ハワード・マークスの発言録
ハワード・マークス「AIの力は過大より過小評価されている」|オークツリーのメモ(2026年2月)
- だれが
- ハワード・マークス(Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長)
- いつ
- 2026年2月26日
- どこで
- Oaktree Capital(メモ)(記事)
- 元の出演
- 元の記事を読む
- 確認
- 記事で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
12月のメモの補足として書いた「AI Hurtles Ahead」で、マークス氏はこの3か月でAIの能力が大きく飛躍したと述べ、その可能性は今、誇張されているより過小評価されている可能性が高いとしました。ただし、それはAIへの投資が割安だという意味ではないとし、12月と同じ「ほどほどの持ち方」を勧めています。
何を語ったか
- 12月のメモの後、AIのClaudeに自分向けの解説を作らせたところ、過去のメモの考え方を使った説明が返ってきて驚いたと書き、その内容を土台にこのメモをまとめたと説明しています。
- AIの能力を、質問に答える「チャットAI」、指示を受けて調べ・分析し・作業する「道具を使うAI」、目標を与えると自分で作業して仕上げる「自律的なエージェント」の3段階で紹介し、3段階目は作業単位での「労働の置き換え」だとする解説を引用しました。
- AIは人間ほど完璧ではないが、多くの人よりはるかに優れた仕事ができるとし、多くの人がAIへの指示の出し方を知らないことも、可能性が過小評価されている理由だと述べました。
- 投資への示唆として、AIはすでに大規模に使われており、可能性は過小評価されている方が多いと思うが、それはAIへの投資が割安だとか、適正な値段だという意味ではないと書いています。
- 社会への影響については、AIの広がる速さが社会の適応力をはるかに上回り、多くの人が新しい仕事を見つけるまで何年もかかるのではないかと心配していると述べました。
原文から
Since AI seems amorphous and little understood, I think its potential is more likely to be underestimated today than exaggerated. (訳)AIはつかみどころがなく理解されていないので、その可能性は今、誇張されているより過小評価されている可能性が高いと思います。
この発言の読み方
マークス氏は「技術として本物か」と「投資の値段が妥当か」をはっきり分けて考えています。このメモで技術への評価は上がりましたが、投資の結論は12月のメモと同じ慎重な「ほどほど」のままです。はじめての人は、すごい技術であることと、その会社の株が買い時であることは別だと覚えておくとよいでしょう。
背景
メモはオークツリーの公式サイトで公開されている投資家向けの文章です。長文のため、このページでは要点だけをまとめています。
出典:Oaktree Capital「AI Hurtles Ahead」(2026年2月26日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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