投資の教科書

吉野貴晶の発言録

吉野貴晶「設備投資の大きい会社から、利益がついてくる会社を選ぶ」|マネックスオンデマンドのYouTube動画より(2026年7月)

おことわり:このページは、マネックスオンデマンドがYouTubeで公開している動画をもとに、吉野貴晶氏が動画の中で語っている内容を投資の教科書がまとめたものです。吉野貴晶氏への取材や寄稿ではなく、ご本人・出演先の媒体とは関係ありません。出典の動画はこのページに記しています。正確な発言は元の動画でご確認ください。

動画:マネックスオンデマンド(YouTube公式)。再生ボタンを押すと、このページで再生されます。
だれが
吉野貴晶(マネックス証券 チーフ・マーケット・アナリスト(2025年9月から。前職はニッセイアセットマネジメント 投資工学開発センター長))
いつ
2026年7月17日
どこで
マネックスオンデマンド(YouTube)(動画)
出典
YouTubeで元の動画を見る
確認
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掲載日
2026/10/23

半導体・AI日本株

7月の定例セミナーで、吉野氏はAI・半導体関連株が弱含んだ背景に米大手IT企業の巨額の設備投資への懸念があるとしつつ、自身は過剰投資にはつながりにくいと考えていると述べました。設備投資が大きく、かつ売上と利益の伸びが加速する会社を選ぶ方法と、第1四半期決算で会社計画を上方修正した銘柄に注目する戦略を紹介しています。

何を語ったか

  • 米大手IT4社の今年の設備投資計画は日本円で約104兆円と日本の一般会計予算に迫る規模で、本当に利益がついてくるのかが懸念され、AI・半導体関連が弱含む原因になっていると説明しました。企業が従業員のAI利用の費用を抑え始めたという米国のニュースも、懸念の一つとして紹介しています。
  • 自身の見方としては、人口で需要の上限が決まるような商品と違い、AIや電力は使い道が広がり続けるので販売価格が下がりにくく、過剰投資にはつながりにくいと考えていると述べました。ただし、設備投資の大きい会社の中でも、売上と利益が実際に伸びる会社を選ぶ必要があるとしています。
  • 選び方として、設備投資を減価償却費で割った比率(成熟した会社は1前後)と、設備投資を売上高で割った比率がともに高く、さらに来期の売上と営業利益の伸びが今期を上回る「成長が加速する」会社に絞る方法を説明しました。データセンターの冷却に関わる会社を例に、自社の情報ツールでの確かめ方も紹介しています。
  • 3月期決算企業の第1四半期決算で会社が営業利益の計画を上方修正する割合は毎年2〜3%しかなく、それだけ自信のある会社だとして、上方修正した銘柄に素直についていく戦略を紹介しました。昨年は上方修正した企業のほぼ9割が年度末に修正後の計画を上回って着地したとしています。
  • 冒頭では、真夏日が多い8月は日経平均の平均騰落率が2.3%と高い一方、7月は例年並みの暑さの方が良く、暑すぎる年はむしろ良くなかったという検証結果を紹介しました。

原文から

素直にそれについていくというのがいいんじゃないか

この発言の読み方

吉野氏は、AIへの巨額投資が「過剰かどうか」を言い切るより、投資に見合う売上と利益が出ている会社を数字で選ぶことに重点を置いています。AI関連への見方は前向きですが、前提は需要が広がり続けることで、設備投資の回収が遅れれば見方は変わりえます。紹介された戦略の成績は過去の検証結果で、毎年同じになるとは限りません。

出典:マネックスオンデマンド「【設備投資額と第1四半期決算で探す成長期待株】16年連続No.1クオンツアナリストが語る日本株市場|2026年7月10日(金)開催」(2026年7月17日)

このページは、YouTubeで公開されている動画の中での発言を、投資の教科書が要約したものです。ご本人への取材や寄稿ではありません。正確な言い回しは元の動画でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。

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