投資の教科書

ハワード・マークスの発言録

ハワード・マークス「今の金利は高くない。買い時に近づいている」|Brookfield(2026年10月)

動画:Brookfield(YouTube公式)。再生ボタンを押すと、このページで再生されます。
だれが
ハワード・マークス(Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長)
いつ
2026年10月1日
どこで
Brookfield(YouTube)(動画)
元の出演
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確認
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掲載日
2026/10/23

FRB・米金利半導体・AI暴落・リスク

オークツリーの親会社ブルックフィールドの投資家向けイベントで、マークス氏はブルース・フラット氏と対談し、上がってきた金利は歴史的に見れば高くなく、実態を正しく反映していると述べました。投資家の頭の中は「完璧」と「絶望」を行き来するとし、2か月前より今の方がずっと良い買い時に近いとの見方を示しています。

何を語ったか

  • 2008年10月、金融システムが崩壊するかもしれないと言われる中で、オークツリーは手元の資金を投じるかを判断したとし、投資して世界が終わったなら何をしても同じだが、投資せずに世界が終わらなければ仕事をしなかったことになる、という単純な理屈で決めたと振り返りました。
  • 良い投資の本質は、下振れを抑え、驚きが上振れの側に来るように備えることだと述べました。貸し手は上がった時の取り分がないので、何を買うかより何を除くかでリターンが決まるとしています。
  • 市場が正しく見ていることとして、AIが私たちの誰もが見たことのない最大のものになり、生活を一変させそうなことと、これまでの金利が低すぎ、上がるべきだったことを挙げました。
  • ここ10日ほどで金利が上がり多くの人が慌てているが、今の金利は2009年以降と比べて高いだけで、長い歴史で見れば低く、「普通」の範囲だと述べました。中央銀行の誘導ではなく、借り手と貸し手の交渉で決まる自然な金利に近づくのは良いことだとしています。
  • 現実はまあまあ良い時とあまり良くない時を行き来するだけなのに、投資家の頭の中は「完璧」と「絶望」を行き来すると述べ、多くの人が落ち込んでいる時に買う方がよく、2か月前より今の方がそれに近いとの見方を示しました。

原文から

These are not high rates. (訳)これは高い金利ではありません。

この発言の読み方

マークス氏は、金利が上がって慌てる人が増えた場面で、あえて「歴史的には普通」と冷静に位置づけています。強気に転じたわけではありませんが、楽観が行き過ぎていた夏より、不安が出てきた今の方が買い手に有利だという、逆張りの考え方です。ブルックフィールドはオークツリーの親会社で、このイベントは同社の投資家向けのものです。

背景

対談の相手はブルックフィールドのブルース・フラット氏で、同氏の発言はこの記事には含めていません。

出典:Brookfield「2026 Brookfield Affiliates Investor Day: Fireside Chat with Bruce Flatt and Howard Marks」(2026年10月1日)

このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。

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