井出真吾の発言録
井出真吾「5万円はバブルではない、年前半に分散投資を」|ダイヤモンド・オンライン(2026年1月)
- だれが
- 井出真吾(ニッセイ基礎研究所 研究理事 チーフ株式ストラテジスト)
- いつ
- 2026年1月1日
- どこで
- ダイヤモンド・オンライン(記事)(記事)
- 元の出演
- 元の記事を読む
- 確認
- 記事で確認
- 掲載日
- 2026/10/23
2026年の元日に公開されたダイヤモンド・オンラインへの寄稿で、井出氏はAIバブルとの指摘がありながら株価が大きく崩れないのは、そもそも日経平均5万円がバブルではないからだと述べました。来年度の利益の伸びから見たPERは標準の範囲に収まっているとし、新NISAの投資は「1月一括」が有利と考えられる一方、不安材料もあるので年前半にある程度分けて投資する戦略も考えたいとしています。
何を語ったか
- 日経平均は2025年11月4日に取引時間中の最高値5万2636円をつけた後、年末は5万円を挟んでやや調整含みで推移したと振り返りました。「AI向けの過剰投資」への懸念が強まった割に株価が大きく下がらないのは、そもそも日経平均5万円がバブルではないからだろうと述べています。
- 11月中旬に出そろった中間決算を集計すると、3月決算企業およそ700社の2026年度の純利益は11.7%増える見通しだと示しました。これをもとにするとTOPIXのPERは約15.2倍で、標準とされる14〜16倍の範囲に収まり、割高すぎることは全くないとしています。ただ、割安でもないので最近は株価の上値が重いのだろうと分析しました。
- 2026年は市場の変動は大きいものの、トランプ関税などの影響が一巡し、企業の利益は好調を保つと見込まれるとしました。予想EPSが今より15%増えれば日経平均の上限は4万8000〜5万2000円、20%の増益なら5万4000円も正当化されると計算しています。記事の題では、2026年末の日経平均「5万3000円」を掲げています。
- 2026年も新NISAで年360万円の非課税枠が与えられるとし、投資のやり方としては「1月一括投資」が有利と考えられると述べました。ただし、AIブームの減速やアメリカのインフレ再燃といった不安材料もなくはないので、年前半にある程度分けて投資する戦略も考えたいとしています。
原文から
そもそも日経平均5万円がバブルではないからだろう
この発言の読み方
井出氏は、市場で「バブルかどうか」が議論になるたびに、来年度の利益とPERの標準範囲を使って答えを出しています。この記事の見通しは、来年度の15〜20%の増益が前提で、利益が伸びなければ計算上の上限も下がります。NISAについても、一括投資の有利さを示しながら、不安材料を踏まえて分散の工夫を勧めており、断定を避けるバランスのとり方が読み取れます。
出典:ダイヤモンド・オンライン「日経平均は26年末「5万3000円」!?26年の投資戦略は「年前半に分散投資」が奏功か」(2026年1月1日)
このページは、出演・発言の内容を投資の教科書が要約したものです。正確な言い回しは元の動画・記事でご確認ください。引用は内容を示すのに必要な短い範囲にとどめています。発言の記録であり、特定の銘柄や商品の売買をおすすめするものではありません。
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