馬渕治好の発言録
馬渕治好「米国株は高すぎる。『金余り』は間違い」|WORLD MARKETZ(2026年6月)
- だれが
- 馬渕治好(ブーケ・ド・フルーレット代表(元日興コーディアル証券国際市場分析部長))
- いつ
- 2026年6月2日
- どこで
- WORLD MARKETZ(ストックボイス、YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
2026年6月1日放送のWORLD MARKETZで、馬渕氏は米国株を「普通に見ると高すぎる」と評価しました。お金の量と経済の大きさを比べると米国はむしろ「金足らず」で、株価は一部のAI・半導体銘柄に引っ張られているだけだとし、いったん大きく下がった後に持ち直すとの見方を示しました。
何を語ったか
- S&P500の予想PERは通常15〜18倍で動くのに20倍台が続いており、割安とも妥当とも言いにくいと述べました。1〜3月期の決算が想定以上に良く利益見通しが上方修正されているが、2月末以降のエネルギー高はまだ反映されていないので、この上方修正は意外と危ないとしています。
- 「空前の金余りだから株は上がる」という見方は間違いだと述べました。FRBが供給するお金の量(マネタリーベース)は前年比マイナスで、経済全体のお金(M2)の伸びも5%程度にとどまり、経済の大きさと比べた指標(マーシャルのk)は下がり続けているのに、株価だけが上がっていると説明しました。
- 最近の株高は、個人投資家が証券口座のMMFから株を買っている面が大きく、個人がやめると崩れやすい相場だと述べました。
- ナスダックをダウで割った自作の「NN比率」とS&P500の動きが2023年以降ほぼ同じだとして、S&P500も一部のAI・半導体銘柄に引っ張られているだけだとの見方を示しました。
- 割高さや物色の偏りが消えれば株価は持ち直すとし、FRBの緩和や、中間選挙前の法人減税が下がった後の株価を押し上げる要因になると述べました。
原文から
普通に見ると高すぎるっていうのが妥当な判断だと思います
この発言の読み方
馬渕氏が下落を予想する理由は「景気の大崩れ」ではなく「割高さ」と「一部銘柄への偏り」という市場の中の事情です。そのため、下がった後は持ち直すという見方とセットになっています。AI・半導体銘柄の利益が期待どおり伸び続ければ、割高さが利益の伸びで解消され、大きな調整なしに進む可能性もあります。
出典:WORLD MARKETZ / ストックボイス公式「"WORLD MARKETZ" 見逃し配信 2026年6月1日」(2026年6月2日、馬渕氏の出演は11分ごろから)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
「米国株」について、ほかのご意見番は
- 2026年10月22日トム・リー「AI株の売りは最終局面。“縮んだバネ”の状態」|CNBC Television(2026年10月)
- 2026年10月21日愛宕伸康「AI相場はバブルではない、米株の上昇トレンドは来年も続く」|トウシル(2026年10月)
- 2026年10月20日マイク・ウィルソン「調整は最終回。2027年5月に8,300」|CNBC Television(2026年10月)
- 2026年10月19日市川雅浩「一部企業の財務不安でAIの成長機会を否定しない」|市川レポート(2026年10月)
- 2026年10月13日木野内栄治「ルービンは立ち上がった、夏の調整は終わった可能性」|PIVOT(2026年10月)