市川雅浩の発言録
市川雅浩「AI・半導体株の調整は健全、上昇基調に戻る可能性が高い」|テレ東BIZ(2026年7月)
- だれが
- 市川雅浩(三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト)
- いつ
- 2026年7月9日
- どこで
- テレ東BIZ(YouTube)(動画)
- 元の出演
- 動画を見る
- 確認
- 字幕で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
モーサテの「朝活Online」で、市川氏はAI・半導体関連株の調整について、年初からわずか半年で3桁の上昇となった過熱の反動で、むしろ健全な動きだと述べました。投資マネーは株式市場から逃げておらず、上昇した銘柄から出遅れ銘柄へ物色が移っているだけとし、今月からの企業決算が持続性のカギとの見方です。
何を語ったか
- 米国ではナスダック総合指数が6月2日に、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が6月22日に最高値をつけた後、日本でも日経平均が6月25日に最高値をつけた後に調整色を強めていると整理しました。主な理由は、AI・半導体銘柄の人気が非常に高く過熱感が強まっていたことだと述べました。
- SOXと日経半導体株指数は昨年末から最高値の日までわずか半年で3桁の上昇となっており、調整はむしろ健全な動きと解釈できるとしました。
- きっかけとして、米大手クラウド事業者(ハイパースケーラー)の巨額投資の採算への懸念に加え、AIの利用者が払う金額を示す指数が低下傾向にあり、AI企業の価格決定力の低下が心配されていると紹介しました。ただ、利用者が安いモデルに移っただけで、需要の拡大と支払い総額の増加は続くことも十分考えられると述べています。
- 年明け以降は値上がりした銘柄を買う戦略が有効でしたが、足元ではAI・半導体以外の出遅れ銘柄を物色する動きが広がっており、マクロ環境の悪化や金融ショックによる株式市場全体の崩れではなく、投資マネーが市場から流出しているわけではないと述べました。
- AI・半導体関連が再び上昇に転じる可能性は現時点で高いとし、持続性のカギは関連銘柄の良好な業績で、今月から始まる企業決算が非常に重要な材料になるとの考えを示しました。
原文から
足元の調整は健全な動きということが言えるかと思います
この発言の読み方
市川氏は、下げの「中身」を見て、市場全体からお金が逃げているのか、銘柄の入れ替えにとどまっているのかを区別しています。この回の判断は後者で、だから上昇基調は続くという結論です。前提はAI関連企業の業績が期待に見合うことで、決算で巨額投資の回収見通しが示されなければ、調整が長引く可能性があります。この論点は2026年10月のコアウィーブ・ショックでも再び焦点になりました。
出典:テレ東BIZ ダイジェスト「AI・半導体相場の持続性について考える【朝活Online】」(2026年7月9日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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