投資の教科書

ハワード・マークスの発言録

ハワード・マークス「今の金利は高くない。この先1〜2年は大きく下がらない」|Prof G MarketsのYouTube動画より(2026年9月)

おことわり:このページは、Prof G MarketsがYouTubeで公開している動画をもとに、ハワード・マークス氏が動画で語っている内容を投資の教科書がまとめたものです。ハワード・マークス氏への取材や寄稿ではなく、ご本人・出演先の媒体とは関係ありません。出典はこのページに記しています。正確な発言は元の動画・記事でご確認ください。

動画:Prof G Markets(YouTube公式)。押すとこのページで再生されます。

米国債の利回りが急上昇していた日のProf G Marketsで、マークス氏は、金利上昇の理由として、しぶといインフレ、好景気なのに続く巨額の財政赤字、AIを含む資金需要の強さを挙げました。今の金利は歴史的に見れば高くないとし、この先1〜2年、金利が大きく下がることはないだろうと述べています。

だれが
ハワード・マークス(Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長)
いつ
2026年9月24日
どこで
Prof G Markets(YouTube)(動画)
出典
YouTubeで元の動画を見る
確認
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掲載日
2026/10/23

FRB・米金利景気・インフレ政治・政策

何を語ったか

  • 金利が上がる理由は、インフレへの備え、貸したお金が返ってこないリスク、資金の取り合いの3つがあるとし、今回はそのすべてが当てはまると述べました。インフレは5年ほどFRBの目標の2%を上回り続けており、これが一番の理由だとしています。
  • 国の借金が40兆ドルに達し、景気が良く失業も少ない時期に2兆ドル近い財政赤字を続けていることを「浪費」と表現し、均衡財政が話題にもならなくなったことが変化だと述べました。自分のように何年も前から財政を批判してきた人はいたが、心理的な限界を超えると急に意識されるものだと話しています。
  • 米国債の入札が不調に終わるような急な事態は起こりにくく、金利がじわじわ上がり続ける方があり得るとの見方を示しました。
  • 30年債で5%台の金利は歴史から見れば低く、高いのはここ十数年と比べた場合だけで、その十数年の方が例外だったと述べました。自信を持って言える数少ないこととして、この先1〜2年、金利が大きく下がることはないだろうとしています。
  • 財政の問題への対応としてドル建て資産を減らす考え方はあり得るが、アメリカは今も先進国で一番うまく回っている経済なので、自分なら大きくは動かないと述べました。何が起きるかはある程度分かっても「いつ起きるか」は決して分からないとも話しています。

原文から

Today's interest rates look low to me, not high. (訳)今の金利は、私には高くではなく低く見えます。

この発言の読み方

マークス氏は、金利が上がって不安が広がる中で、「歴史的には普通の水準に戻っているだけ」と位置づけています。そのうえで、金利が下がることを前提にした投資の考え方を見直すよう促しています。財政赤字への懸念は長年の持論ですが、急な危機を予想しているわけではなく、「いつ起きるかは分からない」と断っている点に注意して読む必要があります。

背景

番組では、自身が書いた文章で論じた内容として財政赤字の問題に触れています。司会者の発言や、後半の別のゲストの発言はこの記事には含めていません。

出典:Prof G Markets「Bonds Are Going Haywire Again — Howard Marks Explains Why」(2026年9月24日)

このページは、YouTubeで公開されている動画や、無料で公開されている記事・レポートの中での発言を、投資の教科書が要約したものです。ご本人への取材や寄稿ではありません。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。

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