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最近株を始めたばかりの人はアノマリーという言葉は聞きなれないかもしれません。
しかし、そのアノマリーというものが株式市場にて非常に強い力を持っていて、そのアノマリーに従って株式市場が動く傾向が強いことを認識しておく必要があります。
そうでないとアノマリー通りに行動しているすべての投資家の逆の動きをして負けてしまうことがあるからです。
逆を言えばアノマリーを知っておけば、そのタイミングで買いか売りかを判断しやすいといえます。
このページでは、アノマリーについて解説したのち、市場に溢れるアノマリーについて一通りご説明していきます。
アノマリーとは、株式市場において「なぜそう動くのかはわからないけど、なぜかその時が来ると株式市場が前もって決められたように動く傾向」のことを言います。
実際の投資でも使用している投資家は多く、アノマリーどうりに相場が動くことも多々あります。そのためこれを知ることで投資成績も向上にも役立ちます。
投資する際の投資スタイルは、大きく分けて3つあります。
投資をする際には、ファンダメンタル分析により投資をするのが一般的です。それは業績だったり企業ごとのニュースだったり様々です。
そのような要因を加味したうえで、投資先がこれからも業績が伸びそうだと思えば、「成長株」として投資をし、また本来の価値よりも安くなっている割安に放置されていると思えば、「割安株」として投資をするのが、ファンダメンタル分析です。主に中長期で投資をする人向けの手法です。
次にテクニカル分析という手法があります。テクニカル分析は株価の値動きに着目をして過去の値動きから一定の法則を見出して、未来の株価を予想して取引をするというものです。主に短期で取引をする人向けの手法です。
そして、最後にアノマリーがあります。アノマリー自体は上記2つに当てはまらない、どうしてそうなるのか説明できない動きを使った投資手法だと言えます。ただそのような動きが何度も起こると、今後もそのような動きが起こるだろうと予想できるという点では、テクニカル分析に近い側面も持っています。
では、アノマリーにはどのようなものがあるのかを具体的にみていきましょう。
日経平均株価は225の企業の株価を加重平均して求めた数値のことです。そしてこの数値は株式市場全体のベンチマークとして様々な場面で使用されます。特に株を始めたばかりのうちは個別銘柄をひとつひとつ見るよりも市場の特性を掴むために日経平均やTOPIX、JPX400のような市場ベンチマークの動きを見ることも投資能力上達への近道でもあります。
さて、この日経平均ですがその動きに癖があります。下記図をごらんください。
日経平均の動きを過去10年分平均させたものをグラフ化しています。年間を通して見てみると、1月にまず日経平均は高値を付けて、2月にかけていったん落ち着き、3月の年度末にかけて株価を上昇させていきます。
その後、5月までは順調に推移するも、5月に大きな売りが入り株価は値段を下げて6月から9月の低調な相場へと移行。その後、10月から徐々に株価を盛り返して12月のクリスマス後までに株価を大きく上昇させる傾向があります。
上記のように動く理由として以下の2つの理由があるのではないでしょうか。
1つ目は、機関投資家の換金売りやヘッジファンドなどの売買、そして彼らのバカンスなどを考慮すると日経平均の動きの波に一致するという理由です。
機関投資家の決算後に株が売られるというのは有名な話です。また、例えば日本に比べ海外投資家の夏休みは長く、その影響が夏枯れ相場に出てきているとも言えます。
2つ目は、アノマリーを信じる人が多くなってきているので、相場がその通りに動きやすいという理由です。
ある程度、相場の波がわかっていて、このタイミングだと売られると把握しているため買いを手控え投資家が多くなります。そうすれば当然株価は上がりにくくなります。
上記2つの理由により、日経平均はアノマリー通りに動きやすくなっていると言えるでしょう。
さて、日経平均以外に株式市場でどのようなアノマリーがあるのかをご紹介していきます。
実は日経平均以外にも様々なアノマリーが存在しています。そしてそのようなアノマリーはしばしば市場で話題になります。ここでは様々なアノマリーをご紹介していきます。
日本のアニメが株価に影響を及ぼしているというアノマリーがあります。そしてそのアニメとはサザエさん、そしてジブリ系列の映画です。
まずサザエさんですが、視聴率が高くなると株価は低調で、逆に視聴率が低くなると株価は上がるというアノマリーです。サザエさんの視聴率と株価が反比例にあるということです。
話は単純で、サザエさんは自宅で家族揃って観るものなので、その視聴率が高いということは人々が外出していないということ、家にこもってしまっているという事で、消費の面で株価に悪い影響を与えているだろうというものです。
一方、ジブリの法則といわれるものがあります。これは、よくtwitterで話題になるのですが、ジブリが放送されると次の日の相場が荒れるというものです。これは、ジブリアニメが金曜夜に放送されるため、雇用統計と重なっているためだとも思われます。また、悪いニュースというのはその多くが週末に出る(株価へのインパクトを小さくする)ため、それも影響していると思われます。
大型株への投資をするよりも小型株に投資をしたほうが高いパフォーマンスになるというアノマリーです。小型株とは時価総額の小さな流動性の低い銘柄の事です。確かに小型株は、時にその株価が10倍以上になることがありますが、変な位置で買ってしまうと大きく損をする可能性もありますので、一概に小型株への投資が良いとは言えません。ただ投資戦略をしっかり立てた上で小型株への投資を続けていくのであれば、大型株よりもパフォーマンスは高くなるのではないでしょうか。
ここには日経平均の動きのアノマリー、アニメと株式市場の関係、小型株のパフォーマンスなどをアノマリーとしてまとめてきました。株式市場には上記以外にもたくさんのアノマリーが存在しています。このページから少しずつアノマリーに興味を持っていただければと思います。
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