現役株トレーダーが使っている収益チャンスを得る10の方法

あなたは、株式投資で銘柄を選ぶ時、何を基準に選んでいますか?

例えば、四季報で業績を調べる、株価チャートで値上がりしそうな銘柄を選ぶなど、様々な方法があります。ただ、東京証券取引所(東証)には3,500社以上の株式会社が上場していますので、その中からこれから上がる銘柄を選び出すことは、想像以上に大変なことなのです。

この記事では、ランキングから、これから上がりそうな銘柄を見つけ、信頼のおける情報源から銘柄を選択する方法をご紹介していきます。そして、結果的に利益に与るスキルを得ることができます。

最後まで読むことで実践で役立てることができるので、じっくり読んで自分のものにしてください。

執筆者
やんた

やんた

一橋大学経済学部卒業。証券会社で営業、マーケットアナリスト、ディーラー職の経験を経て、個人投資家へ転身。現在は、日経225先物やオプション、株式を中心に取引を行う。得意な投資手法は、システムトレード。現物株、FX、CFD、オプションなど幅広い商品に精通している。趣味は、ウィンドサーフィン。

1.ランキングから銘柄を見つける

まずは株価ランキングの利用方法について解説していきます。

銘柄選びには、業績発表や新商品発表、合併などのニュースが役立ちます。しかし、ニュースはいつ発表されるか分からないものもありますし、株式市場でどの程度反応するかを、初心者の方が見極めることは困難なことです。

そこで、ニュースと異なり、定期的に仕入れることができる情報があります。毎日発表される、株式のランキングです。つまり、

ニュースをチェック→ 株価を確認から

動いている株をランキングで見つける→ ニュースを確認

というように、情報の取得方法を変えてランキングを利用するのです。

1.1.ランキングにはヤフーファイナンスがおすすめ

ランキングでは、ヤフーファイナンスがおすすめです。東証一部、東証二部、東証マザーズなど市場ごとにランキングを見ることが出来ますし、期間も当日、一週間、一ヶ月と選ぶことができます。

また、ランキングの種類も、値上がり率や年初来高値更新、出来高など二十種類あります。一例として、値上がり率ランキングを見てみましょう。以下の図をご覧ください。

出典:ヤフーファイナンス

このように、銘柄コードや市場、前日比、出来高などの情報が書かれています。銘柄コードをクリックすると、チャートや企業内容など詳細な情報を見ることができます。

私は主に次のランキングを参考にしています。

  1. 値上がり率
  2. 値下がり率
  3. ストップ高
  4. ストップ安
  5. 出来高上位銘柄
  6. 売買代金上位銘柄

値上がり率ランキングとは、その日に値上がりした銘柄の前日比の上昇率を表しています。値上がり幅ではなく値上がり率なので、株価が低い銘柄が上位にくる傾向があります。

1,000円の株が50円上がっても5%ですが、100円の株が50円上がれば50%も値上がりしています。ですから、値上がり率ランキングでは後者の方が上に来やすいのです。

値下がり率ランキングは、その日に値下がりした銘柄の前日比の下落率を表しています。これも値上がり率ランキングと同様に、株価が低い銘柄の方が上位に来る傾向にあります。

ストップ高ランキングでは、値幅制限いっぱいに上昇した銘柄のランキングです。ストップ安ランキングは、制限値幅いっぱいに下落した銘柄のランキングです。

制限値幅とは、前日の終値からの値幅のことです。以下の図のようになっています。

出典:大和証券

例えば、前日の株価の終値が520円だった場合、制限値幅は100円なので、翌日の株価は620円から420円の範囲で動きます。そして、620円のことをストップ高、420円の事をストップ安と呼んでいるのです。

出来高ランキングは、出来高が多い順にランキングされています。出来高とは、期間中に成立した売買数量のことです。株式の場合は、一日、一週間など、ある一定期間内に売買が成立した株数を指します。出来高は、株価に先行すると言われ、市場の活性度を測るバロメーターとして使われています。

値上がり率や値下がり率同様、出来高ランキングも株価が低い銘柄が上位に来る傾向があります。 株価が安い銘柄の方が取引しやすいこと、そして発行済株式数が多い銘柄が多いので、市場に流通している株数が多いからです。

売買代金上位銘柄は、出来高よりも株式市場の人気をより表しています。売買代金とは、株式市場で売買が成立した金額で、株価に売買高をかけて算出されたものです。売買代金が大きいということは、取引が盛んである。売買代金が小さいということは、閑散としているということになります。

参考:売買代金は大相場の予兆!出来高との違いはこれだ!

