市川雅浩の発言録
市川雅浩「歴代3位の下げ幅でも過度な反応は不要、上昇トレンドは継続中」|市川レポート(2026年10月)
- だれが
- 市川雅浩(三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト)
- いつ
- 2026年10月16日
- どこで
- 市川レポート(ゴールドオンライン転載)(記事)
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- 記事で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
米コアウィーブの信用不安をきっかけに日経平均が3,318円下げ、下げ幅が歴代3位となった翌日のレポートで、市川氏は、下落は値がさのAI・半導体株が主導し、下落率では上位20位にも入らないため下げ幅に過度な反応は不要と述べました。下値目途に62,700円・61,000円・60,000円を挙げ、長めに見れば上昇トレンドは続いているとの見方です。
何を語ったか
- 10月15日の日経平均は前日比3,318円34銭(4.9%)安の64,425円95銭で、下げ幅は歴代3位でした。前日の米国市場でAI向けクラウドサービスのコアウィーブの信用不安が強まり、米ハイテク株が軒並み下落、国内のAI・半導体関連に売りが波及したと整理しました。
- マイナス寄与度の大きい上位10銘柄は値がさのAI・半導体関連で、この10銘柄だけで下げ幅の9割弱を説明できると指摘しました。下げ幅は歴代3位でも下落率は上位20位に入らず、株価の水準が高いほど同じ下落率でも下げ幅は大きくなるので、下げ幅に過度な反応は不要と述べました。
- 下値目途として、①62,700円(9月14日の取引時間中の安値)、②61,000円(200日移動平均線)、③60,000円(心理的な節目)を挙げ、数日で67,000円台を回復できれば下値不安はいったん和らぐとの見方を示しました。
- 来週から本格化する米大手ハイテク企業の決算では、AI需要と設備投資計画、設備投資と収益成長のバランス、フリーキャッシュフロー、AI関連売上の循環投資の構造、AIインフラ投資の資金調達方法、決算後の信用リスクの動向が注目点だとしました。
- 2025年4月以降の週足のトレンド・チャネル(上昇の通り道)で見ると、日経平均は依然としてその中で推移しており、少し長い期間で見れば上昇トレンドは継続中と判断しました。
原文から
下げ幅に過度な反応は不要と考えます
この発言の読み方
「歴代3位の下げ幅」という見出しの数字に対して、市川氏は「下落率」で測り直すことを勧めています。日経平均が6万円台の今、3,000円の下げは2万円台のころの1,000円の下げと同じくらいの重さだ、という考え方で、急落のニュースに振り回されないための基本的な物差しです。一方、AI関連企業の巨額投資の回収と資金繰りへの不安は本物の論点で、この先の米ハイテク決算がその答えになるという整理です。
出典:ゴールドオンライン「日経平均株価は歴代3位の下げ幅を記録~下値目途と反発材料を探る【三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】」(2026年10月16日。三井住友DSアセットマネジメントの「市川レポート」の転載)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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