エミン・ユルマズの発言録
エミン・ユルマズ「金の上昇はお金への不信の表れ」ドルを持てば安心ではない|探究!エミンチャンネル(2025年9月)
- だれが
- エミン・ユルマズ(エコノミスト・グローバルストラテジスト(レディーバードキャピタル代表))
- いつ
- 2025年9月12日
- どこで
- 探究!エミンチャンネル(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
金価格が過去最高値を更新した時期の回です。エミン氏は、金の上昇は各国の借金の膨張による法定通貨(ドルや円など)への不信の表れで、世界の金融システムへの警告の可能性があると述べました。円だけでなくドルも同じで、ドルを持っていればよいわけではないとしています。
何を語ったか
- 金は4月からの持ち合いを上に抜けたので、3,700ドル、3,800ドル、4,000ドルと突破していくのは想像できると述べました。
- コロナ以降、「金利が上がると金は下がる」という関係が崩れ、金利が高くても金が買われていると説明しました。背景に、大規模な財政出動と金融緩和による法定通貨への不信があるとしています。
- ロシア制裁でドルが「武器」として使われたことで、ドル以外の主要国が米国債を減らして金を買うようになったと述べました。
- 米国が保有する金を1オンス42.22ドルという帳簿上の価格から市場価格に評価し直す(再評価する)のではないか、という観測に触れ、雑にやればドルへの信認が大きく崩れる危険があるとしました。
- ただし今年の上がり方は「上がりすぎ」でもあるとし、ポートフォリオに金を入れることも考えてみてはどうか、という言い方にとどめています。
原文から
だからドル円買えばいいってもんじゃないんです
この発言の読み方
エミン氏の金の見方は、「金が上がるから買う」という話ではなく、「金が上がっているのは通貨の信用が落ちているサイン」という読み方です。円が弱いからドルに替えれば安心、とは考えない点がほかの論者と違うところです。金は短い期間では大きく下がることもあり、エミン氏自身ものちに「目先は頭が重い」と述べています(2026年6月)。
出典:探究!エミンチャンネル「ゴールド価格の上昇はグローバル金融システムにとって赤信号なのか?」(2025年9月12日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。