投資の教科書

吉野貴晶の発言録

吉野貴晶「本物の成長株は粗利と在庫回転率で見分ける」|マネックス(2026年6月)

動画:マネックスオンデマンド(YouTube公式)。再生ボタンを押すと、このページで再生されます。
だれが
吉野貴晶(マネックス証券 チーフ・マーケット・アナリスト(2025年9月から。前職はニッセイアセットマネジメント 投資工学開発センター長))
いつ
2026年6月19日
どこで
マネックスオンデマンド(YouTube)(動画)
元の出演
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確認
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掲載日
2026/10/23

半導体・AI日本株

6月の定例セミナーで、吉野氏はブロードコム・ショックのあとも日本株ではAI・半導体関連の上昇が大きく、引き続き相場の柱になるとの考えを示しました。ただ、テーマに乗るだけでなく業績がきちんとついてくる「本物の成長株」を選ぶ必要があるとし、粗利(売上総利益)の率と伸び、在庫回転率という2つの物差しを使った銘柄の探し方を解説しています。

何を語ったか

  • この日の株高の背景はイランとの戦闘終結への期待だとし、もう一つの材料として、AI・半導体の代表銘柄であるブロードコムが強い業績を出したにもかかわらず市場の期待に届かず下げた「ブロードコム・ショック」に触れました。それでも日本株ではAI・半導体の上昇が大きく、引き続き相場の柱になると考えていると述べました。
  • 成長株に注目する際は、テーマに乗るだけではなく、先に上がった株価の期待に業績がきちんと追いつくかが重要で、追いつかなければ株価は下げることも考えられると注意しました。
  • 1つ目の物差しは粗利で、売上高から売上原価を引いた売上総利益の割合(粗利率)が高いことと、粗利そのものが伸びていることの両方を見るべきだと説明しました。粗利率が高くても成長しない企業もあるため、売上の伸びと合わせて使う必要があるとしています。
  • 2つ目の物差しは在庫回転率で、スクリーニングで機械的に選ぶのではなく、絞り込んだ候補の業績がきちんとついてきているかを確かめるために使う方法を紹介しました。
  • 冒頭では、開幕したサッカーのワールドカップと関連銘柄の投資タイミングを過去のデータで検証した結果にも触れています。

原文から

業績面でですね、え、きちんと成長、成長ができていくか

この発言の読み方

吉野氏はAI・半導体の相場そのものには前向きですが、「関連銘柄なら何でもよい」という見方はとっていません。粗利率は、その会社の製品がどれだけ高い値段で売れているか、つまり競争力の強さを映す数字です。期待で先に株価が上がった銘柄ほど、あとから業績が追いつくかを確かめる必要がある、という考え方は、同じ時期の市川雅浩氏の「調整は健全、カギは決算」という見方とも通じます。銘柄名は説明の例として挙げられたもので、売買を勧めるものではありません。

出典:マネックスオンデマンド「【「粗利」と「在庫回転率」で探す成長株】16年連続No.1クオンツアナリストが語る日本株市場|2026年6月12日(金)開催」(2026年6月19日公開)

このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。

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