マイク・ウィルソンの発言録
マイク・ウィルソン「上昇を支える銘柄が減っている。最後の調整は歓迎」|Morgan Stanley(2026年9月)
- だれが
- マイク・ウィルソン(モルガン・スタンレー 最高投資責任者(CIO)兼チーフ米国株ストラテジスト)
- いつ
- 2026年9月28日
- どこで
- Morgan Stanley(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
2026年9月28日の自社ポッドキャスト「Thoughts on the Market」で、ウィルソン氏は、この6週間ほど上昇を支える銘柄が減り、ラッセル3000の半分以上が6月の高値から20%以上下げていると指摘しました。指数の5〜10%程度の調整がありうるが、それは歓迎すべき「最後の調整」になりうるとし、大型の質の高い株を中心にしつつ10月の下げで値動きの大きい株を買い増す考えを示しています。
何を語ったか
- 今年の相場は上がっているが、この6週間は上昇を支える銘柄が減っていると述べました。ラッセル3000の半分以上が6月の高値から20%以上下げ、S&P500の予想株価収益率は19倍と年初来の低い水準に近いと説明しています。
- 一方で、中央値の企業の利益は10%台半ばで伸び、利益修正の広がりもサイクルの高い水準に近いとし、これは油断ではなく、エネルギー高やFRBの引き締め、AIによる混乱などをすでに織り込んできた相場だとの見方を示しました。
- 広がりが悪くなったのはジャクソンホール会議の後で、FRBがより引き締めに傾くと市場が見始めたからだと説明しました。債券市場の不安定さが収まらなければ、S&P500は5〜10%下がりうるとし、「率直に言えば歓迎する」と述べています。
- AIの活用が「約束から実践へ」移り、活用が進んだ企業の利益率がよくなっているとし、AIを支える側(イネーブラー)と使う側(アダプター)の両方を持つ考えを示しました。大型の質の高い株を中心に、10月の下げで値動きの大きい株を買い増したいと述べています。
原文から
Frankly, I would welcome it.(率直に言えば、それ〔指数の5〜10%の調整〕を歓迎します)
この発言の読み方
モルガン・スタンレー自身が配信する番組での発言で、ウィルソン氏が週ごとに相場観を語るものです。強気の見方は保ちつつ、「指数は持ちこたえているが、平均的な銘柄はかなり弱い」というずれに注目しています。指数が下がって広がりと釣り合えば年末に向けて強くなる、という筋書きなので、債券市場やFRBの資金供給の動きが前提になります。
出典:Morgan Stanley「The Stock Market’s Bad Breadth」(2026年9月28日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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