マイク・ウィルソンの発言録
マイク・ウィルソン「7,000を割らずに年末8,000へ。次は“質”の相場」|CNBC Television(2026年7月)
- だれが
- マイク・ウィルソン(モルガン・スタンレー 最高投資責任者(CIO)兼チーフ米国株ストラテジスト)
- いつ
- 2026年7月28日
- どこで
- CNBC Television(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
2026年7月、ウィルソン氏はCNBCの番組で、回復の初期の段階は終わり、利益の質や財務の健全さを重んじる「質への入れ替え」が始まったと述べました。半導体の利益修正の勢いは天井を打ったとしつつ、S&P500は7,000が守られ、仮に先に7,000まで下げても年末8,000に届くとの見方を示しています。FRBの利上げが1回あっても流れは崩れないとしています。
何を語ったか
- 「ローリング・リセッション」の後の「ローリング・リカバリー」という見方は今も変わらず、次の段階に入ったと述べました。コロナ後の回復で2021年半ばに利益修正の勢いが天井を打ったときと同じように、今は「質への入れ替え」が起きているという見方です。
- 半導体に慎重なのは利益修正の勢いが天井を打ったからで、AI投資のサイクルが終わったという意味ではなく、株価が先に織り込みすぎたのだと説明しました。大手クラウド企業の株が出遅れたのは、利益はよくても手元に残る現金(フリーキャッシュフロー)が少ないからだとしています。
- ここで言う「質」とは、フリーキャッシュフローを生む力、利益の安定性と予測しやすさ、財務の健全さだと説明しました。
- FRBや戦争をめぐる不安で、あと1か月ほどはもみ合うと見ていると述べました。7,000は守られると考えており、そこまで下がれば強気の見方を強く打ち出すとしています。新しいFRB議長のもとで利上げが1回あっても「保険の利上げ」で、流れは崩れないとの見方です。
原文から
I still think we can hit 8,000 by year end, even if we go to 7,000 first.(先に7,000まで下がったとしても、年末に8,000に届くと今も考えています)
この発言の読み方
2025年11月に示した7,800から、この時点では年末8,000まで見通しが上がっていたことが分かります。一方で、相場の主役は景気回復の初期に強い銘柄から、利益が安定した「質の高い」企業へ移るという見立てを示しました。ウィルソン氏の強気は「何でも上がる」という意味ではなく、局面ごとに主役が入れ替わるという考え方とセットです。
出典:CNBC Television「Morgan Stanley's Mike Wilson: Still very constructive on where the S&P 500 ends up for the full year」(2026年7月28日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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