木野内栄治の発言録
木野内栄治「駆け込み需要の反動に警戒、慌てて飛びつかない」|PIVOT(2025年10月)
- だれが
- 木野内栄治(大和証券 チーフテクニカルアナリスト(テーマリサーチ担当))
- いつ
- 2025年10月10日
- どこで
- PIVOT(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
PIVOTの番組で、木野内氏は高市総裁の誕生で日本株が盛り上がるなかでも、世界的な景気の変調には逆らえないと警告しました。半導体メモリーの異常な値上がりはWindows10のサポート終了に向けた駆け込みによる在庫積み上げで、それが終わると株価の下げが急になりやすいとし、底入れは各国の政策協調を待つべきで「慌てて飛びつかない」ことが大事だと述べています。
何を語ったか
- 自民党総裁選の後に株価が一段高になっても、過去には小泉氏や福田氏の時のように、その後に下がった例があると指摘しました。高市氏であっても、ITバブル崩壊やリーマンショックのような世界的な変調には逆らえないことを理解しておくべきだと述べています。
- 2018年にアメリカの政府閉鎖が終わった後、株価が大きく下がった例を挙げ、議会と関係なく実施できる関税、特にパソコンやスマホを含む半導体への関税の話が再び出てくると困ると述べました。
- 半導体メモリーのスポット価格が異常な上がり方をしているのは、10月14日のWindows10のサポート終了に向けた駆け込みで在庫を積み上げた結果だと説明しました。2018年と同じように、意図した在庫の積み上げと駆け込み消費が終わると、景気が急に弱まり株価の下げも急になりやすいとしています。
- 底入れは、G20などの場で各国が金融緩和と財政出動をそろえて打ち出すまで待つ必要があるとし、誰かの発言で下げた相場と違って構造の問題なので時間がかかると述べました。
- その間の組み替え先として、国債やREIT(不動産投資信託)が良い買い場になりうるとし、日米の景気が悪くなれば金利差が縮んで円高になりやすく、円高で恩恵を受ける国内向けの小売・食品が相対的に良くなるとの見方を示しました。全体が下げるなかで先に持ち直しやすいのはAIのソフトウェアだとも述べています。
原文から
下げの期間が長いと思って慌てて飛びつかない
この発言の読み方
2025年10月は、高市総裁の誕生で日経平均が急伸した時期でした。そのなかで木野内氏は、国内の政治よりもアメリカの在庫と消費のサイクルを重く見て、警戒の姿勢を示しました。半導体の在庫や駆け込み需要のように「需要の先食い」があったかどうかを確かめる見方は、ニュースの見出しだけでは分からない景気の転換点を探る手がかりになります。一方で、AI向けの需要がこの見立てより強ければ、前提は変わります。
出典:PIVOT 公式チャンネル「【世界同時不況が始まる】岡崎良介×木野内栄治/米国株の暴落危機/アメリカはリーマンショック以来の不動産不況に/半導体バブル崩壊へ/アメリカの政府閉鎖解除が暴落の引き金に?【マーケット超分析】」(2025年10月10日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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