渡部清二の発言録
渡部清二「今期業績は悪化、株価との違和感に注意。市場は来期を見る」|日経CNBC(2025年1月)
- だれが
- 渡部清二(複眼経済塾 代表取締役・塾長(元野村證券))
- いつ
- 2025年1月5日
- どこで
- 日経CNBC(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
『会社四季報』2025年新春号を読破した渡部氏は、日経CNBCで、今期の業績は明らかに悪化しているのに株価は強く、短期的な下振れに注意が必要だと述べました。一方で新春号は来期の予想に目を向けるべき号だとし、来期の増益が見込まれる業種や「最高益」「連続増配」の見出しに注目する考え方を示しました。
何を語ったか
- 四季報読破は28年目・109冊目だとし、今期の業績は明らかに悪化しているのに日経平均やTOPIXは強く、違和感があるとして短期的な株価の下振れリスクに注意を促しました。
- 全体の営業利益は上方修正されているが、ほとんどはソフトバンクグループの利益の上振れで説明でき、実体ではないと述べました。輸送用機器などは減益に転じ、小売の増益率も鈍っているとしています。
- 1年前に振り返ると、その後株価が上がった業種や企業は「来期」の業績が良いと予想されていたとして、市場は来期を見ていると述べました。来期の増益率が上位に入ってきたガラス・土石、鉄鋼や、増益額が最も大きい電気機器に注目するとしました。
- 見出しランキングでは、前号で「最高益」「連続増配」の見出しがついた銘柄の株価がTOPIXを上回ったと検証結果を紹介しました。
- 「トランプ」という言葉が出てくる企業は7件しかなく、ほとんどの企業は大統領就任を様子見していると述べました。
原文から
ほとんどの企業がトランプ大統領就任まで様子見
この発言の読み方
渡部氏は、四季報の記者の予想や見出しを数えて「全体の空気」をつかむ手法をとります。この回で示した「最高益・連続増配の見出しの銘柄が上がった」は過去の検証結果で、この先も同じになる保証はありません。また、市場全体の数字が一社の大きな利益で動くことがある、という点は、指数や合計の数字を見るときの注意点として役に立ちます。
出典:日経CNBC 公式チャンネル「【渡部清二氏・四季報“新春号”から読み解く2025年株式市場】」(2025年1月5日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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