愛宕伸康の発言録
愛宕伸康「リフレ論者ではない発言でも、次の利上げは12月」|トウシル(2026年9月)
- だれが
- 愛宕伸康(楽天証券経済研究所 所長 兼 チーフエコノミスト(日本銀行出身))
- いつ
- 2026年9月30日
- どこで
- トウシル(楽天証券・YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
片山財務大臣がテレビ番組で、高市首相から「私はリフレ論者ではない」と伝えるよう言われたと述べたことなどを受けた回です。愛宕氏は、利上げを続ける日銀への政府の風当たりが弱まったと感じるとしながらも、9月の声明文と植田総裁の会見からは連続利上げや大幅利上げは読み取れず、次の利上げは12月だとの見方を示しました。
何を語ったか
- 片山財務大臣の発言と、その後の閣議後会見で経済財政担当の大臣が「アベノミクス的な意味でのリフレーション政策の局面は終わった」との趣旨を述べたことを紹介し、日銀への風当たりが弱くなった印象を受けると述べました。背景には円安の進行があるのではないかとしています。
- 9月の会合では政策金利が1.25%に引き上げられ、2名の審議委員が反対したことで市場はハト派的と受け止め、円安が進んだと振り返りました。
- 声明文の物価の上振れリスクに関する文言は、6月・7月の展望レポートから変わっていないと指摘しました。6月の利上げから3カ月後の9月に利上げしたのだから、見方が変わっていなければ次も3カ月後の12月だという読み方です。「基調的な物価上昇率を2%程度で安定させる」との文言も同じで、政策の軸足は利上げに傾いたままだと述べています。
- 植田総裁は会見で、大幅や連続の利上げは物価が目標を大きく超えるリスクが高い場合で、2022〜23年の米欧がその例だとし、今はそうした状況ではないと答えたと紹介しました。愛宕氏は、12月に続いて2027年7月までのどこかでもう一度0.25%の利上げがあり、1.75%ぐらいになるとの見方も示しています。
原文から
10月はないんだろう
この発言の読み方
政治の発言から利上げの思惑が広がったときに、日銀が自ら出している文書の文言がどう変わったか(変わっていないか)を手がかりに冷静に読む、という愛宕氏らしい回です。12月の見立ては、物価のリスクに対する日銀の見方が変わらないことが前提です。インフレがはっきり目標を超えて加速すれば、植田総裁の説明どおり連続や大幅の利上げもありうる、という条件で読むとよいでしょう。
出典:トウシル [楽天証券]「高市首相「私はリフレ論者ではない」発言の真意。日銀の「利上げペース」に影響?(愛宕 伸康)【楽天証券 トウシル】」(2026年9月30日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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