その他に、個人投資家の話題になっている銘柄を確認する方法として、ヤフーファイナンスのランキングには銘柄別投稿数があります。

出典:ヤフーファイナンス

一番右の掲示板のところをクリックすると、コメントを見ることができます。コメントの内容は信憑性が低いものの、どの銘柄に注目が集まっているのかを把握するのに、掲示板投稿数ランキングは役立ちます。

1.2.翌日の株価動向を知るにはPTSランキングが便利

株式市場が引けた後(15時以降)でもPTSで株式を取引することができます。PTSとは、Proprietary Trading Systemの略で、投資家が証券取引所を経由せずに株式などを売買できる「私設取引システム」のことです。

モーニングスターの PTS ランキングでは、 SBI ジャパンネクスト証券株式会社が運営する「ジャパンネクスト PTS」 の株式ランキングが表示されています。

PTSは日中も取引されていますが、出来高が少ないので、夜間取引のランキングを確認するようにしましょう。夜間取引は 17:00~23:59で取引可能です。以下の図をご覧ください。

出典:モーニングスター

PTSランキングでは、以下の4つが確認できます。

  1. 値上がり率
  2. 値下がり率
  3. 出来高
  4. 売買代金

実際に取引しないでも、PTSでのランキングをチェックすることは、翌日どの銘柄が注目されるかがわかるので大切です。

PTSに関しての詳細は、以下の記事を参考にしてください。

PTS取引|私設市場の仕組みと活用方法

続いて、ランキングから銘柄の材料(ニュース)の調べ方をご案内します。

2.銘柄の情報源の調べ方

株式市場が開いてすぐに売買できるデイトレーダーは、ニュースに反応して素早く売買を行うことができます。しかし日中仕事などで忙しい、もしくは中長期で株式投資を行う個人投資家はどうすればいいのでしょうか。

それは、引けてからでも情報を詳しく分析することです。1日の値動きはどうだったのか、明日以降も注目されるような材料なのか。

そして、ニュースがでた銘柄だけでなく、関連銘柄の動きはどうなのかという所まで調べるのです。そのためには、テーマ株をまとめておくことをおすすめします。テーマ株の詳細は後ほどご紹介します。

ランキングでは上位10銘柄程度を意識して、気になった銘柄は次のような情報源で調べるようにしています。

  1. 日本経済新聞
  2. 適時開示情報
  3. 株探
  4. 四季報オンライン
  5. ツイッター

それぞれ詳しく見て行きましょう。

2.1.日本経済新聞は多くの投資家が読んでいる情報源

出典:日本経済新聞

プロの投資家のみならず、一般投資家でも株を取引している人の多くは、日本経済新聞を読んでいます。特に一面に掲載された記事は、株価に大きな影響を与えます。 ランキングで株価が大きく動いていたり、出来高や売買代金が増えていたりした時に、日経の記事が元ですと投資家から信頼性が高いと判断されます。

なお、楽天証券に口座を開くと日本経済新聞の記事を読むことができます。月々4,200円(電子版)が無料になりますし、日経テレコンで過去の記事がキーワードで検索(例えば「米中間選挙」など)できるので便利です。

2.2.適時開示情報は投資判断に重要な影響を与える情報

適時開示とは、「公正な株価の形成及び投資者保護を目的とする、証券取引所に上場した会社が義務付けられている投資判断に重要な影響を与える会社情報の開示」と定義されています。

これだけだと難しいので、以下で詳しく解説していきますね。

金融商品取引法では、法定開示と呼ばれる「有価証券報告書」、「四半期報告書」といった書類の提出が義務付けられているものの、日々状況が変わるマーケットにおいて法定開示のみを投資判断とするのは不十分と考えられ、速報性のある適時開示が行われています。

