ハワード・マークスの発言録
ハワード・マークス「みんなが好きなものは割高かも。気をつけるだけ」|Bloomberg(2025年12月)
- だれが
- ハワード・マークス(Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長)
- いつ
- 2025年12月11日
- どこで
- Bloomberg Podcasts(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
ブルームバーグの番組でマークス氏は、AIは社会を変える技術の進歩に伴うバブルの側に入るとしつつ、投資はできるが慎重であるべきだと述べました。FRBはふだんは控えめにして、深刻な過熱か失業の時だけ動くべきだとし、今は大きな利下げに意味を感じないと話しています。
何を語ったか
- バブルには、流行して消える金融の流行(ポートフォリオ保険やサブプライムローンなど)と、蒸気機関・鉄道・インターネットのように社会を前に進める技術の進歩に伴うものがあり、AIは後者に入ると確信していると述べました。問題は、その導入にかける規模や資金の集め方が行き過ぎにならないかだとしています。
- みんなが嫌うものは値段が下がって売り出し中になりやすく、みんなが好きなものは期待されすぎて割高になりやすいので、投資はできるが気をつけるべきだと話しました。
- 結果がまったく見通せない事業にはお金を貸すべきではなく、参加したいなら上がった時の利益も得られる株で参加すべきだと述べました。貸し手は上がった時の取り分がないので、失敗の確率が高い事業に貸すのは最悪の組み合わせだと説明しています。
- 株価が下がった企業に市場が厳しく反応しているのは規律が働いている健全なしるしで、2000年の相場より健全に見えると述べました。
- FRBの金利操作は一種の価格統制で、お金を人工的に安くするとリスクを取る行動を促すとし、FRBはふだんは受け身でいるべきだと述べました。今のS&P500の株価収益率から見ると、今後10年のリターンはかなり低い一桁台になりやすいとの見方も示しています。
- AIが仕事を奪うことについては、投資や経済ではなく社会の問題として強く心配していると話しました。
原文から
So, you just have to be careful. (訳)だから、とにかく気をつける必要があります。
この発言の読み方
マークス氏はAIを「社会を変える本物の技術」と認めつつ、投資としては慎重さを求めています。株と融資では、同じ会社に投資しても、上がった時と失敗した時の取り分がまったく違うという説明は、はじめての人にも分かりやすい整理です。金利については、FRBの利下げに頼る相場に批判的な立場です。
出典:Bloomberg Podcasts「Howard Marks Says AI Terrifying for Jobs」(2025年12月11日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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