木野内栄治の発言録
木野内栄治「日本株は7月に天井、長期はインフレで上昇へ」|PIVOT(2025年5月)
- だれが
- 木野内栄治(大和証券 チーフテクニカルアナリスト(テーマリサーチ担当))
- いつ
- 2025年5月15日
- どこで
- PIVOT(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
PIVOT「マーケット超分析」で、木野内氏はテクニカル指標に上昇トレンド入りのサインが出たとしつつ、相互関税の猶予期限がある7月初めごろに株価は天井をつけるという見通しを変えませんでした。長い目では、およそ50年周期の景気の波でインフレの時代に入っており、インフレに強い日本株が上がりやすいと述べています。
何を語ったか
- ゴールデンウィーク中にニューヨークダウが9日続けて上がったことや、東証プライム全体の騰落レシオ(25日間の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率)が「超過熱」の水準に乗りそうなことを挙げました。下げた後の底からの立ち上がりで出るこうしたサインは、上昇に勢いがついた証拠で、1か月ほどは株価が上がりやすいと説明しています。
- 6月末には配当金の再投資による買いもあり、7月初めごろまでは上昇が続きそうだとして、「7月に天井」という以前からの見通しは変わらないと述べました。7月はアメリカの相互関税の上乗せの猶予が切れる時期で、交渉は「まとまるまでが花」で、まとまれば材料出尽くしになりやすいとの見方です。
- 世界的な景気不安のときは、株価の底は原因が終わるからではなく、G20のような場で各国が金融・財政の景気対策をそろえたときに入るとし、今はまだその段階ではないと述べました。
- 長い目では、物価や金利がおよそ50年ごとに底をつける「コンドラチェフの波」があり、今はインフレが20〜30年続く局面に入ったと説明しました。高度成長期に造った橋や下水道、送電網といった社会インフラの作り直しも、インフレの背景だとしています。
- インフレで物が足りなくなると研究開発が増え、イノベーションが起きて株高につながるとし、これはデフレ体質の日本に特有の追い風で、欧米の株はインフレに弱い傾向があると述べました。生活者はインフレに連動する資産、代表的には株を持つべきだとしています。
原文から
インフレに連動する資産を持たなきゃダメなんですよ
この発言の読み方
木野内氏は、チャートや売買の需給を表す指標で目先の上げ下げの時期を読み、長期は景気の大きな波で語るのが特徴です。この回は「短期は7月に天井、長期はインフレで日本株に追い風」という二段構えでした。7月の天井は関税交渉の期限という前提があってのもので、交渉の進み方が変われば時期もずれます。長期の見方は数十年単位の話で、目先の売買の目安ではない点に注意して読む必要があります。
出典:PIVOT 公式チャンネル「【木野内栄治×大川智宏×柴田阿弥】日本株の長期上昇シナリオ/株価は7月に大幅下落し、来年に復活?/構造的インフレがイノベーションを生む【マーケット超分析】」(2025年5月15日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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