武者陵司の発言録
武者陵司「米中は軍事対立から経済の『幸せ競争』へ」|日経CNBC(2026年4月)
- だれが
- 武者陵司(武者リサーチ代表(元ドイツ証券副会長))
- いつ
- 2026年4月5日
- どこで
- 日経CNBC(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
中東情勢でホルムズ海峡が封鎖されていた2026年春の日経CNBCの番組で、武者氏は封鎖は近く解除され、5月のトランプ大統領の訪中をきっかけに米中は軍事対立から経済重視の時代に入るとの見方を示しました。そうなれば日本株には「持たざるリスク」が改めて意識されると述べています。
何を語ったか
- ホルムズ海峡の封鎖で得をする国はなく、封鎖はいずれ解除されると述べ、原油価格は何か月かかけて1バレル60ドル程度まで下がっていくとの見方を示しました。
- 第2次トランプ政権の対中政策は、中国の体制転換を求めず、力による現状変更だけは許さない「長期戦」に変わったと説明しました。5月のトランプ大統領の訪中から、米中が表向きは歩み寄り、経済協力を重視する時代に入るとの見方を示しています。
- 米中の雪解けと原油安は、経済にも株にも、日本株にもプラスだと述べ、2026年後半の大きなテーマになるとの見方を示しました。
- 企業の利益率が高いのに金利が低い「利潤率と利子率のギャップ」が大きいことから、日銀が利上げ局面に入っても日本株は上がっていくだろうと述べました。日本の長期金利は名目成長率に比べてまだ低いとも指摘しています。
- 家計の金融資産の半分以上が預金にあり、預金より株を選ぶ時代がようやく始まろうとしているとの見方を示しました。
原文から
アメリカと中国の対立はですね、やっぱり幸せ競争なんですよ
この発言の読み方
中東の緊張で相場が揺れていた時期に、武者氏は「危機は長く続かない、むしろ次の上昇の足場になる」という見方を示しました。2025年の関税ショックのときと同じ考え方です。この見方は、封鎖の解除や米中首脳会談が予想どおりに進むことが前提なので、地政学の緊張が長引いた場合は前提が変わる点に注意が必要です。
出典:日経CNBC 公式チャンネル「【米中対立の本質は軍事ではない 「幸せ競争」への転換|武者リサーチ 代表 武者 陵司氏】」(2026年4月5日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。