレーキになるため続かないとし、3%の長期金利は「天井とは言わないが、かなりいいところ」との見方を示しました。来春以降は物価の伸びが下がっていくとも述べています。
- 今の円は「かなりの円安水準」だが、日本の回復には円安と低金利という「過保護」が必要だとし、150〜160円のレンジを保つべきで、むしろ急な円高に気をつけるべきだと述べました。協調介入で為替の転換点はほぼ見えたとの見方も示しています。
- 金利が上がりながら株も上がるのは歴史的にまれで、ウォーレン・バフェット氏が投資を始めた1950〜60年代のアメリカによく似ていると説明しました。
- 株が有利という基本線は変わらないとしつつ、長期金利が3%になった以上、安定した運用をしたい人には国債も無視できないと述べ、お金の性格やライフステージに合わせて資産配分を考えることが大事だとしました。アメリカの長期金利は5%超が高値圏で、いずれ4%に戻るとの見方も示しています。
原文から
株を買ってもOK、国際買っても大丈夫っていう感じ
※字幕の「国際」は「国債」のこと。
この発言の読み方
一貫して株に強気な武者氏が、この回では「国債も組み合わせる」というバランス重視の考えを示した点が目を引きます。司会の中村氏も驚いたように、金利がつく時代に入ったことで、守りのお金の置き場所の選択肢が増えたという意味です。ただし、どれだけ株と債券に分けるかは人それぞれで、武者氏も「絶対に損ができないお金でリスクを取ってはいけない」と述べています。
出典:中村 仁の投資アカデミー / ブルーモ証券「【武者陵司】株も買い、国債も買い? バフェットが投資を始めた頃と同じ「金利も株価も上がる時代」がやって来たのか?」(2026年10月12日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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