市川雅浩の発言録
市川雅浩「関税ショックの下値目途は3万円前後、冷静さが必要」|三井住友DS(2025年4月)
- だれが
- 市川雅浩(三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト)
- いつ
- 2025年4月8日
- どこで
- 三井住友DSアセットマネジメント公式チャンネル(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
トランプ米大統領の相互関税の発表で世界的な株安が続くなかの解説動画で、市川氏はテクニカル分析と株価収益率(PER)から日経平均の下値目途を示しました。長期の下値支持線は4月末で3万500円台、PER13倍なら約3万2100円、12倍なら約2万9600円とし、景気後退は回避できるとみて、落ち着いて状況を見守る必要があると述べています。
何を語ったか
- 4月2日の相互関税の発表以降、世界的な株安が続き、4月4日のダウ平均は1日の下げ幅で史上3番目の大きさを記録、ナスダック総合指数は直近の最高値から22.7%下がって弱気相場入りの目安とされる20%を超えたと整理しました。
- 日経平均は2024年8月5日の取引時間中の安値(3万1156円12銭)を割り込み、心理的な節目の3万円が意識されつつあるとしたうえで、2012年以降の長期上昇トレンドは先週までの下落でも崩れていないと述べました。
- 長期の下値支持線は4月末で3万500円台に位置し、まずはここが下値の目途になりやすいとしつつ、投げ売りの勢いが強いため一時的に割り込むことも予想されると述べました。
- PERで見ると、13倍なら約3万2100円、12倍なら約2万9600円(予想利益はほぼ変わらないと仮定)で、これらも下値の目途の一つとしました。
- 世界経済は目先下振れるものの、関税引き下げに向けた交渉や各国の経済対策で本格的な景気後退は回避できるとし、今回の急落は金融危機によるものではなく、金融システムは正常に機能していると述べました。
原文から
落ち着いて状況を見守ることが必要と思われます
この発言の読み方
この回の市川氏は、「どこまで下がるか」をチャートの線と利益に対する株価の倍率という2つの物差しで示し、数字で心の準備をさせる説明をしています。前提は「関税は交渉で引き下げ方向に向かい、景気後退は避けられる」という見方で、交渉が決裂して関税が長く高止まりすれば前提が崩れます。実際にはこの後、日経平均は同年夏に過去最高値を更新しており、急落時に長期の上昇トレンドを確認する同氏の姿勢がよく表れた回です。
出典:三井住友DSアセットマネジメント公式チャンネル「相互関税ショックに揺れる日経平均株価の下値目途」(2025年4月8日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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