投資判断に重要な影響を与える会社情報とは、以下のようなものがあります。

  1. 決算短信
  2. 配当予想の修正
  3. 子会社設立
  4. 主要株主の移動
  5. 業績予想修正
  6. 合併
  7. 上場廃止の申請
  8. 資本金の減少

これらの内容は、適時開示情報サービス(TDnet)で詳しく見ることができます。

出典:TDnet

銘柄を詳しく検索したい場合は、以下のようにします。

出典:TDnet

赤で囲まれた検索ボタン(適時情報開示検索)をクリックすると以下のようなウィンドウが開きます。

 

出典:TDnet

キーワード検索(赤の囲み)で、証券コード、会社名などを入力すると

出典:TDnet

このように適時情報が表示されます。過去一ヶ月分の情報が検索できます。

この日は、VOYAGE(3688)がサイバー・コミュニケーションとの経営統合を発表(赤枠)しました。それにより、翌日の株価は以下のチャートのように、ストップ高になりました。

出典:SBI証券

このように、株価に大きな影響を与える情報を確認できることが分かります。

適時開示情報は重要な情報なので、他のサイトでも見ることができます。

日本経済新聞 適時開示ランキング

日本経済新聞では、どの適時開示情報が読まれているのかランキング形式で掲載しています。掲載は、上位200銘柄。直近1時間以内のアクセス数をもとに計算しています。以下の図をご覧ください。

出典:日本経済新聞

このようにランキング形式で見ることによって、どの銘柄が注目されているのかがわかるので、参考にしてみてください。

2.3.株探は決算速報などの情報が充実

出典:株探

株探は、決算に関する情報が充実しています。決算や開示情報から、翌日の株価の好材料、悪材料がまとめられていたり、テーマ株のおすすめ銘柄が掲載されていたりします。

ランキングで気になる銘柄を株探で検索すると、「サプライズ決算」や「明日の好悪材料」などの詳細な情報がでてくるので、翌日の取引の判断に役立ちます。決算速報は以下の図のようになっています。

出典:株探

このように、全市場、市場一部、市場2部、新興市場と市場ごとに分けて銘柄の決算速報を見ることができます。ほぼリアルタイムで出てくるので、決算の確認に役立ちます。

トップページから下に進むと、過去三日間の人気テーマと人気のニュースが出てきます。現在どんなテーマやニュースが注目されているのかを知ることができます。テーマやニュースの詳細を見ると関連銘柄が掲載されているので、どの銘柄に注目して取引すればいいのかが分かるようになります。

出典:株探

2.4.四季報オンラインは株式投資に欠かせない情報源

株式投資には四季報が欠かせませんが、紙の四季報は年4回しか発売されないため、記載情報が最新でない場合もあります。四季報オンラインなら毎日情報が更新されるので、常に最新の情報を入手することができます。

出典:四季報オンライン

四季報オンラインの便利なところは、四季報情報とチャート、そして関連ニュースが一目で見れることです 。四季報オンラインなら、企業を多角的に分析することができるので、短期トレードや長期トレードなど、様々なトレード手法で役立ちます。

無料でも多くのコンテンツを見ることができますが、ベーシックプラン(月額1,080円)を利用すると様々な情報を得ることができます。例えば、以下のようなことができるようになります。

  1. 見出し検索を使えるようになる
  2. 四季報発売前の先取り情報記事を見られる
  3. 特色ある有料記事を見ることができる。
  4. 業績予想更新銘柄を見ることができる  

見出し検索では、以下のような検索ができるようになっています。

出典:四季報オンライン

「連続最高益」の企業を調べたい場合や、「連続増配」を行っている企業を調べたい時などは、この検索機能を使うと便利です 。

例えば、配当を目的に株式投資を行う場合に、「連続増配」を行っている企業であれば、今後も配当が増える可能性がありますし、その中でもさらに「最高益」など企業業績が好調であれば、株価の値上がり益も狙うことができます。

