投資の教科書

ハワード・マークスの発言録

ハワード・マークス「どんなに良い資産も、高すぎれば命取りになる」|Bloomberg(2026年3月)

動画:Bloomberg Television(YouTube公式)。再生ボタンを押すと、このページで再生されます。
だれが
ハワード・マークス(Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長)
いつ
2026年3月18日
どこで
Bloomberg Television(YouTube)(動画)
元の出演
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確認
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掲載日
2026/10/23

半導体・AI暴落・リスク米国株

ブルームバーグのイベントでマークス氏は、プライベート・クレジット(銀行以外の融資)への不安について、お金を貸すこと自体は健全だが、良い時代に多くの人が殺到すると基準が下がると述べました。AIで世界はかつてなく予測しにくくなったとし、楽観と信じやすさが優勢な今は、暴落が来たら積極的になれるよう慎重に待つと話しています。

何を語ったか

  • 企業にお金を貸すことは本質的に健全な活動だが、時々やりたい人が増えすぎて競争で金利や安全性が下がり、準備のできていない人にまで売られて、問題が出たときに驚かれるのだと述べました。
  • 「賢い人が最初にやることを、愚か者が最後にやる」という格言を挙げ、プライベート・クレジットも早い成功を見て参加者が増え、特別な有利さはなくなったと説明しました。不安視されている流動性の低さや時価がないことは、昔から分かっていたことだとも指摘しています。
  • 「最悪の融資は最良の時代に行われる」とし、2009年3月の底から17年間厳しい時期がほとんどなかったので、規律や懐疑より「取り残される不安」が優勢になり、そのつけはこれから出てくると述べました。
  • AIは、自分が生きてきた中で世界をもっとも予測しにくくしているとし、大手IT企業が30年・40年・100年の債券を出していることは、楽観と信じやすさが優勢な表れだと話しました。
  • 暴落が来るかどうかは「誰にも分からない」とし、来ないと信じてお金を投じるのではなく、待って、来たら積極的になると述べました。多くの人はAIの影響を過小評価しているとも話しています。

原文から

There is no asset that is so good that it can't become overpriced and lethal. (訳)高くなりすぎて命取りにならないほど良い資産は、存在しません。

この発言の読み方

マークス氏は1969年に「何があっても大丈夫」と言われた優良50銘柄を買った人が5年で大きく損をした経験を語り、良い会社かどうかと、値段が妥当かどうかは別だと強調しています。今は守りを固めて待つ時期という立場ですが、暴落を予想しているのではなく、「来たら動ける準備」をしているという点が大切です。

出典:Bloomberg Television「Oaktree's Howard Marks on Unpredictablility, Importance and Investing in AI」(2026年3月18日)

このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。

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