編集部厳選の四季報先取り銘柄は、記者が入稿した原稿を編集部が「驚きの予想」というものを四季報発売前に、数銘柄ずつ先行配信する連載です。これにより、四季報発売日前にいち早く上方修正銘柄などをつかむことができるので、有料会員のメリットといえるでしょう。以下のような形で掲載されます。

出典:四季報オンライン

連載記事の中には無料で見れるものもありますが、以下の図のように赤枠で囲まれた記事は、有料プランに申し込まないと見ることができません。こういった有料記事は個別銘柄に関して書かれてることが多く、投資の際の参考になります。

出典:四季報オンライン

会社四季報では、会社が発表する業績予想以外に、四季報の記者が独自予想を出しているのも特徴です。企業が業績予想を修正した場合、四季報の記者は改めて内容を見直し、独自予想に変更があれば、業績予想更新銘柄の項目にまとめて掲載されます。

これも有料プランで見ることができ、好業績の銘柄を見つけることが可能になります。

出典:四季報オンライン

2.5.ツイッターは情報の速さが武器

デイトレードなど、短期トレーダーにとってはスピードが大切なので、サイトで情報を確認してから取引するのは難しいと思います。そんな時はツイッターが便利です。

私が参考にしているツイッターを3つご紹介します。

岡三マン

まずは、最速ツイートの岡三マンはチェックするようにしましょう。適時開示情報の内容や決算なども素早く知らせてくれるとともに、日経平均株価やドル円などが大きく動いてる時も、いち早く知らせてくれるので、相場の動向を読むのに役立ちます。

チャートナビ

投資家の間で話題になっている銘柄やツイートなどを紹介してくれます。どの銘柄に関心が向かっているのか、何のニュースが注目されているのかがわかります。

ただ、詳細な情報は書かれていないので、これまでご案内した日本経済新聞や株探などで調べるようにすると、どのような株価材料が投資家の間で話題になるのか判断できるようになります。

iimura masao

個別銘柄の材料を詳細に書いてくれています。「明日のデイトレード銘柄」として注目銘柄も書かれています。内容は、好決算や新商品発表など材料がでた銘柄が多いので、翌日上昇する可能性が高く、取引の参考になります。

3.テーマ株を見つけるためのおすすめサイト

ランキングで動いている銘柄を見つけた時、同じテーマで動く株を把握しておくと、複数の銘柄を仕掛けることができます。同じテーマの株なら値動きが似ていることが多いからです。

例えば、人工知能や5G、サイバーセキュリティなど様々なテーマがあります。最初から全て覚えるのは難しいものの、ランキングでチェックしながら銘柄を確認し、値動きをつかむようにしましょう。以下にテーマ株を把握するためのサイトを3つご紹介します。

3.1.株探は人気テーマベスト30が便利

出典:株探

先ほどもご紹介しましたが、株探はランキング形式でテーマがまとめられているので便利です。市場でどのテーマが注目かというのが一目でわかるようになっています。

3.2.みんなの株式はテーマギャラリーから銘柄を選べる

出典:みんなの株式

みんなの株式では、テーマギャラリーから銘柄を探すことができます。電池関連や人工知能、次世代技術など見やすい形でまとめられているので、こちらも検索するのに便利です。

3.3.Kabutie(カブ知恵)は人気テーマ株リストがおすすめ

出典:Kabutie

カブ知恵でも、話題のテーマ株ベスト5が出ているなど、注目のテーマが分かります。人気のあるテーマ株は大きく上昇することがあるので、関連銘柄をチェックしておきましょう。カブ知恵独自の目線で選定されていて参考にしてみてください。

4.まとめ

今回はランキングで注目する銘柄を見つけ、その材料(情報)を見つける方法をご案内してきました。初心者の方は、まずは次のような方法で取引する銘柄を見つけるようにしましょう。

ランキングで銘柄を見つける→情報源を確認する

このようにして動く銘柄を覚えたら、情報源から動く銘柄を徐々に予想できるようになります。ランキングに出てくる前に株を買うことができれば、さらに大きな利益を狙うことも可能になります。この記事が株式投資の参考になれば幸いです。

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